■「この曲は架空のメタバースに存在する架空の惑星を舞台とした架空のストーリーなんだ」(マシュー・ベラミー)
アルバム6作連続全英チャート1位に2度のグラミー賞受賞など、名実ともにイギリスを代表するロックバンドのミューズが、新曲「ウィル・オブ・ザ・ピープル」をリリースした。
『NME』誌により「実に名曲」と称えられた同曲は、彼らの卓越したストーリーテリングとサウンドによる情景描写が冴えわたる、軽やかなエレクトリックアンセム。ミューズがプロデュースを、セルバン・ゲニアがミックスを手がけている。
日本ではソニーミュージック移籍第1弾として8月26日に発売される9thアルバム『ウィル・オブ・ザ・ピープル』からの3rdシングルで、アルバムのオープニングを飾るタイトルトラックでもある。
また、ビジュアルエフェクツプロデューサーでアニメーターのトム・テラーが監督した同曲のMVも併せて公開された。
「この曲は架空のメタバースに存在する架空の惑星を舞台とした架空のストーリーなんだ。そこは、架空の通貨を発行している架空の銀行を運営する架空のデータセンターが示す架空のアルゴリズムで動いている架空の独裁国家に統治されていて、架空の住民が架空の都市に居住している。そこには架空のアパートがあって、架空の人物がある日起きて“こんな世界はクソ喰らえだ”って思う、そんな歌なんだ」とフロントマンのマシュー・ベラミーは語っている。
ミューズは、10月にアメリカとヨーロッパ数都市の劇場を回る特別限定公演を行うことも発表。「先月ロンドンで行なったイヴェンティム・アポロ(旧ハマースミス・アポロ)でのチャリティショウが本当に楽しかったから、2023年にツアーに出る前に、アメリカとヨーロッパでは長い間やっていなかったこの手の小さな劇場で数回やってみたくなったんだ」とバンドは語っている。
PHOTO BY Nick Fancher
リリース情報
2022.08.26 ON SALE
ALBUM『ウィル・オブ・ザ・ピープル』
ミューズ OFFICIAL SITE
https://www.sonymusic.co.jp/artist/muse/
https://www.muse.mu