山崎まさよし× ペンギンズ・ノブオ、『ロマンシングサガリ・ユニバース』新TVCMで兄貴・子分に

■テーマ曲「メヌエット」について「ゲームの世界でこれだけ長いこと愛されていて光栄です」（山崎まさよし）

山崎まさよしとお笑い芸人のペンギンズ・ノブオがスマートフォン向けRPG『ロマンシングサガリ・ユニバース』の新TVCM『さすらう者たち篇』に出演することがわかった。

『ロマンシングサガリ・ユニバース』がリリースから３.5周年を迎えることを記念して、「サガ」シリーズファンから長年愛されている楽曲「メヌエット」（『ロマンシングサガ-ミンストレルソング-』のテーマ曲）を歌唱している山崎まさよしと、ペンギンズ・ノブオを起用したTVCM『さすらう者たち篇』が6月1日から放映される。

本CMは、中世のとある酒場で山崎が吟遊詩人としてギターをチューニングしているところに、弟分であるノブオが「アニキ！　ジュエル、ゲットしました！」と大量のジュエルなど、イベント期間中にもらえる豪華報酬をアニキである山崎の元に持ってくるという内容となっている。

CM曲にはゲーム内で『ロマンシングサガ-ミンストレルソング-』（以下ミンサガ）とのコラボが実施されるということで、シリーズファンからの人気も高いテーマ曲「メヌエット」が使用されており、山崎は「ゲームの世界でこれだけ長いこと愛されていて光栄です」とコメント。

撮影現場では、山崎が弾くギターの音色の中で撮影が進み、本当にゲームの世界で撮影しているかのような空間で行われた。山崎は自身の撮影が終わってもノブオの撮影に最後まで付き合い助ける姿も。ふたりが本当の兄弟分かのような空気感で撮影している様子がメイキングに収められている。

■山崎まさよしペンギンズ・ノブオ　インタビュー
Q.今回の撮影の中で印象に残っていることや、初共演ということでお互いの印象について教えてください。
【山崎の感想】
山崎：初めてお会いして驚いたのが（ノブオの）声です。
ノブオ：「これ？これのこと？」そうなんです、申し訳なくて。耳とかを大切にしないといけないじゃないですか？もう高くて大きい声出すのが申し訳なくて。失礼しました。
山崎：いや、全然。日頃こういう感じでやっておられるんだと思って･･･ノブオ：「当たり前だろ！」
山崎：そういうやつなんですね～。僕はもうセリフも「ダ、ダブルか」しかないので、僕は（ノブオに）ついていきました。
【ノブオの感想】
ノブオ：1個申し訳ないと思ったのが、僕は後ろからしか撮られていないんですけど、山崎が正面でリアクションをするシーンで、セリフを言い終わったあと、決め顔なのでメンチきっていたんです。そしたら回を追うごとに少しずつ山崎がこうなってきちゃっていて（メンチを切っているような顔）、僕がメンチきったせいで変な影響が出てしまったかなというのが、本当に申し訳なかったなというのがありました。
Q.今後3.5年を自由に使えるならどんなことを身に着けたいですか？
ノブオ：今日の撮影を終えてじゃないですけど、山崎を見ていて、こんな包容力がある人になりたいなぁと思いました。（山崎が）ミスしてもいいんだよという目をしているんですよ。もう（撮影を）終えられているのに、「一人で大丈夫かい」っておっしゃって下さって、最後まで（一緒に）いてくださったんです。
山崎：オンリーは照れるでしょ。
ノブオ：いやぁそうなりたいです。僕だったらすぐ帰っちゃいます。（セリフを）嚙んだりした時も「大丈夫よ」という顔を一番してくださってくれるんです。困ったら見てました。山崎のことを。
Q.山崎がもしノブオとコラボ歌唱をするなら「メヌエット」を歌いますか？
山崎：この高い声を生かして・・・
ノブオ：あります？僕一回カラオケでその声のまま歌ってみろと言われて歌ったんですけど、全部「矢野顕子さん」になっちゃったんですよ。
山崎：あ～なるよね。あの感じだったら。矢野顕子さんだったらだいたいイケるんじゃない？こんな感じでね。
（山崎、矢野顕子さんのモノマネ）
ノブオ：貴重ですよ！貴重なモノマネ。
■山崎まさよしインタビュー
Q.ミンサガで「過去に人間に負けたことを1000年間根に持っている」邪神サルーインというキャラがいますが、山崎は勝負に負けた際、すぐに切り替えられるタイプですか？それとも負けたことを長い間引きずるタイプでしょうか？
山崎：苦い思い出はずっと覚えていますよね。良いことはすぐ忘れます。でもそれがないと、（人は）前に進まないでしょうね。人間は弱いですから。なので、そうならないように教訓にするとかですかね。
Q.サガシリーズはゲーム界で30年以上、山崎は芸能界で27年と共に長く愛されているからこそ続いているのではと思うのですが、長く続けていられる秘訣とそこから学んだり得られたことはどんなことですか？
山崎：こういう世界ですから、新しい物事というのに人は飛びついて行きます。長く続けるというのはやはり、聞いてくれる人がいたり、ファンの方のおかげです。ただ、時代によって変わっていく人もいます。僕はあまりそういうことをしてこなかったんです。今これが来ているから（新しいことを）しようというよりかは、（その時に）できることに邁進する。ただ目の前のできることをやってきたような気がします。自分は自分のスタイルというか、疲れても飽きても、そういう自覚を持ってやるというということなんですかね。