■「ファンのみんなが普段はLOVEを歌いながらアンコールをしてくれるから、今回は私がLOVEを歌ってみんなの元へ行きました」(MACO)
MACOの、アルバム『We Promised.』を携えての全国ツアー『MACO We Promised. 〜Acoustic&Pop〜 Final』が、5月29日、東京・日経ホールにて大盛況の中で幕を閉じた。
本ツアーは5月1日の東京・日経ホールを皮切りに、兵庫、北海道、愛知、福岡と全国5ヵ所で開催され、同じく東京・日経ホールで最終日を迎えた。
ツアーは1部がアコースティックアレンジ、2部がポップスアレンジの2部構成。
花に包まれたスカートで登場したオープニングは、アルバムの代表曲でもある「Promised.」をアカペラからスタートし、会場を一瞬でMACOの世界に引き込んだ。続く、2曲目3曲目は「恋蛍」「運命」。両楽曲もアルバムに収録されており、MACOらしいラブソングになる。3曲連続で歌い終わったあと、「緊張したー」とMCを挟み、会場を和ませた。続く楽曲は「存在」「桜の木の下」。「桜の木の下」はABEMAのドラマ『僕だけが17歳の世界で』の挿入歌として起用され、このドラマをきっかけにMACOを知った人も少なくないほどの代表曲のひとつ。さらに、楽曲はアルバム収録曲でもある「春一番」へ。綺麗なアコースティックギターの音色が印象的な楽曲は、ラブソングではなく卒業をテーマに出会いと別れを綴った、MACOとしても挑戦した楽曲だ。その後「7月7日の今夜」「アマオト」と連続で披露し「再恋愛」で前半1部を締めた。
衣装チェンジした2部は前半のイメージをガラッと変えたスタイルで登場。拍手の中、迎えられたMACOは、アルバムの中で特にファン人気が高い「運命共同体」「lonely」を続けて披露。オリジナルと同じ表現性を届けたいというMACOの想いのもと、オートチューンを用いてそのまま「NATURAL LOVE」「We Gonna Be Happy」と続けて歌唱した。MCを挟み「夏風邪」「タイムリミット」「交換日記」の3曲を披露。その後はバラード2曲「手紙」そして、アルバムの中でファンの中では“エンラブ”と呼ばれて非常に愛されている「End Love?」を続けて披露し、涙するファンも見受けられるほど熱いパフォーマンスを展開した。本編の最後は「これは君への最初のラブレター」をツアーアレンジバージョンで熱唱。「あー、終わっちゃった」とツアー最後を惜しみながら、会場を幸せな気持ちで包み込んだ。
アンコールでは、「MACOファンのみんなが普段はLOVEを歌いながらアンコールをしてくれるから、今回は私がLOVEを歌ってみんなの元へ行きました」と、ステージ袖で歌唱し、ライブアレンジでそのまま「LOVE MYSELF」をパフォーマンス。歌唱中には、感極まり涙するシーンも。「みんなの拍手は宝物」「みんなの笑顔は宝物」と最後はファンのために書いた「愛」を歌唱し、約1ヵ月全国6公演に幕を閉じた。
最後に「MACOからのサプライズ発表があります」と、毎年夏に開催していた『Miss You Summer』を、今夏はBillboard Liveとタッグを組み横浜・大阪の2ヵ所にて開催することを発表。フルバンド編成でのスペシャルな夏のイベント、2022年はまだまだMACOのライブを楽しめる夏になりそうだ。
そして、オールスタンディングでの盛大な拍手の中、ステージをあとにした。
※写真は5月1日の公演
リリース情報
2022.04.06 ON SALE
ALBUM『We Promised.』
ライブ情報
『MACO Miss You Summer 2022』
07/31(日)大阪・Billboard Live 大阪 ※1日2回公演
08/13(土)神奈川・Billboard Live 横浜 ※1日2回公演
MACO OFFICIAL SITE
https://maco.futureartist.net/