■「FLOWER FLOWERというバンド体制になったyuiさんには、『新しいことをやっていくぞ!』という意気込みがあった」(小林)
緑黄色社会の小林壱誓(Gu)が、レコメンドしたい音楽を紹介する『誰だってNeed music』。第7回となる5月15日放送で紹介した楽曲は、FLOWER FLOWERの「月」。
前回の放送で、YUIの「Laugh away」を紹介した小林。「前回紹介した、まだ大文字の時のYUIさんがリスペクトするメンバーで結成されたバンド、FLOWER FLOWERの第1弾楽曲が『月』という楽曲です。FLOWER FLOWERが結成されて、僕が最初に聴いた曲も『月』だったんですけど、かなり衝撃を受けましたね!」とFLOWER FLOWER、そしてこの楽曲との出会いを話し、楽曲解説へ。
「サウンドも洗練されてるんですけど、まずこの冒頭の反復の歌詞ですね。<際限ない夜が続いて消えたのよ>というのが2回続いて、その後も<心臓を動かす 魔法が効いている>というのが2回続くんですよね。こういった挑戦というか仕掛けは、それまでのYUIさんの曲に無かったと思っていて」と自身が驚かされた箇所を説明すると、「とにかく、FLOWER FLOWERというバンド体制になったyuiさんには、『新しいことをやっていくぞ!』という意気込みがあって。それまで変わったことをやってきた人が、ポップスに行くという形はよく見るんですけど。YUIさんにはポップス・ロックをやっていた人が、オルタナティブな方向に行くという、新しい構図を見せられて。僕は『YUIさんはこういうこともやりたかったんだろうな』と受けとって、とても新鮮な耳で聴けたので良かったです」と感想を語った。
さらに「2番のサビ前からサビ頭の、♪新鮮だね 誰も知らないの は~じめてみた、って流れのyuiさんの歌い方も、あえて完璧を狙ってないというか。だからこそ素晴らしいんですけど、エモーショナルに歌ってるこの部分はかなりシビれるので、ぜひみなさんチェックして欲しいといいますか。意識せずに聴いても、そこが来たらフッとなると思うので、ぜひ聴いてみて欲しいと思います」と楽曲の聴きどころを語り、「全体的に息継ぎ=ブレスが、もはや呼吸みたいな音がふんだんに入ってて、それをイコライザーでかなりわざとらしく聴かせてると思うんですよ。そこも小文字になったyuiさんが、また大きな海に飛び出したんだなという気持ちになって、すごいワクワクした要因でした」と熱い解説で、レコメンドを締めくくった。
『誰だってNeed music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週日曜午後に放送中の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で、13時30分~、15時25分~(※)放送。毎回1曲ずつ、小林壱誓が自らセレクトしたおすすめ楽曲を紹介。熱量の高いレコメンドで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかった小林の言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』プレイリスト
『誰だってNeed music』概要
5月15日(日)放送
毎週日曜13:30~、15:25~放送
※放送時間は毎週入替
※J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で毎週放送される120秒の長尺CM企画。
リリース情報
2022.04.20 ON SALE
緑黄色社会
SINGLE「陽はまた昇るから」
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