■「今までの巨人を倒すときに使っていたエモーションを、恋愛の煌めきに使ってみました」(荒木哲郎監督)
日本が誇る最高峰のクリエイター陣が手がけた、現代の“にんぎょ姫”の物語――。映画『バブル』より、圧倒的な映像美で描かれた本編映像が解禁された。
映画『バブル』は、世界に降り注いだ泡(バブル)によって、重力が壊れた東京で、少年と少女の想いが引かれ合う、グラビティアクションラブストーリー。
本作の物語の重要なカギを握るヒロイン・ウタに命を吹き込むのは、Z世代から圧倒的な支持を集めるシンガーソングライター、りりあ。。さらに、アーティストとして本作のエンディングテーマ(主題歌)「じゃあね、またね。」も書き下ろしており、異例とも言える大抜擢で、声と歌で本作の世界観を華やかに彩っている。
本作のオープニングテーマ(主題歌)は、破竹の勢いで音楽業界を席巻し続けるアーティスト、Eve(イブ)によるあらたな書き下ろし楽曲「Bubble feat.Uta」。こちらでも、もちろんりりあ。の歌声がフィーチャーされている。
今回、解禁となった映像は、主人公・ヒビキとヒロイン・ウタがパルクールを通して初めて心を通わせる重要なシーン。りりあ。が本編で初めて歌声を披露するシーンでもある。
映像は、ヒビキから過去の話を聞き、自分の気持ちに気付いたウタが、あるメロディを口ずさむシーンからはじまる。最初はあまりうまく歌えないウタだったが、再び歌い始めると、透き通るような美しい歌声を披露する。あまり言葉を話していないウタが突然披露したその歌声に、驚きを隠せないヒビキだったが、その歌声を聴き、自身の過去の記憶がフラッシュバックする。ウタは、ヒビキを誘うように、そのメロディにのせて華麗な動きを見せると、ヒビキもその動きに引き寄せられるかのように走り出す――。
徐々にシンクロしていくその姿から、言葉はなくとも通じ合っていくふたりの心が感じ取れる印象的なシーンとなっている。
このシーンは、キャスト陣も本作の好きなシーンとして上げており、また、ラブパルクールとも表現されるヒビキとウタがパルクールで心を通わせるシーンについて荒木監督は、「心を通じ合わせるシーンでこんなに作画枚数が必要なんだという……。アニメーターの超絶アクションと澤野さんの劇伴がいちばん盛り上がっているこの瞬間に合わせて作り上げることは、やってみて面白いなと思いました。今までの巨人を倒すときに使っていたエモーションを、恋愛の煌めきに使ってみました」と制作時の思いを明かしている。
映画情報
『バブル』
5月13日(金)全国公開
※NETFLIX 版は4月28日(木)全世界配信
りりあ。 OFFICIAL SITE
https://www.toysfactory.co.jp/artist/riria
映画『バブル』作品サイト
https://wwws.warnerbros.co.jp/bubble-moviejp/