■「単なる端役だと思ったのですが、物語の要となる父・為義役ということで『大丈夫かな』と思いつつ、しっかりやらせてもらいました」(ユニコーン・川西幸一)
人口約9,700人と、佐賀県内で2番目に小さい町、上峰町。
そんな上峰町が2020年より重きを置いているのが、上峰町にゆかりがあると言われる、 “鎮西八郎”こと源為朝を顕在化した町おこし事業『鎮西八郎(源為朝)プロジェクト』。
2020年12月、同町の公式YouTubeチャンネルで為朝伝説のショートムービー『鎮西八郎為朝』の配信をスタートした。
為朝をイメージして書き下ろされたテーマソング「TIME-TO-MORE」をロックバンド・ユニコーンが歌い、プロダクションI.Gとアニプレックスがアニメを手がけ、同町の公式YouTubeチャンネルで配信をスタートしたところ、300万回再生を突破。
アニメ化希望のコメントが多数寄せられたこともあり、為朝の生涯をストーリー仕立てにすることで、為朝への理解とファンを増やそうと、本格的なWEBアニメ『鎮西八郎為朝』の制作に踏み切った。
アニメのテーマは“人間愛”。暴れん坊の為朝が、家族・仲間を通じて、人間愛を感じ、一人前の大人に成長していく過程を、九州平定した拠点といわれる佐賀県上峰町“鎮西山”を舞台にアニメドラマでお届けする。
昨年12月に公開され、YouTubeの動画広告で効果の高かった映像に贈られる「YouTube Works Award 2022」の「Force for Good部門」ファイナリストにノミネートされている第1話に続き、いよいよ第2話が5月2日より配信スタート。
歴史好きで知られるユニコーンの川西幸一が声優に初挑戦し、第2話から登場する為朝の父、源為義を熱演。
同じく初登場の、為朝の兄・義朝(cv.小野大輔)と藤原頼長(cv.置鮎龍太郎)や為朝との関係性など、その展開に注目しよう。
今後は13話まで毎月1話の公開を予定している。
■川西幸一(ユニコーン)コメント
アフレコに参加させてもらうと聞いたときは単なる端役だと思ったのですが、物語の要となる父・為義役ということで「大丈夫かな」と思いつつ、しっかりやらせてもらいました。
為義は源氏の歴史をつくる前の重要な立場にいた人物です。大きな流れの狭間で微妙な時代を生きてきた人なのではないかと思います。
主題歌「TIME-TO-MORE」の制作はけっこう大変でしたが、いろいろ調べているうちに為朝の懐の深さや強さ、愛情が見えてきたので、それを詩に書きました。完成した曲にはすごく満足していますし、いかにもユニコーンらしい曲になりました。
ユニコーンは九州好きを公言しています。僕が個人的に好きなのは実は佐賀で、鍋島藩に伝わる「葉隠」や明治維新の近代化に尽力したことをすごいと思っています。アニメ「鎖西八郎為朝」をぜひご覧ください。
You Tube上峰町公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCvrmC3Kn8UJKaAGdwv4mBDg
ユニコーン OFFICIAL SITE
https://www.unicorn.jp/