■「長い年月のなかで、お互いできること・できないことを理解し合っていて。足りないものをみんなで補いながらここまでやってきた感じですね」(緑黄色社会・長屋晴子)
緑黄色社会が、4月27日発売のファッション誌『Oggi』6月号(小学館)に登場。
ラジオDJ・サッシャがナビゲーターを務める音楽連載「働く私にMusik」(Musikはドイツ語で音楽の意)で、デビュー10年の軌跡を振り返った。
力強い歌声とエモーショナルなサウンド。聴く者の心を離さないその音楽は、ドラマやCMから声がかかることも多く、手掛ける主題歌や挿入曲も多数。1月には、タイアップ曲を多数収録したアルバム『Actor』をリリースした他、『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』の主題歌「陽はまた昇るから」も今月リリースしたばかり。
いまやエンタメ界を音楽で支える存在と言っていい彼らだが、デビューまでの道のりは平坦なものではなかったと言う。
高校時代に出場した10代限定のロックフェスで準優勝し注目されるも、「自分たちがどんな音楽を発信していきたいかが定まっていなくて、曲が作れずに悩んだ期間が長かった」とギターの小林壱誓。ボーカル&ギターの長屋晴子も「そんな数年も含めて、あっという間のような長いような10年だったなぁ」とこれまでの道のりを回顧する。
それでも歩みを止めなかったのは「向かう先が一緒だとわかっているから、道を外れずここまで来られたと思います」とキーボードのpeppeは語る。
前に進めなかった時期、4人を支えたのは“国民的な存在になりたい“という夢と、メンバーの固い“結束”。小林はCD販売や物販などの営業兼経理、ベースの穴見真吾はグッズデザイン、長屋は在庫担当、peppeは録音素材などの管理……とかつてはそんな役割分担をしていたという。
「長い年月のなかで、お互いできること・できないことを理解し合っていて。足りないものをみんなで補いながらここまでやってきた感じですね」(長屋)。
メジャーになったいまも4人の“結束”は変わらず。誌面にはそんな「絶妙な関係」(長屋)を伝えるインタビューや撮り下ろし写真がたっぷり掲載されている。
そんな4人についてサッシャは「お互いを素直に認め合える。だから“リョクシャカ”の笑顔は眩しい!」とコメント。ラストは「わあ、なんだか沁みる~!」(peppe)と感動の展開となったインタビューは必読だ。また、4人の素顔に迫るQ&Aも掲載される。
リリース情報
2022.04.20 ON SALE
SINGLE「陽はまた昇るから」
緑黄色社会 OFFICIAL SITE
https://www.ryokushaka.com/