■手話で表現されたX JAPAN「Say Anything」に、YOSHIKIが涙ぐむ場面も
ライブ配信アプリ『17LIVE(ワンセブンライブ)』が、4月15日、同社の社会活動プロジェクトのグローバルアドバイザーであるYOSHIKIを迎え、“持続可能な社会やSDGsに音楽が貢献できること”を考える特別番組『みんなの音楽 with YOSHIKI』をライブ配信した。
本番組ではYOSHIKIとメディアアーティストの落合陽一の初対談が実現し、これまで音楽が社会に与えてきた役割や意義について考えながら、今後音楽の持つポテンシャルについて熱く語り、リスナー(ライブ配信視聴者)とともに大いに盛り上がった。
また、音楽に関係する企業が行っているSDGsへの取り組み紹介や、音楽やパフォーマンスで活躍する「17LIVE」ライバーとのトークコーナーを通じて、音楽の多様な魅力に迫ったほか、この日限定の無料ギフト「YOSHIKI登場!」が贈られた個数に応じて、YOSHIKIが運営する米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」へ寄付する企画が実施された。
【ライブ配信レポート】
この日、MCを務めたのは、音楽ライターの傍ら数々のイベントや番組でも活躍するジョー横溝と、タレント・ラジオDJとして活躍する三原勇希。メディアアーティストの落合陽一をゲストに迎え、番組がスタート。
冒頭では音楽に関係する企業が行っているSDGsへの取り組みとして、Pioneer(パイオニア)の「身体で聴こう音楽会」と島村楽器の「楽器アップサイクル」のプロジェクトが紹介された。
そしてYOSHIKIが登場し、落合との対談「みんなの音楽・スペシャル対談」が始まると、「YOSHIKIきたあああああ」「待ってました!!」といったコメントが多く寄せられ、リスナーの盛り上がりは最高潮に。
ふたりは、持続可能な社会に向けた音楽の未来についてトーク。音楽の重要性を知るふたりの対談は終始高いグルーヴで展開された。落合が取り組む視覚障害者に向けた日本フィルハーモニー交響楽団とのプロジェクト「耳で聴かない音楽会」について紹介されると、YOSHIKIは「耳が聞こえない方がコンサートに良く来られるんです。人間は耳で聴こえない周波を体で感じていて、この取り組みは理にかなっている」と強く共感した。
落合からの「農耕時代以前の人たちは、どんな音楽を奏でていたと想像しますか?」などのユニークな問いを受けて、YOSHIKIは「僕は本能派なんです。今も本能で突っ切るタイプですね」とコメント。落合は「今後は、本能以外のことはコンピューターがやってくれるわけですから、本能が重要な時代になりますよ」と独自の視点の未来を語った。
また、YOSHIKIが「アーティストとリスナーの関わりは、ブロックチェーンが変えていくと思う」と語ると、落合は「音楽とブロックチェーン、NFTは相性がいい」と語り、アーティストとリスナーが直接繋がり、権利を公平に守っていくことがあらたな価値を生み、人々が豊かになる可能性を示唆するなど、音楽の未来について熱く深く語った。
番組後半では音楽やパフォーマンスで活躍する「17LIVE」ライバー、鈴木龍二 Martin、三浦剛 sign18、ユウナ uunaの活動を紹介。様々なジャンルにおいて人々の日常の生活を豊かに彩る“音楽”の力があることを再確認した。
コーナーのトップバッターで登場したユウナは、オリジナル曲「テレカクシ」を情感たっぷりに披露。物怖じすることなくYOSHIKIや落合に質問やコメントをぶつけ、「ぶっ込みますね!」と出演陣も驚きの表情を見せていた。
自身の代名詞でもあるドラムとラップのナンバーで、X JAPANの代表曲「紅」を織り交ぜたアレンジ曲をパフォーマンスした鈴木。演奏後、YOSHIKIからは「情報量がありすぎて、コメントが追いつかない。負けた(笑)」とのひと言も! 圧巻のパフォーマンスで度肝を抜いていた。
俳優兼手話パフォーマーの三浦剛は、X JAPANの「Say Anything」を手話で表現。楽曲の歌詞に絡めて、聴覚に障害を抱える奥様とのエピソードも披露すると、パフォーマンスの余韻もあり、YOSHIKIが思わず涙ぐんでしまう場面もあった。
番組を振り返った落合は「グルーヴ感がある番組で、とても楽しかった。まだ無限に話せますね」と語り、YOSHIKIは「音楽はつねに進化し、どんな環境にあっても音楽と人は関わっている。だからこそつねにアンテナを張り続け、SDGsが求められる時代に音楽で多くの方の背中を押さなくてはいけないと感じた」と語り、持続可能な社会やSDGsにおける音楽の重要性を強調した。
(C)17LIVE
番組概要
https://jp.17.live/pressrelease/15987/
17LIVE OFFICIAL WEBSITE
https://jp.17.live/