■「役として歌・ダンスのパフォーマンスをすることは新たな自分に出会えるチャンスですし、その姿を見てもらえることにもワクワクしています」(岩本照)
岩本 照(Snow Man)が主演を務める、ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』が、8月・9月に東京国際フォーラムホールC、オリックス劇場にて上演されることが決定した。
本作は1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説『世界をだました男』をもとに製作された映画のミュージカル版。 映画はスティーヴン・スピルバーグが監督し、主役の天才詐欺師をレオナルド・ディカプリオ、彼を追うFBI捜査官をトム・ハンクスが演じるというハリウッドが誇る二大名優の競演が話題となった。
ミュージカルは2009年7月にシアトルにて初演。その後2011年にブロードウェイに進出し、同年のトニー賞ではノーバート・レオ・バッツが主演男優賞を受賞、ミュージカル作品賞をはじめ計3部門にノミネートされるなど、高い評価を得ている。
岩本 照(Snow Man)が演じるのは、主役の若くハンサムな天才詐欺師フランク・ジュニア。 歌・ダンスの確かな実力でSnow Manのリーダーとしてグループを牽引し、最近では映画やバラエティでの活躍も目覚ましい岩本が、満を持してブロードウェイミュージカルに初挑戦する。
天才詐欺師を追うFBI捜査官カール役を演じるのは、日本のドラマ・映画界には欠かせない存在であり、近年は舞台でもその存在感を遺憾なく発揮する吉田栄作。ヒロインのブレンダ役にはAKB48卒業後は女優として活躍の幅を広げる横山由依。岸祐二、春野寿美礼、生田智子、阿部裕らミュージカル界の実力者もそろい踏み、豪華で華やかな出演者が揃った。
■岩本 照(Snow Man) コメント
ミュージカルはいずれチャレンジしたいと思っていた分野だったので、今回お話を頂いてとても嬉しかったです。原作となった映画は拝見しましたが、ミュージカルならではの歌やダンスの要素がどのようにストーリーに融合するかがとても楽しみです。今回演じる役は詐欺師として劇中で様々な変身をしていく役ですが、作品内での変化を自分も楽しみつつ、お客様にも楽しんでいただけたら嬉しいです。役として歌・ダンスのパフォーマンスをすることは新たな自分に出会えるチャンスですし、その姿を見てもらえることにもワクワクしています。豪華なキャストの皆さんと力を合わせ、観に来て下さるお客様の心をわし掴みにしたいです!
イベント情報
ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
08/11(木・祝)~09/04(日) 東京・東京国際フォーラムホールC ※全30回公演
09/09(金)~09/15(木) 大阪・オリックス劇場 ※全10回公演
脚本:テレンス・マクナリー
作曲:マーク・シャイマン
作詞:マーク・シャイマン、 スコット・ウィットマン
演出・翻訳・訳詞:上田一豪
出演:岩本照(Snow Man)、横山由依、岸祐二、生田智子、阿部裕、春野寿美礼、吉田栄作 ほか
■あらすじ
1968年のニューヨーク州ブロンクスヴィル。16歳のフランク・ジュニア(岩本照)は父のフランク・シニア(岸祐二)、母のポーラ(春野寿美礼)と三人で仲良く暮らしていたが、幸せな生活は父の事業失敗により破綻。家は売られ、母は別の男と出て行ってしまった。マンハッタンへと渡った失意のフランクは、父からもらった小切手をきっかけに小切手偽造を思いつく。さらに、街で衆目を集めるパイロットを見かけたことから、なりすましも計画。フランクは偽パイロットとして、偽造小切手片手に世界中を旅する生活を始めることに。
世界的な小切手偽造犯の捜査に、ついにFBIの捜査官カール(吉田栄作)が乗り出す。追われるフランクと追うカールの間には、いつしか奇妙な友情が芽生え始める。カールの捜査を辛くも逃れながらパイロットから医者へと姿を変えたフランクは、看護師ブレンダ(横山由依)と恋に落ちる。ブレンダの父ロジャー(阿部裕)や母キャロル(生田智子)のような温かい家庭を築こうと結婚を誓った矢先、カールの捜査の手が再びフランクに迫る……。