■坂井泉水が乗っていた“車”、ジャガー・マーク2も展示予定
今年2月、デビュー30周年を締めくくる記念ライブが大盛況のうちに幕を閉じたZARD。
そのライブの来場者へ告知されていた『ZARD MUSEUM』の全容が、2ヵ月を経て初めて明らかになった。
ZARD MUSEUMは、その名の通り、ZARDの博物館。
会期は6月10日~6月12日の3日間、会場は過去にZARDの追悼ライブが行われた場所でもある大阪・堂島リバーフォーラム。
坂井泉水の逝去後開催されてきたどのZARDの展覧会とも異なる鑑賞体験ができるよう、この堂島リバーフォーラムだからこその大規模かつ自由度の高い空間で、初公開を含む数々の展示、映像上映が企画されている。
本展で上映を予定される映像は1996年~1998年にかけてニューヨーク・アメリカ西海岸・シドニーで行われた撮影時のもので、当時、帰国後スタッフから坂井本人に“撮影の思い出”として特別に編集・プレゼントされていた約30分に及ぶドキュメントムービー。
DAY1-NEW YORK・DAY2-WEST COAST・DAY3-SYDNEYと題され、3日間の開催期間中、1日ずつ上映される。
各日上映のどの映像にも、楽しげに女性スタッフの肩に腕を回したり、カメラマンとユーモアを入れつつも真剣に撮影を進めていく自然体且つプロフェッショナルな坂井の姿が溢れており、瞬きさえ惜しくなるような30分間だ。
展示ブースは坂井のプライベート、歌詞、衣装、写真とそれぞれコーナーに分かれており、そのすべてのコーナーで初公開の展示物が含まれるとのこと。
特に保管庫から膨大な数のファイルを持ち出して本展のための準備が進められている歌詞・写真は、過去最大の展示点数になる予定だ。なんと展示ファイルの一部を自由に閲覧できるコーナーもあるとのことで、是非、来場の際の楽しみにしていただきたい。
また、ZARDの制作の要であるレコーディングブースの再現コーナーも用意。
ここでは普段目にすることのない、実際の制作で使用されていたマルチテープやデモテープを間近で見ることができる。
そして今回の展示の目玉の一つが、坂井が実際に乗っていた“車”。
ファンは誰しも覚えのあるZARD 24th Single「息もできない」で使用されたジャガー・マーク2が堂島リバーフォーラムに持ち込まれる。この会場だからこそ実現した初めての展示だ。
ZARD・坂井泉水の“プロフェッショナル”と“等身大”の姿が堂島リバーフォーラムに溢れる、3日間だけのZARD MUSEUM。
映像と展示のすべてを体感しに、足を運ぼう。
イベント情報
『ZARD MUSEUM』
日程:2022年6月10日(金)〜6月12日(日)
会場:堂島リバーフォーラム
※MUSEUMの内容については予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。
ZARD OFFICIAL WEBSITE
https://wezard.net/