■二宮和也、坊主に無精髭で臨んだ主演映画『ラーゲリより愛を込めて』スーパーティザー映像&ビジュアルが解禁!
二宮和也が主演を務める映画『ラーゲリより愛を込めて』より、スーパーティザー映像&ビジュアルが解禁された。
第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった60万人を超える日本人。劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の諍いも絶えないなど、あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下で、生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた人物がいた。それが、山本幡男である。
本作は、自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの捕虜たちの心に希望の火を灯した山本幡男の壮絶な半生を描く。
山本幡男を演じる二宮和也は、瘦せ細った捕虜役を演じるため、瀬々監督からの要望に応え大幅に体重を落としてからクランクイン。頭を坊主にして無精髭を生やし、山本のトレードマークである丸眼鏡をかけて撮影に臨んだ。
今回初解禁されたのは、猛烈な吹雪が舞う厳冬のシベリアで過酷な労働に耐えながらも、仲間に微笑みかけ、“生きるのをやめないでください” “帰国(ダモイ)の日は、来ます”と力強くうなずく表情に、人々に希望を与え続けていた山本の優しさと強さを感じる30秒の映像。「山本は、自分の想いに蓋をしてしまった仲間に対し心の底にあるはずの願いに、気づかせてあげられる人」と語る二宮が魂を込めて山本幡男を熱演した姿を垣間見ることができる。
あわせて解禁となったスーパーティザービジュアルでは、列車の中から雪の舞うシベリアの空を眺める山本の姿が。その瞳には捕虜の身で何処へ連行されるかもわからない絶望的な状況でも、帰国(ダモイ)を信じ、遠く離れた日本にいる家族に思いを馳せる姿が切り取られている。
映画『ラーゲリより愛を込めて』は、今冬、全国東宝系にて公開予定。
映画情報
『ラーゲリより愛を込めて』
2022年冬 全国東宝系にて公開
原作:『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん著/文春文庫刊)
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫
企画プロデュース:平野隆
出演:二宮和也 ほか
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:東宝
(C)2022『ラーゲリより愛を込めて』製作委員会 (C)1989清水香子
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