■「映画は101分ですが、ももクロのドキュメンタリーはずっと続く」(玉井詩織)
TBSのあらたなブランド『TBS DOCS』のメインイベントとして、3月18日から24日までの7日間、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催されている『TBSドキュメンタリー映画祭 2022』。
3月22日、ドキュメンタリー映画『ももいろクローバーZ~アイドルの向こう側~』が上映され、ももいろクローバーZの玉井詩織と、酒井祐輔監督が舞台挨拶を行った。
本作は、ももいろクローバーZのメンバーや関係者たちへのインタビューを通じて、その可能性と未来を見つめるドキュメンタリー。玉井は「まさか自分たちのドキュメンタリー映画を作ってもらえるとは思わなかった。私たちはそんなにストイックじゃないので、見応えあるものになるのかわからなかった」と不安があったことを告白しつつ、「それだけ歴史のある活動をしてこられたのは、モノノフさんがいるからこそ。ドキュメンタリー映画を見て改めてそう思うことができた。今の姿を見つめ直す時間になりました」としみじみ語った。
さらに、ソロインタビューでは「事前に質問を知らなかった」という玉井が、「聞かれながらドキッとしましたね。これまで密着もののインタビューを多く受けましたけど、今回は突っ込んだ質問が多かった。これまでとは違う、視点を変えたものになっているのでは」と見どころを語った。
酒井監督は、「玉井さんに初めて会ったときから9年くらい経つ。玉井さんは現場に行くと、いちばんに僕を見つけてくれる。周囲をよく見ていて、なおかつ優しい気遣いをしてくれる。あと玉井さんはすごくきれいですよね。ひょっとすると4、50歳になって、ますます美しくなっていくのではないか」と称賛。それに対して玉井は「いやいや」と恐縮しながら「うれしい。期待を裏切らないように自分磨きを頑張ります!」とうれしそうに笑った。
最後の挨拶に差しかかると、酒井監督は「この作品を観たことによって、あらたな気付きや発見があればいい。モノノフさんたちがこれまで彼女たちを応援してきたのは間違いじゃない、そう思える作品。これからも、ももクロを見守っていきましょう」と呼びかけた。
玉井は「ももクロは今年で結成14周年。ひとりの人間が成長するのには十分すぎる年数です。恥ずかしさもありながら、保護者がたくさんいる感覚」とモノノフたちに感謝。「これまでの嘘偽りのない活動を、こうして追いかけていただいて、受け取っていただけてありがたい気持ち。この作品を観たら、未来の姿をちょっと想像していただけるのでは。映画は101分ですが、ももクロのドキュメンタリーはずっと続く。これからもいろんな景色を私たちと一緒に見ていただきたい」と語った。
また、この日司会を務めたTBSの渡部峻アナウンサーがモノノフであることが判明。酒井監督が「推しは誰?」と聞くと、少しためらった後に「あーりん(佐々木彩夏)です」と告白。玉井も去り際に「あーりん推しなんですね」と話しかける場面もあった。
リリース情報
2022.05.17 ON SALE
ももいろクローバーZ
ALBUM『祝典』
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