ザ・リーサルウェポンズ、地元・中野サンプラザホールでのワンマン開催決定

■ザ・リーサルウェポンズ、『大コンバンワンマン～オレたち中野を大事にするぜ！地元のライブはハンパねぇ～』を9月30日に開催決定

ザ・リーサルウェポンズの2年越し初となる全国ツアー『ポンズの野望・全国版～もうがまんできねえ～』の最終日・東京公演が3月21日に恵比寿LIQUIDROOMにて開催された。

コロナで2度の中止。さらに今回ツアー初日で予定していた大阪公演をボーカル、サイボーグジョーの半導体トラブルによる公演延期というピンチを乗り越え、札幌、名古屋、大阪、東京公演を完走。東京公演はチケットソールドアウトの状態で公演を迎えた。

SEが流れる中、ステージを隠すような遮幕に映像が映し出される。戦国時代にタイムスリップしたかのようなイントロダクション映像で「もう我慢できねえ！」と走り出すメンバー。ステージ登場への期待感が最高潮に上ったところで恒例の「80年代アクションスター」“アニキコール”で遮幕にふたりの影が登場。まもなく遮幕が開かれメンバーが登場すると一気に会場の熱が上がる。

続いてアルバムに収録された新曲「ポンズのテーマ」では、客席に向けてCO2ガンを持ち観客を煽ると、さらに異様な熱気が会場を包みこんだ。

最初のMCでボーカルサイボーグジョーは、半導体トラブルによる公演延期を振り返り、「心配かけちゃってすみませんね？　あいむそーりー!!　センセイのお陰でバージョンアップされたから復活だよー！」とジョーらしいカタコトな言葉で観客へメッセージを投げかけた。

アイキッドは「3回の公演中止は正直きついなあと思ってましたが、今日は春分の日ということでね、無事にライブも出来て、いろんな意味で少しずつ春が近づいてきていると思うとすごくうれしいです」とコメント。

声援が出せない状況下、SEによる盛り上げ、背景スクリーンで合いの手や歌詞が表示される工夫を凝らした演出を披露。ウイルスと戦うすべての人々への感謝と尊敬の念を込められた楽曲「雨あがる」を披露すると、自然と温かい拍手が会場を包み込んだ。

拍手や合いの手で参加してくれるファンに、ふたりは「今日は来てくれて本当にありがとう！　ポンザーがいないとこのバンドもないから本当に感謝です」とコメント。そして本編最後の曲は、メンバーがリスペクトする80年代ギターヒーローへのレクイエムソング「さよならロックスター」。こうして本編全14曲を披露し感動的なフィナーレを迎えた。

間髪入れずにアンコールの拍手が鳴り響くと、ファンにはお馴染みのBANBANBAN・鮫島一六三が登場。メンバーに代わりグッズ紹介を担当。グッズ「Everyday 飲んじゃうジョッキ」を持ち、乾杯の合図をしようとするとザ・リーサルウェポンズのふたりがステージに登場。

「鮫さん勝手に乾杯進めないで～一緒にしよう！」というジョーとアイキッドも同じくジョッキを手に持ち、ファンと全員で乾杯。すると突然、会場内は暗くなり、カウントダウン映像がスタート。暗闇と期待が入り混じるなか、画面に「獣神サンダーライガー」の文字が表示され、ざわめく会場に獣神サンダーライガーが登場すると会場のボルテージは一気に上がる。

2021年11月13日に新宿フェイスで開催された『新宿バトルロイヤル』への出演がなかったことを怒りながら指摘されると、ステージ上はあわや対戦モードに。アイキッドの「もうこれはアレを一緒にやるしかない…！」の一声で、「94年のジュニアヘビー」を披露。ザ・リーサルウェポンズと獣神サンダーライガーの幻の共演が遂に実現となった。

この勢いのまま、獣神サンダーライガー、鮫島一六三、ザ・リーサルウェポンズの計4名でステージ上に並び、「きみはマザーファッカー」を披露。会場の拍手が鳴りやまないまま、本ツアー4公演の千秋楽を終えた。

ステージが暗くなり終わりかと思ったところで、さらなるサプライズが用意されていた。

彼らの地元“中野サンプラザホール”でのワンマン決定の大ニュースが画面に映し出されると、鳴りやまない大きな拍手が巻き起こった。

■2022年3月21日『ポンズの野望・全国版～もうがまんできねえ～』恵比寿LIQUIDROOM公演セットリスト
1. 80年代アクションスター
2. ポンズのテーマ
3. 東海道中膝栗毛
4. Super cub is No.1
5. 半額タイムセール
6. シェイキン月給日
7. 雨あがる
8. 毎日たのしい1週間
9. 熱血ティーチャー
10. マハラジャナイト
11. 川中島の戦い
12. プータロー
13. ホッピーでハッピー
14. さよならロックスター
EN1 94年のジュニアへビー with 獣神サンダーライガー
EN2 きみはマザーファッカー with 獣神サンダーライガー、BANBANBAN鮫島一六三