■『SING/シング:ネクストステージ』の公開記念初日舞台挨拶に新生SINGファミリーが大集結!
『SING/シング:ネクストステージ』の公開記念初日舞台挨拶が3月18日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7にて行われ、日本版吹き替えキャストの内村光良、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、ジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド(BiSH)、akane、田中真弓、木村昴、大地真央が登壇。春の雨に負けない熱気で、公開初日を全員で祝福した。
【イベントレポート】
公開前から話題沸騰となっていた映画『SING/シング:ネクストステージ』がついに公開初日を迎えた。
春の雨を吹き飛ばすような、鮮やかな春らしい装いで登壇したキャスト一同は満席の客席をうれしそうに見渡し、一礼。まず挨拶をしたのは本作の主人公バスター・ムーンを演じる内村光良。バスターのチャームポイントである蝶ネクタイの衣装に身を包み、「今日のために、昨日髪を切ってきました!」と報告するとキャストからも笑い声が。
そして、「5年という月日は本当にあっという間、という感じでした。こうやって再集結して、新たなキャストと一緒に我々が吹き込んだ声が、今日から全国の映画館で響き渡るのだと思うと感慨無量でございます」と初日を迎えた喜びを伝えた。
ゴリラのジョニー役を演じた大橋は「声優も、お芝居をすることも前作が初めてだったので、『これで満足していただけたのかな…』という気持ちもあったんですけど、『SING』の新作が出るっていう情報がサプライズでありまして、次ジョニーの出番があって、僕呼ばれなかったらどうしようかなっていうのが非常に心配でした。今日こうやって舞台挨拶のステージ立てて非常に光栄です」と不安だった胸の内を吐露。
ブタのグンター役の斎藤は会場にあるジェシーのファンが持つ団扇を見て、「実は僕、本名がジェシーと言いまして…」とジョークを交えながら挨拶。「新しい仲間を加えながら、すごくパワーアップした映画でございます。もう、何も言いません。とにかく観ていただきたい!この想いで今日を迎えることができ、本当に光栄です」と力強く語った。
ゾウのアルフォンゾ役のジェシーは「アルフォンゾ役の、アルフォンゾです」とジョークを飛ばし、斎藤に引き続き会場を沸かせる。「素晴らしいキャストのなかに僕がいるということで非常に緊張しています。出演時間は短いんですけど、印象に残ればいいなと。今日も印象に残ればいいなと思い、緑の衣装を着てきました(笑)。子供から大人まで、たくさんの方々に愛される作品になっているので、ぜひ何回も観ていただければいいなと思います」と作品の完成度に自信をのぞかせた。
オオカミのポーシャ役のアイナ・ジ・エンドが「今日の朝はポーシャが好きな、フレンチトーストを食べました」とはにかみながら報告すると会場は笑顔に。
ヤマネコのヌーシーを演じたakaneは「この舞台に立てたことも、作品に携われたことも今でも信じられない。一足先に作品を観させていただいて、改めてすごい作品だなと思いました。皆さんもぜひ楽しんでください」とSINGファミリーに加わった喜びを報告した。
作品のなかでも随一の個性を発揮するイグアナのミス・クローリーを演じた田中は「ミス・クローリー役の田中真弓です」と挨拶したあと、ミス・クローリーの声で「ムーンさん、私ここに立たせてもらってるだけで最高に幸せです。ありがとうございます」と第一声とはまったく異なる声色で再び挨拶。声優としての技量の高さを見せ、これに内村も「ありがとう! ミス・クローリー!」と答え、劇中さながらのやりとりにキャスト、観客ともに拍手喝采となった。
バッファローのダリウス役を演じた木村は「爆裂ナルシストの大俳優・ダリウス的にいうと、今回の吹替版も非常に完璧、各賞総なめの仕上がり! となっております。2度、3度、10度、20度、何度でも観ていただけたら幸いです」とキャラクターになりきって、作品の完成度を讃えた。
ヒツジのナナ役を演じた大地は「SINGの大ファンの私としては、“2”ができたことがとってもうれしくて。そして今日皆さんに初日に来ていただいて…コロナ禍のなか、本当に心からうれしく思います。楽しくて、夢があって、何度も観たくなる映画です」と満席の会場をうれしそうに眺めながら、感謝の想いを伝えた。
MCから、改めて初日を迎えた気持ちを聞かれると内村は「これから毎日全国の劇場でかかるということで、ドキドキとワクワクがピークに達しています。字幕版と吹替版で二度楽しめると思う、『内村はマシュー・マコノヒーだったのか!』と(笑)。ぜひ、聴き比べて見るのも楽しみのひとつじゃないかな、と思います」とオリジナル版・日本語吹替版ともに超豪華声優陣が演じた本作の楽しみ方を伝授。
主人公のムーンを支えるナナとして、初日を迎えた気持ちをきかれた大地は「ムーンは人一倍の情熱家で、ナナはあらたに挑戦するムーンたちを心から応援している。態度的には優しくないところがあって…『愛はあるんか?』って感じですが(笑)、あります。そう意味でも、初日を迎えられたことがこう、オーバーラップして、心からうれしく思います」と“名台詞”を交え会場を沸かしながら初日を迎えられた喜びを伝えた。
豪華キャストが一堂に会した舞台挨拶で他のキャストに会えた感想を聞かれると大橋は 「すごいですよね、本当に。さらにパワーアップして本当に“ネクストステージ”という感じ。自分がここにいるのが信じられないです」と豪華キャストを目の前にした胸の内を明かした。
オススメのシーンを聞かれた斎藤は「歌とかパフォーマンスがパワフル。とにかくそこを観てほしい!!」とキャストの歌唱力と映像の迫力に太鼓判。作品の見どころを聞かれたアイナ・ジ・エンドは「光とか希望がとっても強いので、ちょっとした闇なんて一気に吹き飛ばされてしまうところ。“疲れたな”とか“やだな”って思っているときでもこの映画を観たら一気に吹き飛ばしてくれる、そこが最高の見どころだなと思います」と作品の持つポジティブ力を絶賛した。
音楽が不可欠である本作にかけて“人生に不可欠なもの”をMCから聞かれると、内村は「映画」、大橋は「音楽」、斎藤は「音楽と妻」、ジェシーは「musicと香水」、アイナ・ジ・エンドとakaneは「ダンス」、田中は「演劇」と人生に不可欠なものをそれぞれあげるなか、木村は「猫の尻尾を持ち上げたときのお尻の香りが好きで、不可欠」とジョークを交えながら答え、続く大地は「猫です。今5匹飼っていて、不可欠ですね。歌と踊りとお芝居の3つもとても大事ですが、絶対不可欠なのは猫です。お尻は違いますけど(笑)」と答え、会場を沸かせた。
また、他にやってみたい役は? という質問に内村はミス・クローリーを挙げ 「仕上がったのを観たら、いちばん笑いを持っていくんですよ。バスター・ムーン食われたなって(笑)。ぜひ楽しんでください。あとはジョニーの親父さん。出番は少ししかないんですけどいいんですよねー」と嫉妬交じりに回答。
大橋は「アッシュですかね。女性ですけどロックな感じがすごく憧れて。ジョニーとアッシュのコラボレーションなんかやってみたいですね」と続編への希望をのぞかせた。
斎藤は「僕はジョニーに憧れているというか、歌い上げるシーンが多いので、歌ってみたいなと。僕は補助のシーンが多いので、それが嫌だっていうんじゃないんですけど、できたらソロもいきたいなって思うこともありましたんで。アクション系だし、歌もコールドプレイで最高なんでこれは是非やってみたいですよね」とさらなる活躍を希望。
田中は「ブタは他人とは思えないほど好きですし、やっぱり楽しいですよね」とグンターを挙げ、大地は先ほど答えた不可欠なものに交えながら「私、猫が好きなのでヤマネコのヌーシーがやりたいーって思いますね」と回答した。
キャストのなかで、役とのギャップがある人について聞かれると、ジェシーは「皆さん、イメージどおりですけど、お会いして作品と違うなと思ったのはアイナ・ジ・エンドさん。役のなかでははじけているので、ギャップがすごいですね」と回答。
アイナは“普段暗そうな”グンターを演じる斎藤を挙げながら、「実際は自分がいちばんギャップを感じています」とジェシーの意見に同意。
akaneは「ジェシーさんのアルフォンゾですね。ジェシーさんはバラエティでも楽しい方なので、アルフォンゾを初めて聞いたときに『え?ジェシーさんなの?』ってびっくりしました」と、ジェシーの演技力を絶賛するとジェシーは「やった! ぜひ皆さんご期待ください」と喜びを露わにした。
木村は「実際に収録でお会いすることができたのですが、ミーナ役のMISIAさんですね。ミーナってこう、声も小さくて内気なんですけど、MISIAさんは元気よく明るい方でしたので、見事な演じっぷりなんだなと思いましたね」とMISIAと会った際の貴重なエピソードを明かした。
そして、先日電撃発表されたクレイ・キャロウェイ役の声優・稲葉浩志について話が及ぶと内村は「第一声を聞いたときは、『おー、稲葉さんだ!』と感激しましたね。クライマックスでは正座して観てました。そのぐらい最後は『キター!』という感じでしたね」と感動のクライマックスシーンに言及。
大橋は「いや、本当に驚きましたね。情報をいただいた瞬間に『え!』と思いましたけど、学生時代はB’zとともに生きてきましたので、稲葉さんと共演することができるなんて! と思いました。歌を歌うと、稲葉さんでしかない。圧倒的なパワー。それはもうご覧になっていただきたいです」と憧れの人との共演を喜んだ。
ジェシーは「口がポカーンとなりましたね。きたきた! というようなクライマックスのシーンなんですけど、すごく心を打たれましたね。セリフと歌うときのギャップもあって、2回楽しめるかなと思います」とその衝撃を明かした。
最後に内村が「よりパワーアップしたネクストステージは、本当に見応えがあります。何よりも皆さんの歌声ですね。いろんな方の歌、歌、歌。これに痺れていただきたいと思います! 稲葉さんと同級生なもんですから、同じ年でもこんなに違う育ち方があるんだと思うわけでスケども(笑)新しいキャストの方だが含め、従来のキャストもそれぞれの見せ場がありますので、楽しんでいただければと思います。今日はありがとうございます!!」と挨拶し、今日の雨空を吹き飛ばすかのような暖かな拍手に包まれて舞台挨拶は終了した。
『SING/シング:ネクストステージ』は大ヒット公開中!
映画情報
『SING/シング:ネクストステージ』
全国公開中!
監督・脚本:ガース・ジェニングス
日本吹替版キャスト:内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、坂本真綾、田中真弓、akane、大地真央 他
日本吹替版新キャスト:ジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド、akane、稲葉浩志
配給:東宝東和
(C)2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
リリース情報
2022.03.18 ON SALE
ALBUM『シング:ネクストステージ – オリジナル・サウンドトラック』
映画『SING/シング:ネクストステージ』作品サイト
http://sing-movie.jp