■「もうちょいで“卓弥くん”と呼べるんじゃないかと。いやダメですね」(トレンディエンジェル・斎藤司)「呼んでくださいよ! 同い年ですし!」(大橋卓弥)
映画『SING/シング:ネクストステージ』が3月18日に全国公開される。
圧倒的な完成度で大反響を呼んだ前作の日本語吹替版から、内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、坂本真綾、田中真弓、大地真央と、再び登場するメインキャラクターが勢ぞろいで続投することが決定している他、先ごろ新キャラクターとしてゾウのアルフォンゾ役にジェシー(SixTONES)、オオカミのポーシャ役にアイナ・ジ・エンド、振付師のakane、そして伝説のロックシンガー、クレイ・キャロウェイ役に稲葉浩志の仲間入りが発表されますます話題を集めている本作。
このたび、3月10日に、本作の公開記念ライブイベントが、東京・豊洲PITにて開催された。
繊細かつパワフルな歌声が魅力で、本作では初めてダンスにも挑戦するゴリラのジョニーを演じる大橋卓弥(スキマスイッチ)、SINGファミリーのムードメーカーあり、生粋のエンターテイナーとして歌もダンスも得意なブタのグンターを演じている斎藤司(トレンディエンジェル)、ジョニーが出会う新キャラクター、ダンスの師匠となるカリスマストリートダンサー、ヤマネコのヌーシーを演じるakane、大好評の前作に続き日本語吹替版音楽プロデューサーを務めた蔦谷好位置の4名が登壇。
YouTubeの再生回数7億回超のコールドプレイの名曲「A SKY FULL OF STARS」を大橋卓弥(スキマスイッチ)が歌い上げると、斎藤、akane、ダンサーチーム勢ぞろいでakaneが振付した見事なダンスで盛り上げ、ボルテージMAXのステージに! 吹替版の音楽プロデューサー蔦谷好位置からは大橋、斎藤、さらに稲葉浩志との吹替の収録秘話も飛び出すなど、映画のクライマックスさながら大興奮の連続のLIVEイベントとなった。
【イベントレポート】
まずは、斎藤司(トレンディエンジェル)とakaneが登場し、本作のダンスキャンペーン『~DREAM BIG DREAMS あなたの夢を応援します!~』の入賞チームがダンスパフォーマンスを披露。
そして、熱気に満ちたステージに、大橋卓弥(スキマスイッチ)と蔦谷好位置が、続いて登場。自身が演じるジョニーのキャラクターをイメージしたジャケットを羽織った大橋は「いま僕も裏で中継を見ていたんですが、視聴数がグーっと上がっていてすごいんです! うれしいですね!」と興奮気味。劇中でもジョニーが熱唱するコールドプレイの名曲「A SKY FULL OF STARS」をこのあと生披露するということで、「映画でもクライマックスで歌われるんですが、すごい盛り上がりなんです。しかもジョニーはダンスをしながら歌うので、その息遣いも気を付けながら、蔦谷くんにディレクションしていただきながら録りました」と収録を振り返ると、蔦谷も「卓弥くんが本当に忙しいときに疲労困憊でやってくれて、ジョニーもそういう状況になるのでリンクしてたんです!」と裏話を披露した。
そして、斎藤とakaneを含め、いよいよパフォーマンスの準備へ。
イントロが流れピンスポットに照らされた大橋が歌いだすと会場全体がうっとりと聴き入り、曲の盛り上がりに合わせて、斎藤&akane&ダンサーチームが登場すると、大勢の笑顔と喜びが溢れる圧倒的なパフォーマンスが展開! ボルテージMAXのステージの最後には金銀テープも発射された。興奮冷めやらぬ大橋は「(すぐ隣で斎藤とakaneが激しく踊っていて)僕も踊るかどうしようかと思ったんですが(笑)。僕はダンスがめっきりダメですが、ジョニーが映画でしっかり踊りますので!」とアピールした。
パフォーマンスの余韻そのままに、映画やアフレコ収録について皆でトーク。大橋が「前作のプロモーションで一時期いろいろと回らせていただいて、すごく楽しかったんです。ついこのあいだのことのようですが5年も経ってるんですよね。今日も楽しみでした」と切り出すと、斎藤が「まさか、念願の『ミュージックステーション』にも大橋さんと出させていただいて光栄ですし、もうちょいで“卓弥くん”と呼べるんじゃないかと。いやダメですね」と返し、大橋は「呼んでくださいよ! 同い年ですし!」と距離が近づいている様子だった。
さらに大橋は「最初は自分が思っていたように声が出なくて、時間をもらってウォーミングアップをやりなおしたり。息遣いや口に合わせたりする細かいところを、一回オリジナルをチェックしてみよう、とかやりながら一緒に作っていった。いつものレコーディングとは違う楽しさがありました」とアフレコを回顧。
また、最新作ではエンターテインメントの聖地でのショーに挑むということで、それぞれの”夢のステージ”について話が及ぶと、大橋は「『ap bank fes』でMr.Childrenの桜井さんと歌わせていただいた光景は、今も忘れません。憧れのヒーローとの共演でした。自分の主催の『スキマスイッチ・フェス』をいつかできたら、大好きで尊敬する方々を呼んで開催するのは夢ですね」と明かした(斎藤が、すかさず「出ますけど」と発言。笑)。
それぞれにとっての『SING/シング』という作品について聞かれると、大橋は「ジョニーはいつも、できないところからどんどん自分の力で夢を掴んでいく。今作もダンスにチャレンジして、未知の世界に踏み込んでいく姿に勇気づけられるんです。他のキャラクターもみんなひたすらに一生懸命で、感動して涙が出てくる作品です」と語った。
なお、伝説のロックスターであるライオンのクレイ・キャロウェイを演じた稲葉浩志との収録について聞かれた蔦谷は、身が引き締まるような表情で「いやもう、僕たちの大スターで、本当に光栄の極みです。謙虚に一生懸命に取り組んでくださって、めちゃくちゃカッコよかったです」とコメント。出演者たちを興奮させていた。
リリース情報
2022.03.18 ON SALE
ALBUM『シング:ネクストステージ – オリジナル・サウンドトラック』
映画情報
『SING/シング:ネクストステージ』
3月18日(金)全国ロードショー
監督・脚本:ガース・ジェニングス
日本吹替版キャスト:内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、坂本真綾、田中真弓、akane、大地真央 他
日本吹替版新キャスト:ジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド、akane、稲葉浩志
配給:東宝東和
(C)2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
映画『SING/シング:ネクストステージ』作品サイト
http://sing-movie.jp