■miletが「自分を形作った曲」として選んだ曲は?
グローバルプレイリストブランド、Filtr(読み:フィルター)の日本版、Filtr Japanが運営する新しい更新型プレイリスト『FILTR’d(フィルタード)』の特集ゲストが、シンガーソングライターのmiletに更新された。
『FILTR’d』は、今をときめくアーティストが、過去から現在に至るまで、どのような曲を聴き、影響を受けてきたのか、どんな楽曲に心を動かされ、それによって彼らの音楽は現在の形に“フィルター”-濾過-されてきたのかを探るプレイリスト。このプレイリストでは1ヵ月間限定で1組のアーティストを特集、アーティストが選んだ「アーティストを形作った曲たち」をプレイリストとして聴くことができる。
3月の特集アーティストは、東京2020オリンピック閉会式で「愛の賛歌」の熱唱により圧倒的な表現力を見せたことも記憶に新しいシンガーソングライター・milet。2022北京オリンピック・パラリンピックが開催されている現在も彼女が歌う「Fly High」がNHKウインタースポーツテーマソングに起用され、今やその歌声を聴かない日はないほどである。1stアルバム『eyes』ではBillboardJAPAN “HOT ALBUMS”にて2週連続1位、8週連続TOP10入りという大ヒット&ロングセールスを記録。2020年、2021年と2年連続でNHK紅白歌合戦に出場も果たした。
今、日本を席巻していると言っても過言ではない彼女が「自分を形作った曲」としてどんな曲を選んだのか、ここではその一部を紹介。プレイリストの全貌は、ぜひプレイリストで実際に確認してみよう。
まず1曲目に選ばれた楽曲はBjorkの「107 Steps」。小学生の頃に兄からもらったミュージックプレイヤーに入っていたことで知り、アーティストとして活動する一方、女優でもあるBjork主演の『Dancer in the Dark』というミュージカル映画を観るきっかけとなった。「歩く」というシンプルなテーマを歌った楽曲にも関わらず、ドラマチックに世界観が広がっていくところにおいて非常に感銘を受けたことを覚えているという。歩数を数えながら歩く癖があるところや、孤独を楽しむ感覚が自身と重なりBjorkが好きになったと語る彼女の感性に大きな影響を与えたと言える1曲だ。
また、彼女が写真を見ているだけで幸せになれると紹介するのはアメリカのとあるヘヴィメタルバンド。彼女のルーツであるクラシックとは真逆の印象の楽曲で、聴き始めたときには両親に頭を打ったのではないかと心配されたという。クラシックで育った彼女にとって激しいメタルが非常に開放的で、出会ったときには新しい世界に入っていったような感覚を受けたという。こうした多岐にわたるジャンルへの関心が彼女に表現力の幅を与えているのかもしれない。このバンドの正体は、FILTR’dのプレイリストでチェックしよう。
miletは、2月2日に、NHKウィンタースポーツテーマソング「Fly High」他、新曲11曲を含む15曲を収録した2ndアルバム『visions』をリリース。人生で初めてセッションして書いた楽曲「Come Here (Session1)」や、映画『鹿の王ユナと約束の旅』主題歌「One Reason」等、『visions』に収録された自身の楽曲ついての解説も『FILTR‘d Music+Talk Edition』で聴くことができる。
『FILTR‘d』は、Apple MusicとSpotifyで配信中。プレイリストは毎月1日更新で別アーティストのものに更新されていくが、Spotifyの新機能Music+Talkを利用した『FILTR‘d Music+Talk Edition』では、アーティストの肉声による全曲解説付きプレイリストを、アーカイブとしていつでも聴くことができる。
プレイリストURL
smej.lnk.to/CxOv80
Spotify Music+Talk Edition URL
smej.lnk.to/2NAHxz
milet OFFICIAL SITE
https://www.milet.jp/