■最大の魅力は、横浜流星が演じるどんなイカサマも悪魔的IQで見破る“嘘喰い”という異名を誇る天才ギャンブラー・斑目貘
横浜流星が天才ギャンブラーを演じ、一流イカサマ師たちとのデスゲームに挑む映画『嘘喰い』(現在公開中)の本編オープニングシーンがノーカットで公開された。
ついに公開を迎えた映画『嘘喰い』。公開直前に実施した学生限定試写会では驚異の満足度97%を叩き出し、公開後も「完璧すぎるキャスティング!」「怒涛の展開でハラハラドキドキした!」「命懸けのゲームは緊張感で思わず息を呑む」「主人公がカリ梅を食べ始めた時の安心感が半端ない…!」と驚きと絶賛の声が続出している。
そんな本作の最大の魅力は、横浜流星が演じるどんなイカサマも悪魔的IQで見破る、“嘘喰い”という異名を誇る天才ギャンブラー・斑目貘の存在だ。
このたび公開されたのは、国家をも凌ぐ支配力を誇る闇ギャンブル倶楽部“賭郎”の頂点・お屋形様こと切間創一(櫻井海音)との一世一代の大勝負に貘が挑む、壮大な空撮から始まるオープニング。
1時間以内に飛行機が上空を飛ぶか否かを賭ける「航空機制圧バトル」の貘の提案に、一切表情を崩さずルービックキューブを弄ぶお屋形様。カリカリ梅をかじり、勝利を確信していた貘だったが…賭郎の恐ろしさを知ることになる。巨額の資金が動く裏では、ゲームのためならば人命をも厭わない騙し合いが繰り広げられ、ラストは貘に銃口を向けられる……。果たして貘を待ち受ける運命とは!? 非情な嘘喰いの世界観に一気に引き込まれてしまう映像だ。
スタッフにとっても、キャストたちにとっても、物語を作っていきやすいように、物語の順を追ってなるべく撮影していたという本作だが、斑目貘とお屋形様のふたりが対峙するこの「航空機制圧バトル」は後半に撮影されたという。撮影場所は、芝浦の有名なヘリポート。撮影前から綿密な美術の打合せを経て、撮影当日は朝イチから“賭郎”のセットを組んで臨んだ。
この壮大なオープニングについて中田秀夫監督は、「全員がこの作品を理解した上での撮影、横浜さんも櫻井さんも、キャラクターがどういう意味合いで戦うのかを理解しています。吹き曝しのビルの屋上で、明け方までやるぞという意気込みで臨みましたが、とてもスムーズで深夜1時前に終わりました」と振り返る。
また空撮については、「いま空撮と言えばドローン撮影が多いんですが、撮影区域に制限があり、ビル風があるため、ヘリコプターで撮影をしました。お台場からレインボーブリッジを通って目的のビルに行く。操縦士の方がとても素晴らしく、4〜5回撮影をした後、東京上空の絵も撮影し、メインタイトルバックに使いました。ドローン全盛期の時代に、ドローンがいけないエリアで、また違う味わいの空撮ができたと思います」とこだわりを語っている。
さらに中田監督は続けて「見どころのひとつとしては、貘とお屋形様の対決はもちろんですが、夜行妃古壱を演じた村上弘明さんです。村上さんが僕にとって、理想的な夜行さんを演じてくれています。普段村上さんは温かみのある方で、現場を和ますコミカルな人なんですが、立会人としてクールそのもの。貘とお屋形様の対決の裏では、人が容赦なく死んでいき、温度感ゼロの非情に貘を導いていく。人間味をすっと消しているんです。」とコメント。
オープニングシーン映像の前には、斑目貘役の横浜流星と相棒の梶隆臣役の佐野勇斗の特別映像からスタート。仲が良すぎることで度々話題になってきたふたりだからこそ出せる空気感で本編映像への期待値を高める仕上がりとなっている。
映画情報
『嘘喰い』
2月11日(金)全国ロードショー
原作:迫 稔雄(『嘘喰い』集英社ヤングジャンプコミックス刊)
監督:中田秀夫
出演:横浜流星、佐野勇斗、白石麻衣、本郷奏多、森崎ウィン、櫻井海音、木村了、鶴見辰吾、村上弘明、三浦翔平
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)迫稔雄/集英社 (C)2022映画「嘘喰い」製作委員会
映画『嘘喰い』公式サイト
http://usogui-movie.jp