■佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)×見上愛W主演! ドラマ『liar』完成披露トークイベントが、バレンタインデーに開催
MBSドラマイムズ枠で2月15日より放送開始となる、「男性目線」と「女性目線」が入れ替わり展開するズレ恋ストーリー『liar』。バレンタインデーの2月14日、『liar』の1話・2話先行試写と完成披露トークイベントが開催された。
トークイベントには、地上波ドラマ初主演にしてW主演となる佐藤大樹(EXILE /FANTASTICS from EXILE TRIBE)と見上愛に加え、佐藤大樹演じる市川一哉の婚約者・田所裕子を演じる川島海荷、見上愛演じる美紗緒が憧れる優秀な商社マン・上条譲を演じる太田基裕、そして市川と美紗緒の上司・出野司を演じる古川雄輝といった注目のメインキャストたちが集結。『liar』の世界観にふさわしく「オトナのバレンタインデート」をイメージしたコーディネートでイベントを盛り上げた。さらに、本ドラマでメガホンをとった熊坂出監督が華を添えての登壇した。
【イベントレポート】
佐藤と見上は地上波ドラマ初主演。佐藤は「初主演は人生で1回しかできない。顔合わせのとき監督が『この作品を代表作にしたい』と言っていて、聞いた瞬間、自分もその気持ちに負けないくらい初主演にして代表作にしたいと思った」と座長として気合をアピール。見上は「主演だからといってあまり気負いすぎないように決めていた。出演者の皆さんの名前を聞いて、私が何かする必要はないと思って撮影に臨みました」と肩の力を抜いて現場に臨んだという。
彼女がいながらも会社の部下である美紗緒と関係を持つ、エリートサラリーマンの市川一哉を演じた佐藤は「普段の自分と真逆。役を掴むまで大変だった。これまで学生役が多くてサラリーマンは初めて。大人な仕草や印象をたくさん練習しました」と役作りを回想。また、「台本を読んでこれほどキスシーンがあるんだとびっくり。脱ぐシーンもあるので、できることは備えたかったから体を作りました」とトレーニングを重ねていたことを明かした。
見上は、市川と秘密の関係を持ち続ける成田美紗緒役。「美紗緒ちゃんは物事にまっすぐぶつかっていく子。心の余裕が一切ないので、傷つくことは正しく傷つくように意識しました」「浮気相手とわかってやっているので褒められたことじゃない。でもイチさんのことが好きというまっすぐな思いがある。そこに注目していただくと嫌な女の子じゃなく、自分にある要素かもしれないと思っていただける」と話した。
市川の婚約者・田所裕子役の川島は「自分とは真逆の役」と自身と比較し、「社長令嬢でお上品だけど恋になると周りが見えなくなって、予想もできないことをしてしまう。いわゆる、メンヘラ女子。どう演じようか不安はありましたが、気持ちを重視して演じました」。市川の言動に乱されるキャラクターとあって「濃いシーンばかりでしたね。順撮りじゃなかったので、感情がわからなくなってしまいました」と苦労を明かした。
太田が演じたのは、美紗緒が憧れる業績No.1の優秀な商社マン・上条譲。優しい上司ながら、不倫をしている役どころで「人間は複雑。上条さんも自分との欲望や葛藤と向き合っているんだなと共感しながら演じました。少しでも安心感があればいいなと思って撮影していましたが、緊張していたのであまり上手くできなかったかも……」と話すと、すかさず見上が「すっごい安心感ありました!」と力を込めて発言した。
市川と美紗緒の上司・出野司役の古川は、上司というポジションに新鮮な気持ちを抱いていたという。“上司として”佐藤と見上の印象について聞かれると、「見上さんはとにかく元気。つねに笑顔ですし、スタッフさんから愛されている。シリアスなシーンが続くのにそれを思わせないくらい元気。今日、バレンタインなのでわざわざチョコを持ってきてくれた。気配りできる女優さん」とにっこり。また、佐藤は「クールにストイックに作品に向かっている」とし、「脱ぐシーンがあるのでトレーニングしていたみたい。楽屋には高タンパク質、低脂質が用意されていた」と告白。佐藤は「なんでもお見通しですね(笑)。高タンパク質、低脂質をつねに食べていた」と“上司の目”に驚いていた。
メガホンをとった熊坂監督は、タイトなスケジュールを振り返り「この5人は大変だったと思う」とキャスト陣を労い、「でも、皆さん達者な方ばかりだったので頼らせてもらいました」と感謝した。
この日はバレンタインデーとあって、それぞれバレンタインの思い出を披露するコーナーも。佐藤は「初恋は保育園の先生。みんなが帰ったあと、残って先生とイチャイチャしていた。バレンタインデーの日に先生に『こっちに来て』と言われてチョコをもらったんです。それが人生ではじめてもらったバレンタインチョコ。昔から禁断の恋が好きだった(笑)」と作品とシンクロする部分もあり、会場は笑いに包まれた。
中高女子校だったという見上は、生徒から100個以上のチョコレートをゲットしていたという。お返しには「冷凍枝豆を一房ずつ」を配っており、「甘いものは飽きちゃうと思っての配慮のつもりだったけど、結構引かれていましたね」と苦笑した。
一方、中高男子高校だった太田は「チョコレートとは無縁だった。チョコはゼロでした。バレンタインはチョコをもらえないイメージが大半を占めていますね」。続く古川も「バレンタインデーは学校の行事でバレンタインパーティーがあった。男子はチョコをもらえるかもと思って最後まで残ってそわそわしていた。結局もらえず、結果はゼロでしたね」と苦い思い出を語った。
川島は「10代の頃からこの仕事をしていたのでバレンタインデーは毎回、現場だった。前日の夜、友達を派遣して現場へのクッキーを業者のように焼いていましたね。そんなことをしたので、10代は本命チョコの記憶はない。今日がバレンタインデーだって、さっき気づいた」と話した。
続いて異性の仕草を「あり」「なし」で判断するトークコーナーが展開され、「異性の少し気を抜いた表情」をジャッジ。全員「あり」となり、佐藤は「スキを見せられると、ギャップに心掴まれますね」といい、見上も「完璧じゃない人間味に惹かれる」と同意。続く「物を食べる前に『おいひぃ』という表情」については意見が割れ、それぞれの意見をぶつけ合い盛り上がった。
ドラマはいよいよ2月15日放送スタート。見上は「ついにこの日が来る。正直、観ていただくのには怖い気持ちがある。というのは私自身、美紗緒と表裏一体となって傷ついているシーンがあるし、自分自身をさらけ出している。でも、その怖さを楽しんでいただけたら」とコメント。
佐藤は「1話を観て『なんで市川はこういう行動をするのか』と思ったら2話を観ることで伏線回収ができる。1話と2話はあわせて見ていただきたい。2話までが初回だと思って楽しんで。あらたな発見がある」とアピールし、「僕たちは物語に嘘がないように役に精一杯生きて、演じた。誰かに感情移入できるような作品だし、今回モノローグに重点を置いている挑戦的なドラマ。SNSで感想を伝えてくれたらうれしい。沼って、『liar』旋風を日本中に起こすドラマにしたい」と胸を張った。
さらに、本イベントで3月より、dTVオリジナルドラマ『liar~すれ違う恋』の配信が決定していることも明かされ、「沼り」現象はまだまだ盛り上がりが予想される。
番組情報
MBS/TBSドラマイズム『liar』
2月15日(火)より地上波放送スタート
MBS:毎週火曜 24:59~(初回のみ25:09~)/ TBS:毎週火曜 24:58~(初回のみ25:08~)
※各話放送終了直後よりdTVにて見逃し見放題独占配信
主演:佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE) 見上愛
川島海荷 太田基裕 高田里穂 佐藤友祐 山谷花純 / 古川雄輝 升毅
監督:熊坂出
脚本:内平未央、大谷洋介、下亜友美
原作:『liar』作画:袴田十莉/原作:もぁらす(双葉社)
オープニング主題歌:tricot「エンドロールに間に合うように」
エンディング主題歌:FANTASTICS from EXILE TRIBE「Turn to You」
(C)「liar」 製作委員会
『liar』番組サイト
https://www.mbs.jp/liar/