■「ジャームッシュ映画に時々登場するトム・ウェイツ的な感じで出るのはどう?」(松居⼤悟監督)「じゃあ髭生やしていい?」(尾崎世界観)
2⽉11⽇に公開される映画『ちょっと思い出しただけ』より、本作の元となった主題歌「ナイトオンザプラネット」を歌い、自身もミュージシャン役として映画に出演したクリープハイプ・尾崎世界観のメイキング写真と場面写真が解禁された。
本作は、クリープハイプの尾崎世界観が、自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュ監督の映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた新曲「ナイトオンザプラネット」をもとに、松居監督が書き上げたオリジナルラブストーリー。
怪我でダンサーの道を諦めた照生(池松壮亮)とタクシードライバーの葉(伊藤沙莉)。ふたりを中心に関わる登場人物たちとの会話を通じて、都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出す。
今回公開されたのは、尾崎を中心とした場面写真と、メイキング写真を含めた6枚のスチール写真。本作の原点と言える楽曲を生み出した尾崎は、主題歌の提供だけでなく、主人公ふたりの行く末を見守るキーパーソン、ミュージシャンの男役として映画にも出演。解禁された写真からもわかるとおり、劇中では印象的な髭を貯え、特殊メイクをしている。
この特殊メイクにはある理由があるそうで、松居監督から尾崎に役者として出てほしいとオファーした際は「こんなに素晴らしい台本なのに、自分が出ることで嘘の世界を作りたくないから、クリープハイプとしては出演できない」と一度は断られたため、松居監督が「ジャームッシュ映画に時々登場するトム・ウェイツ的な感じで出るのはどう?」と提案したところ「じゃあ髭生やしていい?」という提案があり出演が決定。「劇中ではクリープハイプとしてではなく、トム・ウェイツのような男率いるバンドとして登場してもらいました」と松居監督は明かしている。
尾崎は俳優として現場に立った時間を振り返り、先日行われた東京プレミア上映会での舞台挨拶で「長く活動すると慣れていることばかりになるので、初めてのことは楽しかったです。皆さんにイジられながらも、役割を全うできたかなと思います」と自信を覗かせていた。
この舞台挨拶では池松壮亮からも「一緒に同じ本を読んだり、同じ映画を観たり、そんな自分の⻘春と言っても過言ではない人たちと再会をして、⻘春に決着をつけようと思ったんです」とあるように、旧知の中である3人の胸熱ショットも解禁。
さらに、予告編でも印象的だった、高円寺で照生(池松壮亮)と葉(伊藤沙莉)が踊るシーンでは、尾崎世界観演じるミュージシャンが“ある曲”を弾き語っている他、劇中ではミュージシャンの男(尾崎世界観)率いるバンドが何曲か歌っているシーンも登場する。
主人公ふたりの行く末を見守るキーパーソンを演じた尾崎世界観に注目だ。
リリース情報
2021.11.12 ON SALE
クリープハイプ
DIGITAL SINGLE「ナイトオンザプラネット」
2021.12.08 ON SALE
クリープハイプ
ALBUM『夜にしがみついて、朝で溶かして』
映画情報
『ちょっと思い出しただけ』
2月11日(金・祝)全国公開
監督・脚本:松居大悟
出演:池松壮亮、伊藤沙莉
國村隼 永瀬正敏 尾崎世界観(クリープハイプ ) 成田凌 菅田俊 神野三鈴 篠原篤
主題歌:クリープハイプ「ナイトオンザプラネット」(ユニバーサル シグマ)
配給:東京テアトル
(C)2022『ちょっと思いだしただけ』製作委員会
「ナイトオンザプラネット」配信リンク
https://creephyp.lnk.to/Nightontheplanet
クリープハイプ OFFICIAL SITE
http://www.creephyp.com/
映画『ちょっと思い出しただけ』作品サイト
choiomo.com