■山田涼介を三木監督が絶賛!「改めて技術とセンスが大切だと思い知らされました」
映画『大怪獣のあとしまつ』のあらたな場面写真が公開された。
本作は、“巨大怪獣”の誰も知らない“死んだ後”の物語を描いた“空想特撮エンターテイメント”。
主演にはHey! Say! JUMPの山田涼介、ヒロインに土屋太鳳を迎え、監督・脚本をドラマ『時効警察』シリーズなどで知られる三木聡が務める。
このたび公開されたのは、物語の最も重要ともいえるラストシーンの場面写真。
傷だらけになった山田涼介演じる主人公の帯刀アラタがひとり人で草原にたたずんでいる緊張感漂う場面写真で、衝撃的なラストへと続く重要なカットとなっている。はたして、アラタの身にいったい何が起こったのか? そして、大怪獣“希望”の死体を無事“あとしまつ”して国家崩壊の危機を救うことができるのか? その結末はぜひ劇場で確かめよう。
初の特撮映画となった本作で山田は、巨大なグリーンが張られたスタジオ内で存在しない実景や怪獣の死体を想定しながら演技をするという難しい撮影にも挑んだ。なかでも“怪獣の死体の上で穿孔爆弾を仕込もうとする”シーンでは、美術部が製鉄所に発注して制作した特注品で山田よりも大きく、重い穿孔爆弾を背負っての撮影となった。
全身に負担がかかるハードな撮影について山田は「ミサイルを背中に抱えて、怪獣をのぼっていくところはキツかったですね(笑)。めちゃくちゃ重いんですよ…。たぶんミサイルのリアリティを出すために、ちゃんと重くしないといけなかったと思うんですけど。一度抱えるとなかなか外すにも大変で。でも大変なのはそのくらいで、結構楽しんじゃうんです。こんな撮影方法があるんだって思うことの連続でした」と語っている。
撮影を身近に見ていた三木監督も山田の“どんな状況にも対応できるイメージ力と切り替えの速さ”を絶賛。「ジャニーズ事務所の俳優は役者、アイドル、歌手など自分の置かれた環境を1日のなかで何度も切り替えなければならないので、スイッチする感覚に長けています。山田君もグリーンバックで見えないものを相手に芝居したあと、そのまま人と絡む芝居に入っていた。改めて技術とセンスが大切だと思い知らされました」と太鼓判を押している。
また、「彼の雰囲気が逆のベクトルに働いたら面白いんじゃないか。つまり強そうなやつが強い相手に向かっていくより、繊細な人間が無理な仕事を振られるほうが面白い。僕の映画は、とにかく主人公が迷惑をかけられる展開が多い。誰を困らせようかと考えたとき、山田君は僕にとって新しいタイプの“困らせたら面白そうな人”だったんです(笑)」と山田をキャスティングした理由を明かした。山田の体を張った“大怪獣のあとしまつ”は必見だ。
映画情報
『大怪獣のあとしまつ』
2022年2月4日(金)全国ロードショー
監督・脚本:三木聡
出演:山田涼介 土屋太鳳
濱田岳 眞島秀和 ふせえり
六角精児 矢柴俊博 有薗芳記 SUMIRE 笠兼三 MEGUMI
岩松了 田中要次 銀粉蝶 嶋田久作 笹野高史
菊地凛子 二階堂ふみ 染谷将太 松重豊
オダギリジョー 西田敏行
企画・配給:松竹 東映
(C)2022「大怪獣のあとしまつ」製作委員会
映画『大怪獣のあとしまつ』作品サイト
https://www.daikaijyu-atoshimatsu.jp/