宇多田ヒカル、初の有料配信ライブに5万人が熱狂

■ライブの舞台となったのは、ロンドンの名門レコーディングスタジオ、Air Studios！

最新アルバム『BADモード』の先行配信日にして、宇多田ヒカルの誕生日でもある1月19日、20時より、宇多田ヒカル初の有料配信ライブ『Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios』が公開された。

チケットを購入した5万人のファンがライブを観覧。

各プラットフォームのコメント欄には、

「画質も音も最高にいい！」
「これ何度も観ていいの!?　もうすでに素敵なライブです・・」
「スタジオライブならでは…ほんとに臨場感がある」

など、熱狂した国内外のファンからの書き込みが、多数寄せられた。

ライブは、アルバムタイトル曲の「BADモード」からスタートし、最新アルバム収録曲に加え、2004年にUtada名義で発表された「Hotel Lobby」「About Me」を含む全11曲をパフォーマンス。

ロンドンの名門レコーディングスタジオであるAir Studiosで繰り広げられた、2018年のコンサートツアーでバンドマスターを務めたベーシスト、Jodi Millinerを中心とする名うてのミュージシャンたちによる演奏と、Radiohead『In Rainbows-From the Basement』や、Eric Clapton『LOCKDOWN SESSIONS』など数々の名ライブ映像を監督してきた、David Barnardが手掛ける美しい映像に、多くのファンが酔いしれた。

終演後は「#LSAS2022」がトレンド入り。今もなお、たくさんの感想ツイートで溢れる状況となっている。

本配信ライブは1月23日までアーカイブ公開中。

なお、今回の配信ライブは、2月23日に発売されるCDアルバム『BADモード』の初回生産限定盤に付属するDVD/Bru-rayに、本編およびメイキング映像が収録されることが決定しているが、さらに配信では公開されなかった「Face My Fears」（Japanese Version）のパフォーマンス映像がボーナストラックとして収録されることが決定！　まさにファン必携のアイテムとなる。

『Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios』
1月19日　セットリスト
M1. BADモード
M2. One Last Kiss
M3. 君に夢中
M4. 誰にも言わない
M5. Find Love
M6. Time
M7. PINK BLOOD
M8. Face My Fears （English Version）
M9. Hotel Lobby
M10. Beautiful World （Da Capo Version）
M11. About Me

■早くも、ライブ映像2曲がYouTubeにて公開！
大盛況のうちに終了した配信『Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios』。その興奮も冷めやらぬなか、1月20日0時より、宇多田ヒカルのオフィシャルYouTube Channelにて、早くも「Face My Fears」（English Version）と「Find Love」のライブ映像が公開！　両曲とも英語曲。「Face My Fears」（English Version）はゲームソフト『KINGDOM HEARTS III』オープニングテーマソング、「Find Love」は『brand SHISEIDO』グローバル・キャンペーン「POWER IS YOU」キャンペーンソングと、ワールドワイドで注目を集めること必至だ。

また、このライブ映像がどのように撮影されたのか、監督と撮影監督2名のインタビューを中心に、クリエイティブの裏側に迫った『Sony Supports Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios』が、Sony Stories YouTube上で公開。ライブの裏側を感じることができるスペシャルムービーをぜひチェックしよう。

■アルバムタイトル曲「BADモード」MVも公開！
配信ライブ公開後に世界最速で公開された、アルバムタイトル楽曲「BADモード」のMVも、同じくYouTubeにてフル公開。監督はSam Smith「Pray」やColdplay「Everglow」などを手掛けたJoe Connor。

公開されるやいなや、

「とっても美しくて、すんごくかっこよかった」
「すべてが完璧すぎるから観てほしい」

など、絶賛の声が寄せられており、再生回数にも注目が集まっている。各DSPでの配信も、1月20日0時より順次スタート。

また、ソニーストア銀座で開催される『HIKARU UTADA EXHIBITION』にて、MV中の衣装が展示。ファンは要チェックだ。

■「BADモード」MV監督・Joe Connor氏コメント
◇映像のコンセプトについて
この映像のコンセプトは楽曲を聴いたときの感情から生まれました。最初に楽曲を聴いたとき、誰かがどこかで何かが起こるのを永遠に待っている、という感覚に捉われました。そこから今回のビデオの舞台となった、現実であるのか夢の中であるのか曖昧な部屋のアイデアが生まれました。
部屋の中に湧いてきた水は、ある種このような比喩的な空間で立ち往生しているときの感情の湧き起こりを象徴しています。そこでは次の動きがわからず、自分自身がどう感じているかも上手く理解できない。そんなとき、そんな状態でする唯一のことと言えば、その環境の中で踊ることです…。
このようにして映像が作られていきましたが、ファンの皆さんにとって楽しくてエキサイティングな動画であると同時に、深く親密な部分も感じていただけたらうれしいです。
◇今回の映像制作でいちばん苦労した部分
水に満ちた部屋のセットを作ることはとても大きな挑戦でした。巨大な水槽の中に足場を作り、その上に部屋のセットを建て、そしてそれを半日かけて水の中に沈めていったのです。
これは裏側の技術的な苦労ですが、画面上ではそれが見えないようにする必要がありました。映像の前半では、後半の水のシーンが驚きになるように演出していきました。
このプランニングは非常に苦労が多かったのですが、スタッフの皆さん、プロデューサーのFred、Andrew、そして美術のLuke Moran Morrisが、私のビジョンを具現化してくれたことに深く感謝しています。
◇今回のプロジェクトでいちばんの魅力的だったこと
ヒカルのようなアーティストと一緒にプロジェクトをすることは夢のようでした。彼女は音楽的なアイコンであり、そして彼女の作品（音楽）はとても勇敢で大胆で、まさに私が私の映像とマッチさせたいと思っていたような存在そのものでした。
そして彼女は何かを一緒に創る上で最高のアーティストでした。彼女は、深く普遍的な暗喩を取り入れながら、それを、遊び心を持ち肩の力を抜いて探求する力を持っているので、この映像にも非常に新鮮なフィーリングを与えてくれました。
彼女のパフォーマンスは非常に魅力的ですが、ただそれが巨大な水槽の上で、そして見知らぬ人たちに囲まれた環境の中で行われていたことを忘れてはいけません。そんなことができるポジティブなエナジーは、本当に特別なものなのです。

■宇多田ヒカル、アルバム『BADモード』国内外のチャートを席巻！
1月19日に配信された、宇多田ヒカル8枚目のオリジナルアルバム『BADモード』が大ヒットスタート。

iTunes総合トップアルバム・ランキングでは、配信開始から24時間たたずにして、日本、ニュージーランド、シンガポール、台湾、香港、マカオの総合ランキングで1位を獲得。Apple Music TOP ALBUMS J-POPチャートでも、日本を含む4ヵ国・地域で1位を獲得した他、欧米を含む計18ヵ国・地域でランクイン。配信ライブとともに、アルバムにも国内外から注目が集まっている。