■「目の前にいてくれる皆さんがいるから、こうしてステージに立てている」(錦戸亮)
1月に2ndアルバム『Note』をリリース、3月に「Noteリリース記念スペシャルイベント」&ファンクラブ限定ツアー、そして4~6月には全国ツアー『LIVE TOUR 2021“Note”』を行うなど、2021年も音楽活動に邁進してきた錦戸 亮。
自身が37歳を迎えた11月3日に、ファンクラブ会員限定ライブイベント『RYO NISHIKIDO “3N7” Supported by NO GOOD TV』を行った幕張メッセイベントホールにて、今年のライブ納めとなる『RYO NISHIKIDO LIVE 2021 “SHABBY”』が無事ファイナルを迎えた。
ツアーは、大阪城ホール2公演、幕張メッセ2公演の全4公演が行われた。
ぼろぼろの、みすぼらしいといった意味を持つ“SHABBY”というタイトルの本公演は、古びた良さを粋に見せるシャビーシックスタイルにも通じる、多くの生楽器を入れての奥深いライブに。
セットリストは既存曲と新曲2曲とを合わせた全16曲。ドラムス、ギター、ベース、キーボードにストリングスカルテット、サックス、トランペットが加わった、10人ものサポートミュージシャンにより、自ら生み出した曲を本公演用のアレンジで、多彩なパフォーマンスを繰り広げた。
「今日が皆さんにとっての”錦戸納め”になると思いますので、しっかり観ていただけたら光栄です。くたびれてカッコイイ大人な雰囲気、そんな世界観になるのかな。生の錦戸 亮と素敵なミュージシャンたちが演奏するライブ、しっかり五感で感じて、精一杯(音を)浴びて帰ってください」
音楽にどっぷりと浸るべく用意された特別な空間で、曲ごとにガラリと趣を変える音と光と歌声。錦戸亮自身の佇まいも含め、非常に格調高いステージングだ。MCでは客席への問いかけと拍手でのリアクションでグッズについての反応を探り、観客とのささやかな交流も楽しんだ。
メインステージだけでなく、センターステージへも客席に手を振りながら移動し、四方に顔を向けて歌う場面も。声は出せずとも、ライブの高揚感を存分に味わせてくれるファイナルとなった。
「目の前にいてくれる皆さんがいるから、こうしてステージに立てている。僕は僕を全うしたいと思っているので、興味があったら、また観に来てください。気持ちの面で皆さんを元気づけられるよう、いっぱい頑張りますんで」
アンコール後はそう締めくくると、「ありがとう、バイバイ! よいお年を!」と明るくステージをあとにした。果たして、2022年はどのような”錦戸始め”が用意されているのか。次なる発表を心待ちにしよう。
PHOTO BY 田中聖太郎
リリース情報
2021.01.27 ON SALE
ALBUM『Note』
2021.11.03 ON SALE
Blu-ray+CD『錦戸亮 LIVE 2021 “Note”』
※オフィシャルECサイト、ライブ会場のみでの限定販売
2021.11.03 ON SALE
DVD+CD『錦戸亮 LIVE 2021 “Note”』
※オフィシャルECサイト、ライブ会場のみでの限定販売
錦戸 亮 OFFICIAL SITE
https://ryonishikido.com/