絢香、23日に開催した感動の代々木第一体育館公演の模様をdTVにて1週間限定配信

■「先の見えない不安に包まれていたとき、音楽でみんなと繋がれたことが希望になった」（絢香）

今年デビュー15周年を迎えた絢香が、11月23日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催した『絢香 15th Anniversary Tour 2021 ～もっといい日に～』セミファイナル公演の模様が、本日11月25日から12月1日23時59分までの1週間限定でdTVにて配信される。

今回のツアーでは、2006年2月にリリースされたデビュー曲「I believe」はもちろん、世代を問わず長く愛され続けている「三日月」、ライブの定番曲となった「にじいろ」など、絢香の代表曲と言われる楽曲を惜しみなく披露。類い稀なる歌唱力と表現力を持ち合わせた絢香と、2013年からツアーをともにしているギターの古川昌義、彼女の楽曲を数多く手掛けてきたサウンドプロデューサーでありキーボードの河野圭が揃い、どの曲もこのツアーでしか聴くことのできない貴重なライブアレンジで仕上げられた。

この東京公演のみの見どころとしてはまず、それらの楽曲を3人の女性コーラス、KAZCO、Dawn、Kayoとともに披露している点。15周年を機にスタートしたYouTubeの新コンテンツで初めて声を重ね、その手応えから実現に至った。

絢香ひとりの歌声でも圧倒されるあの「beautiful」が、この編成で、この日のステージのみで披露されたというのも注目ポイント。感動と呼ぶにふさわしい圧巻のパフォーマンスを、ぜひその目と耳で確かめてよう。

MCでは、コロナ禍での曲作りについても語っていた絢香。「日々私たちが安心して生活できるのは、常に最前線で一生懸命頑張ってくださっている医療関係者の皆さんがいるから。こういう時代だからこそ改めて、どれだけありがたいことかと強く感じた」と感謝の気持ちを伝えて歌われた「Tender Love」、「先の見えない不安に包まれていたとき、音楽でみんなと繋がれたことが希望になった。直接会える日が来たら、絶対この曲を歌いたいって決めていた。そして次に会うときは絶対、一緒に歌えますようにとの願いを込めて」と語った「ねがいぼし」などの歌唱では、喜怒哀楽の先にある場所から真っすぐ心に訴えかけてくるようなハーモニーが印象的だ。

またライブ終盤で絢香は、ツアーの開催を決断する際に不安や緊張感もあったという心の内を話しつつも、「ここまで来ることができたのは、みんながルールを守ってくれたから。みんなのおかげです」と感謝を伝えると想いが溢れ、思わず涙をこぼした。

絢香の歌で、音楽で、未来をもっといい日にしていくために開催されたこのツアー。一夜限りとなった感動と圧巻の東京公演をぜひ、dTVで楽しもう。

なお、YouTubeではこの公演のティザー映像が公開されている。