■高校時代に演奏していた楽曲と、最新アルバム収録曲が同列に存在した一夜。背後には、GLAYがライブを行っていた当時のフラッグが!
2020年、新型コロナウィルスの感染が拡大する最中に始まったTERUプロデュースの配信ライブ『LIVE at HOME』。そのVol.7が、11月22日、「函館あうん堂ホール」よりGLAY appにて配信された。出演は、TERU、TAKURO、村山☆潤の3名。
7回目となる『LIVE at HOME』は、冬が近づく函館が舞台。開催のきっかけは一通のファンからのメールだった。
「TERUさん助けて下さい」
「函館あうん堂ホール」は函館の音楽シーンを支えてきた1983年開業のライブハウス。しかし、コロナ禍による影響を受けてライブ本数が激減し、あうん堂の運営が危ぶまれた。そして、この場所をなくすまいと、継続を目的としたクラウドファンディングをTERUが支援して、そのリターンとして配信ライブを開催することになった。
ライブはTERU、TAKUROが会場に入ってくるシーンから始まり、当時書かれた「GLAY」の文字がまだ壁に残っているのを懐かしく眺めている姿が印象的だった。
最初のステージはTAKUROと村山☆潤の2名のみ。
TAKUROのソロワークス『Journey without a map』からインストナンバーである「函館日和」など数曲を披露。ステージには、当時、あうん堂でGLAYがライブを行っていたときのフラッグが掲げられており、ギターの音色に深みを加えてくれている。曲中にTAKUROは「僕らにできることがあれば、いつでも帰ってきます。そして、これからもこのあうん堂を大切にしていきます。バンドを始めたときのような気持ちで、今日はいい気分ですね」と思いを語った。
曲が終わると、TAKUROがこの企画の主催者であるTERU(Vo)をステージに呼び込む。
TERUは「僕らが高校時代にライブをやらさせていただいてた場所。そこがコロナ禍で危ない状況であり、ファンの子たちから、あうん堂のためにクラウドファンディングをやっていると聞き、自分も今回サポートさせていただきました。皆さん、楽しい時間になれば幸いです」と冒頭で語り、高校時代にやっていた曲「レクイエム」を、あらたなアレンジで披露。そこから最新アルバム『FREEDOM ONLY』より「Tiny Soldier」「BAD APPLE」など、高校時代の曲と新曲を織り交ぜながらライブは進んでいき、最後は最新アルバムのリード曲でもある「祝祭」を演奏し、原点とも言える、あうん堂でのライブは幕を閉じた。
いつまでも自分たちの故郷・函館を大切にする、非常にGLAYらしさの出ていたアコースティックライブ。ぜひ、TERU、TAKUROの大切な場所に対する想いと共に、配信を楽しもう。
リリース情報
2021.10.06 ON SALE
ALBUM『FREEDOM ONLY』
配信情報
PREMIUM ACOUSTIC LIVE Vol.7 LIVE at HOME in HAKODATE AUNDO HALL
11/22(月)19:00開場 20:00開演
見逃し配信期間:11月23日(祝)12:00~12月14日(火)18:00
チケットの詳細はこちら
https://app-glay.jp/
Live at Home特設サイト
https://www.glay.co.jp/live_at_home/
GLAY OFFICIAL SITE
https://www.glay.co.jp/