■「来年はもっとたくさんライブをやりますので、また会いましょう!」(安田レイ)
11月21日にビルボードライブ東京にて安田レイのワンマンライブ『Rei Yasuda Live 2021 “It’s you”』が開催された。安田にとっては2020年2月以来、約1年9ヵ月ぶりのワンマンライブとなった。
バンドによる華やかなセッション曲が演奏されるなか、カラフルな衣装に身を包み、客席の階段から登場。スポットライトが当たりその姿が現れると、大きな拍手で迎えられた。
ハスキーな低音から透明度の高い高音まで、縦横無尽に展開される安田の歌声の魅力とともに、生の楽器演奏のみで構成された今回のライブアレンジは、CDや配信で聴くことのできるオリジナルとは違うビルボードライブ東京という空間にふさわしいもの。ラグジュアリーかつ洗練された世界観で観客を魅了した。
ライブ中盤、観客に向かい「みんなとの繋がりを歌った曲」と語ったあとに、11月3日にリリースしたコラボレーションEPのタイトルトラック「It’s you produced by JQ from Nulbarich」を披露。楽曲後半では、安田の呼び込みによって今回の公演のスペシャルゲスト、JQ from Nulbarichが登場。プロデュースを手掛けた同曲でふたりのハーモニーが響きわたり、念願の初披露が実現した。さらに、Nulbarichの楽曲「NEW ERA」をふたりで歌唱。会場のボルテージは最高潮に達した。
続いて披露されたのは、今年1月から日本テレビにてオンエアされ、竹内涼真、中条あやみのW主演で話題を呼び、来年2月からHuluにてシーズン3の公開が決定しているドラマ『君と世界が終わる日に』挿入歌の「Not the End」。数々の配信チャートで上位を記録し、自身最大の配信ヒットとなった楽曲を、胸の奥から絞り出すような緊張感ある歌い出しから、張り裂けそうに激しく歌い上げるサビまで、力強くその歌声を響かせた。
終盤では、自身のキャリアの原点でもある元気ロケッツ「Heavenly Star」を柔らかなアコースティックアレンジで披露。バンドメンバーがこっそり仕込んだジングルベルのメロディも相まって、温かく優しい空気に会場が包まれた。
ライブ本編の最後を飾ったのは、前回のワンマンライブのアンコールで、ピアノの弾き語りで初披露した「blank sky」。コラボEPで生まれたTENDREによるアレンジをベースにしたジャズアレンジで表現。アウトロではライブのフィナーレらしく、即興のフェイクを載せたセッションで会場を沸かせた。
アンコールは、今年『THE FIRST TAKE』にて公開された、H ZETTRIOとのコラボレーションをベースにした「Brand New Day」。ビルボードライブ東京名物の煌びやかな都会の夜景をバックに、ライブのクライマックスを演出。「来年はもっとたくさんライブをやりますので、また会いましょう!」とオーディエンスと約束を交わし、拍手喝采のなかライブは幕を閉じた。
このライブの模様は、11月28日までアーカイブ配信にて視聴可能。ぜひ彼女の歌声の魅力、楽曲に込められた想いを感じてみよう。
■『Rei Yasuda Live 2021 “It’s you”』2nd stage セットリスト
01.Re:I
02.true colors
03.dazzling tomorrow
04.Mirror
05.赤信号
06.through the dark
07.It’s you with JQ from Nulbarich
08.NEW ERA with JQ from Nulbarich
09.Not the End
10.amber
11.Heavenly Star
12.blank sky
en01.Brand New Day
リリース情報
2021.11.03 ON SALE
EP『It’s you』
EP『It’s you』配信リンク
https://reiyasuda.lnk.to/itsyou
EP『It’s you』特設ページ
https://www.yasudarei.net/Itsyou/
Nulbarich OFFICIAL SITE
https://nulbarich.com/
安田レイ OFFICIAL SITE
www.yasudarei.net