■「本当に僕ですか? と。それくらい耳を疑いました」(ナオト・インティライミ)
ナオト・インティライミが、映画『ミラベルと魔法だらけの家』日本版エンドソングを担当することが決定した。
『ミラベルと魔法だらけの家』は、“魔法”に溢れる世界に住むヒロイン・ミラベルの活躍を描くミュージカルファンタジー。
『モアナと伝説の海」以来4年ぶりの新作ディズニー・ミュージカル、さらにディズニー長編アニメーション60作品目という記念すべき本作で、日本版エンドソングアーティストに抜擢されたナオト・インティライミは、オファーを受けたときの心境を「本当に僕ですか? と。それくらい耳を疑いました」と自身も信じられなかったと振り返る。
そして、「世界中の人々に愛されているディズニーの作品に音楽で参加させていただけけることをものすごく光栄に思いましたし、夢がひとつ叶ったなって。いつか日本武道館でやりたいとか、『紅白歌合戦』に出たいとか、それと同じく“ディズニーの曲を歌いたい”というのは夢のひとつだったんです」と熱い想いをコメントした。
ナオトはアーティストとして参加するだけではなく、楽曲の日本語詞も担当。Naoto名義で2019年にユニバーサルミュージック ラテンから世界デビューをするなど、ラテンシーンでも活躍しコロンビアとの関わりも深い彼。自身の音楽との出会いを映画化した『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』(2012年)では、デビュー前の世界旅行以来にコロンビアを再訪。本作にも参加している現地のアーティストとも交流がある。コロンビアを舞台とした本作の日本版エンドソングアーティストに、まさになるべくしてその座を掴み取ったといえる。
ナオトが歌うのは、本作の日本版エンドソング「マリーポーサ ~羽ばたく未来へ~」。トニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞し、本作の楽曲制作を務めるリン=マニュエル・ミランダによる渾身の一曲だ。
「マリーポーサ ~羽ばたく未来へ~」は、ひとりだけ魔法を持たないミラベルがある日突然迫った家族の危機を救うために立ち上がるなか、家族を守りたい一心で奮闘するミラベル、そして観客の心にも明かりを灯してくれるような、切なくも胸に染みる珠玉のバラード。
この曲についてナオトは「ミラベルと家族たちの秘密が明かされる重要な場面で流れる劇中歌『2匹のオルギータス』をカバーしたものなんです」と物語の重要なシーンで登場する楽曲のカバーであることを明かす。
また、彼自身が尊敬するコロンビアの人気アーティストでオリジナル版を歌うセバスチャン・ヤトラやもうひとつのエンドソングである「愛するコロンビア」を歌うカルロス・ビベスと肩を並べることに関しては、「本当に光栄なことですし、死ぬ気で今回の楽曲を作らせていただきました」と並々ならぬ熱い想いを明かした。
さらに、ナオトは本編にも声優として参加し、吹替デビューも飾っている。ナオトが演じるのは、彼のトレードマークのような帽子を被り、本人が顔の作りも近いと語るキャラクターとのこと。お見逃しなく。
映画『ミラベルと魔法だらけの家』は、11月26日から全国公開。
映画情報
『ミラベルと魔法だらけの家』
11月26日(金)全国公開
監督:バイロン・ハワード、ジャレド・ブッシュ
音楽:リン=マニュエル・ミランダ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2021 Disney. All Rights Reserved.
リリース情報
2021.09.29 ON SALE
ALBUM『The Best -10th Anniversary-』
『ミラベルと魔法だらけの家』作品サイト
https://www.disney.co.jp/movie/mirabel.html
ナオト・インティライミ OFFICIAL SITE
http://www.nananaoto.com/