■主題歌「夕凪」と、挿入歌「サイレン」の作詞・作曲を手がけた羊文学・塩塚モエカは、劇中音楽も担当!
23歳の新鋭・常間地裕監督が描く映画『この日々が凪いだら』が、2022年2月25日より新宿シネマカリテにて公開となることが決定した。
本作には、羊文学が主題歌「夕凪」と、挿入歌「サイレン」で参加。作詞・作曲を手がけた塩塚モエカは、さらに劇中音楽も担当しており、劇中に登場する若者たちの日々に寄り添いながら、物語を叙情的なものにしている。
映画『この日々が凪いだら』は、“映画×音楽”の祭典『MOOSIC LAB 2019』にて好評を得た作品『ゆうなぎ』が、海外セールス会社との契約を経て一新し、『この日々が凪いだら』と名を変え、満を持して単独劇場公開されるもの。
サトウヒロキ、瀬戸かほ、山田将ら期待の俳優たちが主演として物語の中心に据えられ、まるで鏡越しに見るような私たちの日常を体現。さらに、藤原季節、山之内すず、川瀬陽太といったプレイヤーが作品に強度を与えている。
変わりゆくものと、変わらないもの――大きな時代のうねりのなかで、日々、翻弄される私たち。そんな私たちの不透明な日常に、そっと光を当てるひとつの映画が誕生した。
■サトウヒロキコメント
世の中が大きく変わっていき、窮屈な気持ちが平常心になりつつありました。いろんなこととを胸に隠して、僕の友達はみんな笑っていました。大切なことは山の頂上や海の先ではなく、足下や隣にあったりしました。今、この映画を公開できることをとてもうれしく思います。少しずつ変わっていく未来のことを美しく思える、そんな映画だと思っています。ぜひ、映画館でご覧ください!■瀬戸かほコメント
撮影が終わってから久しいのですが、今も私はこの作品の延長線上にいる気がしています。2年の間で世の中の状況も自分自身も変わっていきましたが、相変わらず日常は続いていて、毎日を一生懸命生きているところです。大翔や大吾、双葉たちにスクリーン越しに会えることがとてもうれしいです。どうかこの作品がひとりでも多くの方の心に届きますように。■常間地裕監督コメント
こうして本作の公開をお知らせできること、大変うれしく思います。撮影をした当時(2019年)から現在に至るまで、様々な物事が変化しました。してしまったと言えるかもしれません。それでも私たちの生活のなかには、「変わらないもの」が確かにあったと思います。あってほしいと思います。本作は、そんな刻一刻と変化する日々に呑まれながらも、変わらない「日常」を生きる若い男女を描きます。劇場を出たあと、あなたの見る景色に、少しでも光が差しますように――。■羊文学・塩塚モエカコメント
「夕凪」は不思議な曲です。監督から届いた脚本を、夕方のベッドにもぐって読みました。読み終えてギターを手に取ると、イントロのフレーズが浮かび、どこか夢心地のままひと息に書き上げました。そんな風に曲が生まれたのは始めてでした。何かがとても揺らいでいた平成と令和の狭間で起きた、日々の記憶の延長線上にあるようにも思える若者たちの話。この映画と過ごした、2019年の透き通る夏のことを、今も時々思い出します。
映画情報
映画『この日々が凪いだら』
2022年2月25日(金)新宿シネマカリテにて公開
出演:サトウヒロキ、瀬戸かほ、山田将、小田篤、藤原季節、五頭岳夫、山之内すず、川瀬陽太 他
監督・脚本・編集:常間地裕
主題歌:羊文学「夕凪」
音楽:塩塚モエカ(羊文学)
配給:Filmssimo
配給協力:SPOTTED PRODUCTIONS
(C)映画『この日々が凪いだら』製作委員会
映画『この日々が凪いだら』OFFICIAL Twitter
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