■“洗濯”というものを深く考えたときに、“慎ましさ”だったり、“今日までの自分を洗い流して、明日また生まれ変わる、尊い行為”だと感じました」([Alexandros]・川上洋平)
パナソニック株式会社と、花王株式会社アタックが、毎日の家事のひとつである洗濯を楽しみ、悦びを感じてほしい、という思いから共同で立ち上げた『「#センタク」プロジェクト』が、10月19日の「洗濯を楽しむ日」からスタートする。
同時に、[Alexandros] の新曲が起用され、楽曲の作詞・作曲を担当した川上洋平が出演する「#センタク」CMが公開。
大切に着たい服、明日着なきゃいけない服、毎日使うタオル……。それぞれのライフスタイルに合ったいい洗濯を選択すれば、たのしい、うれしい、気持ちいい。きっと「洗濯に悦び」を感じてもらえる、そんな想いが込められたCMに仕上がっている。
CM内では、清潔感のある白いシャツを身にまとった川上洋平が、爽やかに弾き語りを披露。「#センタク」の“テーマソング”として、この楽曲が人々の日常に寄り添っていく。
■川上洋平 ソロインタビュー
Q:CM撮影を終えた感想を教えてください
今回の撮影は、自分の作った曲を歌うというシーンだったのですが、久しぶりにカメラの前に立つので緊張しました。普段白いシャツは着ることはあるのですが、今回の衣装は上下白い服でしたのでとても新鮮に感じましたね。Q:どのような方々にCM観てほしいですか?
どんな方でも洗濯はされると思うので、洗濯というのを、もう一度気づかせてくれるようなCMだと思います。CMを通して、自分なりの洗濯を見つけてもらえたらうれしいなと思います。Q:「#センタク」プロジェクトのコンセプトを聞いた感想を教えてください。
自分自身も毎日洗濯しますけど、改めて洗濯のことを考えてみると、明日どんな服を着ていくか考えたり、今日1日頑張ったなとか振り返ったり、そういったことを踏まえると、自分の洋服に対してありがとうを、小さくはしていたんだなっていうのに気づかされました。しかも、それを毎日毎日やってるので、その小さな感謝とか、楽しみとか、そういったものを何か感じながら、洗濯をしていければいいなってのは思いました。Q:今回の曲に込めた想いをお聞かせください。
洗濯のCM楽曲って聴くと、なんとなく爽やかで明るくて、朗らかで…パッと思いつくのはそういったものだったんですが、でも洗濯というものをもう少し深く考えたときに、洗濯は“つつましさ”だったり、昨日まで今日までの自分を洗い流して、明日新しく生まれ変わるという“尊い行為”だなと気づきました。毎日やってることだし、すごい大事なことだよねって、気づかせてくれるようなものにしたいなと。
なので、今回の曲はありきたりなものじゃなく、そういった洗濯の大切さを感じられる少しドキッとするような音色入れて、リフレインで続いていくような曲構成が頭の中に浮かびました。淡々としてるけど、でもそこにはちゃんと深みがあって…そんなメロディになっています。Q:今回の歌詞やメロディのこだわりを教えてください
歌詞のなかにある“ありったけの魔法をもって、白いシャツの中くぐって”という言葉は自然と出てきました。白いシャツを着るときって、仕事だったり、もっと特別な日だったりいろいろなシーンがありますよね…。そこに対してのエネルギーみたいなものをさりげなく感じさせるような言葉を、この曲に置いていきたいという気持ちはありました。白いシャツを“纏(まと)う”だとちょっと何か強いなと思って、“くぐる”のほうが通過していくような、感じがしました。この歌詞一文だけで伝わったらいいなという思いがあります。
洋服ってその、人生におけるそのトンネルみたいな感覚がするんですよね、洋服を着て頑張って1日過ごして、また脱いでそれを洗濯して…の繰り返し。そう考えると“纏う”でもなく、単純に“着る”でもなく、すり抜けていくイメージだったんで、 “ありったけの魔法をもって、白いシャツの中くぐって”という言葉が出てきたときは、良かったと思いました■[Alexandros]メンバー インタビュー
◇[Alexandros]メンバーの洗濯に対するこだわり
各メンバーに洗濯のこだわりを聞くと…白井眞輝(Gu)は「脱いだものをちゃんと表に返してから入れる」とお気に入りの服は、ひと手間かけるこだわりを語った。一方でリアド偉武(Dr)は洗濯の洗剤にこだわりが…。「洗剤の量ですね。正確にやるといいっていうのをどこかで見て、今までざっと目分量でやってたのですが、ちゃんと目盛りにしっかり合わせて、やるようには気をつけてます」◇メンバー同士で暮らしていた[Alexandros]の過去の洗濯事情が明らかに
メンバーに、洗濯の印象的な話を聞くと、トークは昔のメンバーで暮らしていた当時の話になり、「昔メンバーで暮らししていたときに、洗濯機ひとつだけだったので、順番でひとり洗濯していたのですが、彼(礒部寛之 / Ba&Cho)が洗濯するときは、洗濯機に何個入れているのか数えて、ハンガーの数をあらかじめ用意する」と川上洋平(Vo&Gu)がコメント。それに対して、礒部が「洗い終わった洗濯物の数と用意していたハンガーががぴったりだと。めちゃめちゃ気持ちいい!!」と話すと、「めちゃめちゃそれ洗濯のこだわりじゃん!」とメンバーから総ツッコミを受け会話が盛り上がった。◇「#センタク」にかけて、大きな選択を迫られたときにどうするかをメンバーに質問
川上:最終的には直感ですね。バンドのこととかも、みんな意見を出し合うし、それが的を射てたりするので、逆にまとまらなかったりするんすけど…。やっぱり最後は、“なんとなく…俺はこうしたほうがいいと思うんだよね”と誰かが言うことがいちばん説得力があったりします。
磯部:やりたいかやりたくないかで決めることが多いです。理由付けとか、こうしたらこうなるからって客観的っぽいことを考えたりするんですけど…やっぱり、最終的には好きか嫌いかだと思うんですよね。
白井:最近大事にしてるのが、死ぬ間際に…“やっときゃよかった、やってよかった”どっちに思うか? という考え方です。最近、海外に住みたいと思ったこともあったんですけど、死ぬ間際にしておけばよかったって思うか思わないかって想像すると…今は音楽をもっとやっていたいから違うって考えになります。そういう考え方を持ってから取捨択一がしやすくなりました。
リアド:直感ですね。むしろ選んだあとのほうが大事だって思ってます。 すごく悩むときとか、どっちが正解なのかってわからなくなるときもあると思います。自分はそういうときは、選んだあとその道でどう歩いていくかっていうことが大事だって考え方をしますね。そうすれば後悔もなくなると思ってます。◇「#センタク」プロジェクトへの楽曲提供についてのそれぞれの想い
川上:パナソニックさんや花王さんの新商品のタイアップとかではなく、洗濯に対する理念というか、メッセージを届けたいというお話をまず聞いたときに、今までと違うな思いました。そのときに、たしかに洗濯ってすごく日常に溶け込んでてとても当たり前で、何かちょっと煩わしいと思っている部分もあるけれど、すごく大事で、明日の未来のことを決める一ひとつの動きだと気付かされたんですよね。そんな、洗濯の尊さをみんなに気づいてもらえるような曲を作りたいと自然に思えました。みんなにとっての主題歌のような曲を作れたら素敵だなと思いました。
磯部:初めて、曲を聴いたとき、すごい詩的な歌だなと思いました。曲が全部出来るのが楽しみですね。この段階で(事前に)FIXした歌詞を見られるのもすごい珍しいので、そのあたりも面白みのひとつですね。日常に寄り添っているんだけど、現実的というよりかは…詩的な世界観があって、とても素敵だなと思いました。
白井:僕も、詩的な印象があります。聴き手側で考える余地をすごく残してある詞で、 CM映像も観させてもらったのですが、それに対してとてもマッチしてるなと思いました。今回は、商品とタイアップじゃなく、理念というところのCMじゃないですか。だから、理念を押し付けるってよりは、CMで洗濯に対して皆で考えようよっていう感じが、映像も歌詞からもとれるような印象でした。
リアド:洗濯という息のようにを自然にやっている行為に、どういう意味合いを自分のなかで込められるかっていうのを考えながら、この曲作りに参加させてもらってます。曲もとてもいいものが出来たので、素敵な思い出に残る1曲になったらいいなと思ってます。
リリース情報
2021.05.05 ON SALE
SINGLE「閃光」
2021.10.13 ON SALE
ANALOG『Where’s My History』
※完全生産限定盤
「#センタク」プロジェクト特設ページ
https://panasonic.jp/wash/sentaku.html
[Alexandros] OFFICIAL SITE
https://alexandros.jp