■原由子による【あとがき】のタイトルは、ズバリ『女房の日記』!
いよいよ来週10月8日に発売される、桑田佳祐が『週刊文春』にて2020年1月より約1年半にわたり連載した話題のエッセイ『ポップス歌手の耐えられない軽さ』の【あとがき】として、原 由子書き下ろの『女房の日記』が掲載されることが発表された。
『週刊文春』にて2020年1月から今年4月にかけて連載された、桑田佳祐のエッセイ『ポップス歌手の耐えられない軽さ』。“頭もアソコも元気なうちに、言いたいことを言っておきたい!”という思いを出発点に連載スタートした本エッセイは、音楽についてはもちろんのこと、これまで音楽のこと以外はほとんど語ってこなかった桑田が初めて明かす、自身の原点や現代の世相への思い、故郷・茅ヶ崎での少年時代や家族との絆、サザンが結成された青山学院時代の思い出、プロレスやボウリングへの愛、さらに「自主規制」がはびこる日本の現状への憂いや、60代となってからの「人生の目標」などが率直に綴られている。
その数、約1年半で66本!! 連載開始時より、つねに『週刊文春』内での人気連載記事ランキングの上位に入るなど、名実ともに大人気エッセイとして話題を集めていた。
読者からの多くの要望を受ける形で、10月8日に単行本として発売される運びとなった『ポップス歌手の耐えられない軽さ』は、桑田佳祐が言葉として残しておきたかったテーマを、縦横無尽、天衣無縫に書き尽くした、まさに永久保存版の一冊。
そんな、発売前より各ECサイトで予約が殺到している話題の本作に、サザンオールスターズのキーボーディストであり、著者・桑田佳祐の妻である原 由子が【あとがき】を書き下ろしていることが発表された。あとがきのタイトルは『女房の日記』。原の語り口調で、全身全霊で本連載に臨んでいた桑田佳祐の連載生活裏話や、原がコロナ禍に桑田のルーツを調べていたことなどが、まるで日記のように綴られている。
原のあとがきを読んだあとに、桑田が綴った本編を読み直すと、また違った読み味がしてくる――そんな、1冊で何度も楽しめる作品となっている。
図らずも時はコロナ禍という緊急事態。激しく移り変わる世の流れとともに、桑田の頭の中で考えている物事が紡ぎ出された原稿は、史料価値としても非常に高いものであると言える。さらには、本連載に全身全霊で取り組んでいた桑田らしく、連載時の文章から書籍化に際し、さらに大幅加筆を施しているという点、そして“桑田ワールド”を形作るキーワードに176本もの注釈を付けている点にも注目だ。今回発表となった原の『女房の日記』と共に、ぜひとも楽しみに待とう。
なお、本作品は10月8日の発売に合わせて、10月6日より各書店・ECサイト等にて順次取り扱いがスタート。10月7日・8日に開催予定の「桑田佳祐 LIVE TOUR 2021『BIG MOUTH, NO GUTS!!』」広島グリーンアリーナ公演より、ライブ会場での販売も開始予定となっている。
全音楽ファン必携の1冊、ぜひとも手に入れて秋の夜長のお供に、桑田の“ごはんEP”と併せて味わっていただきたい!
書籍情報
文藝春秋『ポップス歌手の耐えられない軽さ』
発売日:10月8日(金)
定価:2,500円(税込)
ページ数:432ページ
リリース情報
2021.09.15 ON SALE
EP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』
EP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』特設サイト
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