■「台本を読み原田知世さん演じるトウコさんの不思議な温かさに触れ、『それは白くて柔らかい』という歌がふと浮かびました」(森山直太朗)
森山直太朗が、10月8日からテレビ東京系“ドラマ24”枠で放送される原田知世主演ドラマ『スナック キズツキ』のエンディングテーマを担当することが決定した。
ドラマの原作は、女性を中心に幅広い支持を得ており、最近では『僕の姉ちゃん』のドラマ化でも話題になった漫画家・益田ミリによる同名コミック。
傷ついた人がたどり着くちょっと変わったお店「スナックキズツキ」の店主であり、本作の主人公のトウコを、原田知世、また共演者として成海璃子、平岩紙、塚地武雅、小関裕太、浜野謙太が出演する。
そして、このドラマを素敵な音楽で締めくくるエンディングテーマに森山直太朗の「それは白くて柔らかい」が決定。
「さくら」が卒業式の定番ソングになるなど、多くのヒット曲を生み出し、音楽業界に多大なる影響を与え、近年、音楽活動のみならずバラエティ番組や、役者としても活躍する森山直太朗が書き下ろした「それは白くて柔らかい」。心地よいサウンドと、心に染みる歌詞と歌声で、悲しいとき、辛くなったときに勇気と優しさを与えてくれる、「スナック キズツキ」の物語を締めくくるのにふさわしい楽曲となっている。
なお、オープニングテーマは清竜人「コンサートホール」となることも発表されている。
エンディングテーマ情報と合わせて、幅広い世代の実力派キャストが集結した各話ゲストも発表。新たなキャスト、第2弾が解禁となった。
コンビニ店員・冨田希美に、様々な映画やドラマ、舞台に出演し、どんな役でも体当たりの演技で視聴者を魅了する女優・徳永えり、塚地演じる悟志の妹で主婦・中島香保に、現在テレビ東京で放送中『うきわ -友達以上、不倫未満-』にも出演中の実力派女優・西田尚美、悟志の母・佐藤ヨシ子に、数多くのドラマや映画に出演し今も第一線で活躍し続ける名バイプレイヤー・丘みつ子。
そして、西田演じる香保の同級生・南(鈴木)裕子にドラマ、映画、舞台で活躍し、テレビ東京『バイプレイヤーズ ~名脇役の森の100日間~』にて本人役を演じ、常に独特の空気感を作り出す個性派俳優・堀内敬子、裕子の娘・鈴木芽衣に、ミュージカル『ピーターパン』で主演を務め、舞台で培ってきた演技力に2021年『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』でドラマデビューを果たした期待の新人・吉柳咲良、小関演じる潤の兄・瀧井和也に、ドラマ・映画、舞台、バラエティーなど多岐にわたって活躍し続ける俳優・八嶋智人が決定した。
皆それぞれ傷ついていて、知らないうちに傷つけあっていて、気がついたら「スナック キズツキ”」が目の前に…。そんな不思議な関係性を持った「スナック キズツキ」のお客さんとして訪れる各話のメインゲストをひと癖もふたもあるキャストが演じます。
何かしらどこかしらで繋がっている彼ら彼女らが、傷つき、傷つけながら、「スナック キズツキ」で店主・トウコによってどんなふうに気持ちを解放させていくのか、放送をお楽しみに。
■森山直太朗 コメント
台本を読み原田知世さん演じるトウコさんの不思議な温かさに触れ、「それは白くて柔らかい」という歌がふと浮かびました。
傷つく人がいて傷つける人がいる、またその傷を癒す人がいて世界は潤沢に回っている。
物語の最後に静かに寄り添えたら幸いです。<キャストコメント>
■徳永えり(冨田希美役)
益田ミリさんの描く“日常に潜む小さなきらめき”が好きだったので、今回、その世界に参加させて いただけてとても光栄に思います。
本を読ませていただいて、自分にしかわからないようなチクチクした思いをひっそりと優しく手当てしてくれる、あたたかい脚本だなと思いました。
私が演じる富田さんの傷は、側からみれば気づかないくらい些細なものかもしれません。
そんな小さな“キズ”に寄り添って、丁寧に演じたいです。
ストレス過多の日々のなかで、この作品が皆さまにとっての癒しになればうれしいです。どうぞあたたかい飲み物を飲みながら、ゆるりとご覧ください。■西田尚美(中島香保役)
以前、原田知世さんとご一緒させていただいた作品があったのですが、同じシーンがほとんどなかったものですから、「え! 知世さんがやってるスナック? 行く行く! うれしい!」仕事そっちのけで、素直な感情が湧いて。ごめんなさい。
傷ついてる人しかたどりつけないスナック…もうそれだけで心掴まれてしまいました。スナックのママ、トウコさんのキャラが飄々としているのも、とても良いのです。そして、傷ついている人がまたどこかの傷ついている人と繋がっていたり、知らずしらず傷つけていたりしながらスナックキズツキで繋がっていくのがとても面白くて、読み終わったときには、なんだか心が軽くなっていました。
私が演じる香保さんは、傍目から見るとちょいセレブみたいな? 生活をしていて、とても幸せそうな雰囲気の女性ですが、なんでしょう…。結婚して、育児して、お受験とか、自分よりも家のことを優先してきたからか、「はて? 私ってどんな人だったっけ?」どこかに置いていかれたような。今の自分がわからないのに、人から評価されることになんだかモヤモヤしてしまう。
一生懸命生きてる人にトウコさんが手招きしてくれます。いらっしゃい、と。佐藤スナックキズツキへ、ほっとひと息つきに皆様も是非ご覧ください。
■丘みつ子(ヨシ子役)
原作を読んで、斬新で、新鮮な気持ちになりました。
息子が全然お嫁さんを取らない、そんな息子に依存してしまう…こんな親子はいるんじゃないかと思います。そんな親子の母親を演じます。
自然だけど歯切れのよい、すごくいい脚本です。
久々にこんなにいい台本をいただきました。
これはぜひ、観ていただきたいです。
私も「スナックキズツキ」に行きたいです。■堀内敬子(南(鈴木)裕子役)
テレビ東京さんの作品は、チャレンジ精神があり、ぜひ挑戦したいと思わせてくれるので、今回オファーをいただいたときは、素直にうれしかったです。
実は、恥ずかしながら、衣装合わせのときまで、原作があることを知らなかったのです。
衣装合わせをしてから、慌てて原作を取り寄せて、一気に読ませていただきました。
誰にでもある、日常の中にあるちょっとしたことで、心の奥が、じんわりと温かくなるような作品でした。
演じるに当たって、皆さんの周りにある日常に見えるようにはしたいなと思っております。
それがいちばん難しいのだけど。。
人は、なにげないことで、傷ついたり、癒されたりします。
不安が多い日々だけど、ほんの少しのきっかけで、何かが変われるチャンスがあることを、日々の中でみつけてもらえたらと思います。なんでもいいのですよね。
自分が癒されて、心地よいものをどこかにみつけておきたいなと、自分にも思います。■吉柳咲良(鈴木芽衣役)
高校生でスナックデビュー、なんだかちょっぴり大人だな~とドキドキしています。しかもトウコ(原田知世)さんに悩みを聞いてもらえるなんて、なんて贅沢で素敵な時間なんだろうと感激です。
どれだけ予防線をはっても、傷つけない・傷つかないってことが時々できてないかもと思って、悩んでしまうときがあります。そんななかでスナックキズツキは、「まあいっか」と気がついたら前を向いてるといった小さな奇跡を起こしてしまう場所だと、原作を読んで感じました。まさに今求めていた魔法に、これから全力でかかりにいきたいと思います。
“今と将来“大切なものの優先順位に悩む芽衣に、同い年だからこその大共感と、今を生きることを楽しむより、先の心配ばかりしてしまう自分とのギャップが面白くも難しく感じます。だからこそ、囚われることなく演じ切りたいと思います。
少し息苦しさを感じることの多い今ですが、そんなときはスナックキズツキ! ぜひ一緒に、ほっとひと息つきましょう。■八嶋智人(瀧井和也役)
僕は男兄弟の弟で、地元にいる兄に父親の事を任せっきりで、
まるでドラマとは逆なのです。兄への感謝を込めて演じたいなぁ。
そして思春期に大ファンだった原田知世さんとふたりのシーンがあるなんて、当時の僕に自慢します。
このドラマは劇的なことはちっとも起こらないけれど、人が生きてゆくときに、必要な栄養をくれるドラマです。どうか癒されてくださいませ。
番組情報
テレビ東京 ドラマ 24 『スナック キズツキ』
2021年10月8日(金)24時12分スタート!
放送局:テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
※テレビ大阪の放送日時は未定
主演:原田知世
出演:成海璃子、平岩紙、塚地武雅、小関裕太、
徳永えり、西田尚美、丘みつ子、堀内敬子、吉柳咲良、八嶋智人、浜野謙太
オープニングテーマ:清竜人「コンサートホール」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
エンディングテーマ:森山直太朗「それは白くて柔らかい」(UNIVERSAL MUSIC)
監督:筧昌也、湯浅弘章
脚本:佐藤久美子、今西祐子
チーフプロデューサー:阿部真士(テレビ東京)
プロデューサー:濱谷晃一(テレビ東京)、井上竜太(ホリプロ)、奥村麻美子(ホリプロ)
制作:テレビ東京・ホリプロ
(c)『スナック キズツキ』製作委員会
『スナック キズツキ』番組サイト
https://www.tv-tokyo.co.jp/kizutsuki/
森山直太朗 OFFICIAL SITE
https://naotaro.com/