■映画『護られなかった者たちへ』のストーリーと響き合う、桑田佳祐の主題歌「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」
桑田佳祐による主題歌「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」を使用した、映画『護られなかった者たちへ』(10月1日全国公開)のスペシャルトレーラーが公開された。
『このミステリーがすごい!』受賞作家・中山七里の傑作小説を映画化した『護られなかった者たちへ』。東日本大震災から10年目の仙台で起きた不可解な連続“餓死”事件を軸に、その裏に隠された切なくも衝撃の真実を描く、感動のヒューマンミステリーだ。
殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤健、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人など日本映画界最高峰の豪華演技派キャストが集結。監督は瀬々敬久(『64-ロクヨン-前編/後編』)、脚本は林民夫(『永遠の0』)・瀬々敬久が担当。主題歌は、桑田佳祐の「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」に決定した。
そしてこのたび、本作の主題歌、桑田佳祐による「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」のスペシャルトレーラーが解禁となった。
約2分の本映像は、主題歌と映画の映像を存分に堪能することができる1本となっており、また今回初出しとなる映像も収録されている。「火を、点けました。対応がずさんだったんで」という利根(佐藤)の告白、そして、「利根はまだ何か隠してる気がするんです!」という笘篠(阿部)の強い言葉から始まる映像。笘篠が空を見上げると一面の星空が広がっており、優しい音色が流れ始め、そこから利根の過去が垣間見える映像が始まる。
利根が震災後の避難所で出会う遠島けい(倍賞)、カンちゃんという少女と3人で肩を寄せ合い、まるで本当の家族のような絆を築いていく様子が描かれる一方、保健福祉センターの職員・三雲(永山)に怒りもあらわに掴みかかる姿。そして冒頭の告白の通り、炎を見つめる姿――。ささやかな幸せを手にしていたはずの利根は、なぜ罪を犯してしまったのか?
容疑者・利根と刑事・笘篠、さらに彼らを取り巻く登場人物それぞれが、複雑な想いを抱えながらも生きていこうとする姿は、“現在(いま)がどんなにやるせなくても 明日(あす)は今日より素晴らしい”と桑田が歌い上げる世界観とリンクし、感情を激しく揺さぶる映像になっている。
ラスト、「死んでいい人なんていないんだ」と語りかける利根が“罪を犯してまで、護りたかったもの”とは――? 阿部寛、そして佐藤健が涙するシーンも最後に映し出され、見る者の感動を誘う。
映画情報
『護られなかった者たちへ』
10月1日(金)公開
出演:佐藤健 阿部寛
清原果耶 林遣都 永山瑛太 緒形直人 吉岡秀隆 倍賞美津子
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫 瀬々敬久 音楽:村松崇継
原作:中山七里「護られなかった者たちへ」(NHK出版)
主題歌:桑田佳祐「月光の聖者達」(タイシタレーベル/ビクターエンタテインメント)
配給:松竹
(C)2021映画『護られなかった者たちへ』製作委員会
【作品概要】
【容疑者】佐藤健×【刑事】阿部寛
10年目の殺人―――罪を犯してまで、護りたかったものとは。
震災から10年目の仙台で、全身を縛られたまま“餓死”させられるという不可解な連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めていくが、決定的な証拠がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていた――。なぜ、このような無残な殺し方をしたのか? 利根の過去に何があったのか? さまざまな想いが交錯する中、やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく――。
映画『護られなかった者たちへ』作品サイト
https://movies.shochiku.co.jp/mamorare/
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