■「おしゃべりとうたを行き来しながら、自分のやったことのないパフォーマンスに出逢えるのを楽しみにしています。湯布院の渦の中へ、ぜひ飛び込みに来てください」(コムアイ)
成田凌演じる作家の“私”が、黒木華演じる“謎の美女”により幻想的な世界に誘われる、朗読劇『湯布院奇行』。『ボクたちはみんな大人になれなかった』の燃え殻による書き下ろし原作を、『シリーズ江戸川乱歩短編集』の奇才・佐藤佐吉が脚色。そして映画『花束みたいな恋をした』の土井裕泰の舞台初演出で送る本作に、このたびコムアイの出演が決定した。
また、彼女が劇中で歌うのは、すべて、日本のロックシーンにおいてカルト的な人気を集める坂本慎太郎の楽曲となることも決定している。
ファッションやアート、社会貢献活動など様々な分野で活躍し、近年ますますその存在が輝いているコムアイ。そんな彼女が今回、ボーカリストとして『湯布院奇行』に出演。
劇中で彼女が歌うのは、唯一無二のアーティストとして世界中にファンを持つ坂本慎太郎の楽曲群。坂本慎太郎はロックバンド、ゆらゆら帝国でボーカル&ギターを担当。バンド解散後の2011年に自身のレーベル、zelone recordsでソロ活動をスタートさせる。国内だけにとどまらず、2018年には4ヵ国でライブ、そして2019年にはUSツアーを敢行。様々なアーティストへの楽曲やアートワークの提供など、その活動は多岐にわたる。
坂本がこれまでに発表してきた素晴らしい楽曲の数々に、コムアイはどのように新しい息を吹き込むのだろうか。その答えを、すべての音楽ファンに目撃してほしい。
また、コムアイは歌唱だけでなく朗読にも参加。役柄は、成田演じる主人公“私”の過去に深く関わる女性。彼女の独特のキャラクターが成田、黒木とどのような化学反応を起こすのかにも期待が高まる。
なお、本日8月11日より公式サイトでチケットのオフィシャル抽選先行がスタートしている。
■朗読劇「湯布院奇行」あらすじ
「今、君の⽬の前に⽴っている⼥を私たちで共有しないか?」店先で⼥から渡された手紙に、そう書かれていた。都会での生活に疲れた作家の「私」は、知り合いの芸術家の勧めで湯布院へ向かう。そこで瓜二つのふたりの女性に翻弄され、徐々に現実と虚構の境がわからなくなっていき…。彼の行き着く先は楽園か、それとも…!?
■コムアイ コメント
夢の中へ、外国へ、心の奥底へ、言葉や音の力を借りて、飛んでゆきましょう。身体が旅をできなくとも、心や意識は、風船のように自由です。
おしゃべりとうたを行き来しながら、自分のやったことのないパフォーマンスに出逢えるのを楽しみにしています。
湯布院の渦の中へ、ぜひ飛び込みに来てください。
イベント情報
朗読劇『湯布院奇行』
09/28(火) 東京・新国立劇場 中劇場 18:15開場 19:00開演
09/29(水) 東京・新国立劇場 中劇場 13:15開場 14:00開演/18:15開場 19:00開演
09/30(木) 東京・新国立劇場 中劇場 13:15開場 14:00開演
原作:燃え殻
脚本:佐藤佐吉
演出:土井裕泰
出演:
“私” 成田凌
“謎の美女” 黒木華
“歌唱” コムアイ
製作/主催:TBS