■「保護犬、保護猫はたくさんの方が知るべきこと。かわいいだけじゃなくて、一生一緒にいるという覚悟を決めないといけない」(大原櫻子)
片野ゆか著『北里大学獣医学部犬部!』(ポプラ社刊) を原案とした映画『犬部!』が7月22日に公開される。
2004年頃に青森県十和田市にある北里大学(十和田キャンパス)に実在した動物保護サークル“犬部”。映画は、サークルを設立した獣医学部の学生をモデルとした主人公とその仲間たちの青春を、共に動物を守ろうと奮闘した過去と、獣医師となってあらたな問題に立ち向かう現代という2つの時代構成で描いていく。出演は、林遣都、中川大志、大原櫻子、浅香航大、他。監督は篠原哲雄。
そしてこのたび、映画『犬部!』とネスレピュリナペットケアのコラボ企画として、7月16日から18日まで、スモールワールズTOKYOにて、保護犬猫の譲渡会イベントが開催。最終日の18日には、映画『犬部!』を代表して大原櫻子がイベントに参加した。
犬や猫と人間の絆について悩み、突っ走る獣医学部の学生たちとその16年後を描いた映画『犬部!』。その中でも大の猫好きで「犬部」の猫担当、佐備川よしみを演じた大原。
「私の演じた佐備川よしみは、“犬部”の部員の中で、いちばん学生から大人までの間で成長が見られる役だと思っていました。学生の時はイヌ、ネコちゃんがかわいくて大好き、という気持ちでやっていたのが、大人になる16年の間に、動物をかわいいだけではなくて、救いたいという気持ちが増したりする出来事があったので、そういうのがあって彼女は成長したんだな、といろいろ考えながら演じていました」
トークセッション後半では、動物愛護に対する自身の考えも述べた。
「私はペットを飼ったことがないので、保護犬、保護猫の活動を身近に感じていなかったんですけど、映画を通して、こんなに私たち人間に幸せをくれるのに、今もどこかで誰かが手放している瞬間があると思うと、これはたくさんの方が知るべきことだと思いましたし、かわいいだけじゃなくて、もし一緒に生活をともにするんだったら、責任をもって一生一緒にいるという覚悟を決めないといけないんだなと、いうことを改めて感じました」
大原は、保護犬猫の譲渡会をより身近なものとして多くの人々に知ってもらおうと、自身も積極的にワンちゃんネコちゃんと触れ合い、「この子たちはどこで保護されたんですか?」「この子は何歳なんですか?」などの質問をしながら、動物保護の大切さをあらためて感じているようだった。
リリース情報
2021.03.3 ON SALE
大原櫻子
ALBUM「(エル)」
映画情報
『犬部!』
7月22日(木・祝)全国ロードショー
出演:林遣都 中川大志
大原櫻子 浅香航大/田辺桃子 安藤玉恵 しゅはまはるみ 坂東龍汰
田中麗奈/酒向 芳 螢 雪次朗 岩松 了
監督:篠原哲雄
脚本:山田あかね
原案:片野ゆか『北里大学獣医学部 犬部!』(ポプラ社刊)
主題歌:「ライフスコール」Novelbright
配給:KADOKAWA
(C)2021『犬部!』製作委員会
映画『犬部!』作品サイト
https://inubu-movie.jp/
大原櫻子 OFFICIAL SITE
https://oharasakurako.net/