■遊園地「ひらかたパーク」新CM『ジェームズはキャシーの方を』篇、7月22日より関西地区にてOA開始!
“超ひらパー兄さん”そして“園長”こと岡田准一が出演する、遊園地「ひらかたパーク」の新CM『ジェームズはキャシーの方を』篇が、7月22日より関西地区にてオンエアされる。
■新CM『ジェームズはキャシーの方を』篇内容
夏。プールサイドで海外ミステリーを読む園長。青空の下、静かにページをめくる。きらめくプール。この豊かな時間、誰にも邪魔させない。「ジェームズはキャシーの方を見た」。一行目から吸い寄せられる。傑作の予感。でも……キャシーって誰やったっけ? 園長の表情が一瞬曇る。あわてるな。こんなときのために、登場人物紹介があるじゃないか。「キャシー、弁護士の妻」OK、読書に戻ろう。「ジェームズはキャシーの方を見た」てか、そもそもジェームズって誰やっけ? あかん、ぜんぜん頭入ってけぇへん! 読書やめじゃ! 「プールサイドの読書はだいたいウソ」。やけくそみたいな決め打ちのセリフでCMを締める園長だった。
■CMの見どころ
青空の下、太陽に反射してきらめく冷たいプールの水。そんなプールの横で読書。絵的にはいいけど、実際やったら満喫なんかできないのかもしれない……。園長がCMの最後に見せる、人生の真理を悟ったかのような笑み。「モナリザ」の微笑に匹敵するような、多様な解釈に視聴者をいざなう奥深さを感じさせてくれる(ような気がする)。
■CM撮影時のエピソード
前日までの雨予報が嘘のような快晴となった撮影当日、最高にきれいで冷たいプールでの撮影が実現した。ややもすればプールに気をとられているスタッフに対し、岡田がアドリブをぶち込んできた。それが、ラストの岡田の表情。一切説明がないまま、あの表情がいきなり本番で飛び出した。どんな気持ちの表情なのかとっさに判断できず、虚をつかれたスタッフたちは、ただカメラを回し続けること以外何もできなかった。「よくわからないけど、たぶんこれが答えだ!」たしかラストのセリフも用意してたような気もするが、そんな机で書いたことなどふっとんでしまうほどの、すべてを超えた表情の奥行きにスタッフ一同、心から納得した。
なお、岡田園長がプールサイドで読んでいる本は、ひらかた文庫、ウォルター・スライダー著『監視員』。今回の撮影のために、文庫が書き下ろされた(!)。
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