■「(くっきー!に)レコーディングにもギターとコーラスで参加してもらい、ロック度数がさらに増しました!」(斉藤和義)
坂上忍が愛犬リクとのかけがえのない日々を絵本として書下ろし、クリエイターとしての顔も持つ野性爆弾のくっきー!がイラストを描いた絵本『リクはよわくない』。5歳の“ぼく”が子犬の“リク”とのなにげない日々を通して、いのちの大切さを学んでいく物語は、多くの子どもたち、そして動物を愛する人々の心を温かな感動で包んだ。
そして、この絵本をアニメーション映画化した『リクはよわくない』が、10月1日に公開となることが決定。ポスタービジュアルと予告編が解禁された。
公開された予告映像は、桜が咲き誇る季節に、“ぼく”(CV 松本梨香)がリクを抱きかかえて初めて家に連れて来たシーンから始まる。リクは身体が弱く震えているが、“ぼく”は犬の兄弟たちと一緒に暮らせばきっと元気になると信じ、リクを5番目の兄弟として迎え入れる。長男のチワワのツトム(CV 森川智之)、次男のミニチュア・ダックスフントのヨースケ(CV 杉田智和)、三男のフレンチ・ブルドッグのマルちゃん(CV 森久保祥太郎)、四男のパグのパグゾウ(CV 花江夏樹)、そこに末っ子のイタリアン・グレーハウンドのリク(CV 浅野真澄)が加わる。
“ぼく”が散歩に連れて行こうとしても、一歩も動こうとしないリク。「散歩は怖い」「ご飯も食べたくない」。馴染もうとしないリクを、パグゾウたちが心配そうに慰めると……。
ぼくとリク、犬の兄弟たちのかけがえのない日々を綴った本作の、感動のラストを予感させる予告編となっている。
さらに物語を盛り上げる主題歌は、数々の名曲を生み出し、多彩なスタイルでファンを魅了する斉藤和義が本作のために書き下ろした「朝焼け」に決定。坂上忍がかねてからファンだった斉藤和義に主題歌をオファーしたところ、自身も猫を飼い、動物に寄り添ってきた斉藤が快諾。坂上の絵本を読み、これまで斉藤が暮らしてきた動物たちへの想いを歌に込めた。
また、面識のあった絵本のイラストを担当したくっきー!に、ギターとコーラスでの参加を呼びかけ。ここでも異色のコラボが実現し、小さな生命への愛おしさが溢れるミディアムバラードが完成。映画の感動と余韻が、よりいっそう深まる仕上がりとなっている。
楽曲のリリース時期は未定だが、予告編でひと足先にその歌声を聴くことができる。
また、発表された本ビジュアルでは、空に浮かぶ虹の道を“ぼく”と5匹の兄弟犬たちが仲良く駆ける姿が描かれ、ある日の“ぼく”が見た夢のようなファンタジックな仕上がりとなっている。
■斉藤和義 コメント
坂上さんが動物好きなことはテレビ等で知っていました。
毒舌の裏で優しい方だなぁ…と。
自分の家にも野良から家猫になった子がたくさんいたので、『リクはよわくない』大変共感しました。
自分なりに、リクや一緒に暮らしてきた動物たちへの想いを曲にしたつもりです。
くっきー!の絵も大好きだったので、アニメーションになるのが楽しみです。
レコーディングにもギターとコーラスで参加してもらい、ロック度数がさらに増しました!
一発オッケー! 流石です。■坂上忍 コメント
斉藤和義さんと面識はなく、ボクはただのいちファンでした。
『リクはよわくない』が映画化されるとなり、主題曲をお願いしたい人はいますか? と問われたとき、『ちびまる子ちゃん』のエンディング主題歌を歌っている斉藤和義さんが思い浮かび、勝手な想像ですが、子供たちや動物への想いをどこかに感じ、ダメ元でお名前を出させていただいたところ、めちゃめちゃ早く快諾のお返事をいただいたことに感銘を受けました。
で、デモテープを聴いて、さらに感動した次第です。
映画情報
『リクはよわくない』
10月1日(金)全国ロードショー!
声の出演:森川智之 杉田智和 森久保祥太郎 花江夏樹 浅野真澄 松本梨香
小原莉子 七瀬彩夏 / 片平なぎさ(友情出演) くっきー! 坂上 忍
原作:『リクはよわくない』作:坂上 忍/絵:くっきー!(インプレス刊)
監督:荒川眞嗣『おしりかじり虫 第3シリーズ』
主題歌:斉藤和義「朝焼け」
配給:東京テアトル/チャンスイン
(C)坂上忍/くっきー!/インプレス/MMDGP/リクはよわくない製作委員会
【ものがたり】
桜の花びらが舞い散る春の日、ぼくのうちに子犬のリクがやって来た。怖がりでワナワナと震えるやせっぽちのリク。「うちの犬の兄弟たちとたくさん遊んで、ご飯をいっぱい食べれば、ぜったい元気になる!」
4匹の犬の兄弟―ツトム、ヨースケ、マルちゃん、パグゾウたちと一緒にお散歩したり、ぼくのおひざ争奪戦をするうちに、リクはどんどん元気を取り戻していく。ある日ぼくは、家族みんなで海へ遊びに行くことを思いつく。
映画『リクはよわくない』作品サイト
riku-movie.com