■「寝るときに見る夢と、自分が将来なりたい夢をクロスオーバーさせる。それを大事に思ってもらえるようなダンスにしたかった」(EXILE TETSUYA)
EXILE TETSUYAが、7月6日、西川株式会社との共同で、港区立本村小学校の児童に「眠育」にまつわる特別授業を行った。
文部科学省選定のダンス映像教材監修やEXPG高等学院の学長を務めるなど、教育分野でダンスの可能性を広げる活動を行っているTETSUYA。このたび、正しい睡眠習慣を身につけさせて子どもたちの成長を応援する「眠育」活動に力を注いでいる西川株式会社の研究機関・日本睡眠科学研究所と思いが合致し、共に「おやすみダンス・おはようダンス」を企画制作した。
西川のスリープマスター・富下瞳による睡眠セミナーのあとに、TETSUYAは「おやすみダンス」をレクチャー。ダンスはTETSUYAが考案し、西川の日本睡眠科学研究所が監修、歌は傳田真央が歌っている。深呼吸するパートや胸に手を当てて「ドクン」と鼓動の音を感じるのがポイントだと教え、しばらくすると子どもたちはすっかり眠たそうな顔に。TETSUYAは「お父さん、お母さんにも教えてあげてください」と呼びかけていた。
児童からの質問タイムでは、「いつくらいからダンスを始めたんですか?」「ダンスを始めたきっかけはなんですか?」といった純朴な問いが投げかけられた。TETSUYAは19歳の頃、ある先輩のダンスに衝撃を受けてレッスンを始めた。
今回、体育館に集まったのは約8歳の子供たち。「今、ダンスやってる人?」というTETSUYAの声にいくつかの手が挙がる。TETSUYAがダンスを始めるより10年も早い年齢だ。「8歳から始めてたらダンスの夢はかなうかもしれない」とTETSUYAは子供たちに希望を与えた。
イベント終了後の囲み取材では、「おやすみダンス・おはようダンス」が作られた経緯について説明。2013年に西川と出会い、睡眠の大事さ、パフォーマンスをするうえでの回復力に欠かせない睡眠を勉強したTETSUYAは、ダンスと知識を掛け合わせて何か形にしたいという思いがずっとあったのだという。そして、今回タイミングが合致し、子どもたちに向けてダンスを作ることが実現した。
工夫したポイントは、楽曲の世界観を映像上で伝えるために、イラストを使って子どもたちが一度見ただけで寝るダンスなのか、起きるダンスなのかがわかるようにしたこと。
TETSUYAにとっても初めてのチャレンジだったが、コロナ禍のなか、ようやくダンスの魅力を伝えるイベントを開催できたことに笑顔。TETSUYAはうれしそうに「いいダンスだったなと思います」と考案したダンスに自信を見せた。
また、イベント中にTETSUYAは何度も子どもたちに将来の夢を問いかけていた。EXILEは「子どもたちの夢を応援する」をテーマに活動しており、「寝るときに見る夢と、自分が将来なりたい夢をクロスオーバーさせる。それを大事に思ってもらえるようなダンスにしたかった」とも語った。
なお、起床時にスッキリと目覚めるための「おはようダンス」では、GENERATIONS from EXILE TRIBEの関口メンディーがラップを披露しており、今後は授業にメンディーも連れてきたいと、TETSUYAは笑顔を見せていた。
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