米津玄師、「#PaleBlueLetter」シリーズ第3弾は“青空に直筆メッセージが描かれる”ARカメラ

■「『リコカツ』はイカドラマだと思っている」（米津玄師）

6月16日にリリースされた米津玄師のニューシングル「Pale Blue」が、6月28日付オリコン週間シングルランキングにて、ソロアーティスト今年度最高初週売り上げを記録した。
あわせて、米津玄師のオフィシャルサイトに「#PaleBlueLetterカメラ」が実装されていることが公式発表された。

「Pale Blue」はTBS系金曜ドラマ『リコカツ』主題歌として書き下ろされた楽曲。先行配信では、6月14日付、6月21日付オリコン週間デジタルシングル（単曲）ランキングで2週連続1位を獲得。6月4日に公開されたミュージックビデオは、すでに再生回数1,900万回を突破。数多くのチャートを席巻している。そして、6月28日付のオリコン週間シングルランキングでは、15.6万枚（15万6,438枚）のセールスで、1位を獲得した。

そして、先週末、米津玄師のオフィシャルサイトにひっそりと実装され、SNSで話題の#PaleBlueLetterカメラが、公式発表となった。

これは、ARカメラとなっており、スマートフォンでこのカメラを起動すると、「Looking for Pale Blue」という文字が出てきて、Pale Blueのものを探して楽しむもの。青空にスマートフォンをかざすとカメラが反応し、青空に星が現れ、その星を繋ぐと文字となり、米津玄師の手書きメッセージとイラストが出現する仕組みになっている。メッセージは、「音楽はつづく」という米津のキーワードで、イラストは5種類がランダムに出現する。

いちはやく、このカメラに気づいたファンからは、

「何段階なんですか」
「下を向きがちなこのご時世、こうして顔を上げるとこんなに素敵なことが起こるのね！」

などの感想がSNSに書き込まれ、ステイホーム中の週末を楽しむ声で溢れた。

「#PaleBlueLetter」のシリーズは、これで第3弾の完結を迎えた。

第1弾は、6月4日、米津本人がSNSにペールブルー1色の画像を投稿。その画像のコントラストを調整することで「Pale Blue フタフタゴーゴー MV公開」という文字が出現する“デジタルギミックレター”という形でミュージックビデオの公開予告を行った。

第2弾は、CDの法人特典「Pale Blue フレグランス」に同封する形で、ペールブルー1色の紙が届けられた。一見何の印字もないように見えるペールブルー1色のこの用紙を水に浸すと、本人描き下ろしイラストの他、「ありがとう。」というメッセージが浮かび上がってくる“アナログギミックレター”となっていた。

第1弾、第2弾が、ペールブルー1色から、どういう方法で解読をするのか問題提起された形であったのに対し、第3弾のARカメラは、カメラという方法が先に提示されたうえで、ペールブルーのものを探すという、順序が逆の形で提示をされた。

先日公開された『Pale Blue Radio』では、米津が『リコカツ』はイカドラマと語っており、普通は、出会い、恋愛、結婚、離婚という順序に対し、『リコカツ』は、出会い、結婚、離婚、恋愛という順序で、恋愛の順序が逆。動物は、頭、胴体、四肢であるのに対し、軟体動物のイカは、胴体、頭、四肢だから、『リコカツ』はイカドラマだと思っていると発言。そうしたドラマの捉え方を表現した施策シリーズとなった。

本人からのメッセージが隠れた「#PaleBlueLetter」。青空にロマンチックな直筆メッセージが描かれるARカメラをぜひ晴れた日に楽しんでみよう。