2019年6月にメジャーデビューし、8人体制で活動しているガールズ・パフォーマンスグループのGirls²。2年後の2021年6月にデビューした3人組の次世代ガールズユニット、iScream。グループの編成やスタイルは違えども、ともにLDHに所属するガールズグループが初のコラボレーションを果たし、どんなときでも揺るがない女の子の友情と強い絆を表現したシングル「Rock Steady」をリリースした。この夏は全国でリリイベを開催し、各地で11人による迫力のあるパフォーマンスを繰り広げてきた彼女たちは、今回のコラボをどう捉えているのか。Girls²の小田柚葉と菱田未渚美、iScreamのRUIとYUNAの4人に集まってもらった。
■11人でパフォーマンスをする想像ができなかったので、わくわくドキドキしていました
──まず、コラボが決まったときの心境から聞かせてください。
菱田未渚美(以下、菱田):最初は緊張というか、ドキドキ感がすごくありました。事務所で会って、「おはよう」って言うぐらいの仲だったので、仲良くなれるかな、どんな曲ができるんだろう、iScreamのダンスについていけるのかなっていう不安もありましたね。
小田柚葉(以下、小田):私もiScreamのみんなとは敬語で話すくらいの仲で、めちゃめちゃ人見知りでもあるので、大丈夫かな?って。
菱田:でも、リハから助け合いができて。
小田:そう。コラボの期間を重ねるうちに、自分的には打ち解けられてきて。リリースイベントも一緒に回って、いい雰囲気でやれているなっていう感じです。
YUNA:私は、ただただ、めちゃくちゃ楽しみでした。「Rock Steady」も「The Finest」も自分たちが今までやったことのないテイストでしたし、11人でパフォーマンスをする想像ができなかったので、わくわくドキドキしていました。あと、すでに仲のいいメンバーもいれば、初めましてのメンバーもいたので、これを機会に仲良くなれるっていうのも、すごくうれしかったです。
RUI:私たちより先にデビューしてるけど、同年代のメンバーがいるので、すごく心強く感じてました。私は、一緒にレッスンしてきた子たちもいるからこそ、5年後とか10年後でもいいから、いつかコラボしてみたいなとか、同じ事務所に所属している女の子たちが集まって、一緒にステージに立つ日が来るのかなとか、そういうことをデビューしてからずっと想像してきて。なので、いよいよコラボできるんだって思ってすごくうれしかったですし、いつもの倍以上の人数でパフォーマンスできることがすごくうれしかったです。その中でのiScream、3人のポジションや自分自身の役割はどこになるのかな?というところも楽しみでありながら、緊張もしながら挑んだコラボだったなと思います。
──想像していたよりは早かったですか。
RUI:私は早いなと感じました。iScreamはデビューして2年が経ったばかりなので、体感的にはあと1年後ぐらいかなと思ってました。
YUNA:私もRUIと同じく、やりたいとは思ってたんですけど、やらないほうが確率的に高いのかなと思ってたので、すごく驚きました。
小田:同じくです。私たちは前作が韓国の人気バーチャルアーティストであるAPOKIさんとのコラボで、コラボからのまたコラボっていう感じだったので、びっくりが大きくて、まさかのって感じでした。
──お互いのグループはどう見てましたか。
菱田:歌のイメージがめちゃめちゃ強かったです。事務所でよくリハしてるところを見てたっていうか、聴いてたから。でも、ダンスもめっちゃパワフルで、素はみんなめっちゃ明るくて、フレンドリーみたいなイメージがあって。
小田:尊敬っていう目で見てましたね。同じ事務所に女子グループが少なかった分、接触する機会は多かったし、見る機会もたくさんあって。自分も普通に曲を聴いてた身だったので、ちょっとファンみたいな感覚でした。
──何を聴いてました?
小田:「White Love」や「himawari」を聴いておりました。
菱田:私も「himawari」が好きです!MVも好き。
RUI:ありがとうございます(笑)。Girls²は、私たちより活躍してる幅が広いですよね。お芝居を始め、いろんな分野で活動している姿を見ていて。しかも、2人は私より年下なのに本当にすごいなと思ってました。『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~』も3人で見に行ったんですよ。みんながちょんまげになってる姿を劇場で見ました!
菱田:あははははは。やだ〜。
RUI:(笑)『ガールズ×戦士』の初期から知ってたので、本当にリスペクトしてますし、幅広いファンの皆さんに愛されてるグループだなって感じてました。8人と関われて、近くになれて、すごくうれしいなって思ってます。
YUNA:私たちより年下の子がたくさんいるのに、みんなは中学生の頃から『ガールズ×戦士』としての活動を始めていて小さいときから今まで、ずっと自分の軸を持って活動してるところをすごく尊敬しています。あと、やっぱり8人、それぞれの個性がすごく強くて、一人ひとりのキャラがすごく立っているグループだなって思っていて。今、一緒に活動していて、ファンになってしまうところがたくさんある、すごく素敵なグループだなって思ってます。
──昔から知ってるメンバーもいたんですよね。
YUNA:はい。私は特に、EXPG大阪校のときに組んでたグループが同じだった(山口)綺羅と仲が良くて。上京してから特に仲が良くなって、一緒にご飯に行ったり、岩盤浴に行ったりもしてます。あとは、ももちゃん(隅谷百花)も同じEXPG大阪校で、一緒にレッスンを受けてたので、すごく仲いいですね。未渚美ちゃんも大阪校なんですけど、一緒にレッスンは受けてなくて。
菱田:ないですね。でも、歌ってる姿を見てました。
YUNA:え?そうなの!?
菱田:ももちゃんと一緒によく歌ってるのをはたから見てました(笑)。
RUI:私も同じく綺羅と(小川)桜花、(増田)來亜、ももちゃんですかね。YUNAと同じく、一緒のグループだったときがあるので、久しぶりに会ってもそのときの感じがすぐ蘇ってくるし、今もちゃんと残ってるのがうれしいなって思います。そうやって、中学校のときから切磋琢磨してたみんながいるグループなので、本当にデビュー当時からも見ていましたし、パワーをもらっていて、私たちも頑張らなきゃなっていう、いい刺激をもらってました。
──柚葉さんはリリイベ期間で仲良くなりました?
小田:絶賛頑張り中です(笑)。
RUI:結構、しゃべれるようになったよね。
小田:リリイベを一緒に回ってて。これは言ってないんですけど、iScreamのメンバーの隣に行くようにしてて。
YUNA & RUI:え、かわいい〜。
小田:あははは。写真撮影のときはなるべく隣に行くんですけど、HINATAちゃんの隣に行くと、ピッてどっか行っちゃうんですよ(笑)。逃げられてるわけじゃないんですけど、バランス的に、違うところに行っちゃうことが多くて。ひとりで“あ…”ってなってます。でも、特典会で、RUIちゃんやYUNAちゃんの隣になると、結構、うれしいですね。ちょっと進歩してます。
RUI:…たしかに、言われてみれば、隣にいるかも?
小田:あはははは。やめてやめて、振り返らないで。
RUI:でも、うれしい。そう思ってくれて。
小田:少しずつ頑張ってます。
──(笑)リリイベでもパフォーマンスしている第1弾のコラボ楽曲「Rock Steady」を受け取ったときはどう感じましたか?
小田:お互いにあんまりやってこなかったテイストだなって思いました。私たちはキャッチーなものが多くて、iScreamは私目線で言うと大人な楽曲が多いイメージだったので、コラボするとこういう楽曲になるんだっていう気持ちが最初にあって。ダンス的にも、ヴォーグダンスを含めて、初めてのテイストで。初めてのことだらけだったんですけど、お互いに初めてだからこそ、コラボしたときにすごくいいものになったんじゃないかなと思います。
RUI:私もやってみたかった曲調だったので、素直にうれしいというか、楽しみだなって思ってましたね。
■私たちにしかできない、揺るがない女の子の強い絆を描いてる楽曲
──ロックンロールとチアロックが混じったようなサウンドで意外でしたが、後半には11人によるダンスパートも入ってます。
菱田:もともとはなかったんですけど、みんなで踊るパートがあってもいいんじゃないかっていう話になって。完成したデモを聴いたときから、みんなで踊るのがすごく楽しみでしたね。
RUI:そうですね。ここで11人でみんなで踊るんだってことを想像したときのわくわくはすごかったです。自分がなりたかったアーティスト像、憧れであるキラキラした女の子たちの像と重なって、すごくうれしかったです。
YUNA:私たちにしかできない楽曲だなって思いました。揺るがない女の子の強い絆を描いてる楽曲で、私たちはEXPG時代からずっと夢を持ち続けてきて。それぞれ違う道ではあったけど、頑張っている姿っていうのが、自分たちをまた合体させてくれた、一つのキーとなる楽曲だなと思ったので、私はこれからも大切にしていきたいなって思いますし、それぞれの声だったりとか、ダンスの個性がすごく光る楽曲なので、私はめちゃくちゃ好きな楽曲です。
■この二つのグループが合体するによって、そこでしか見せられないパワーやパフォーマンスを届ける
──歌詞はどうですか?
菱田:無敵や最強という言葉で溢れてますよね。“どっから見ても無敵”っていう歌詞があるんですけど、この二つのグループが合体するによって、そこでしか見せられないパワーやパフォーマンスを届けるっていう気持ちが込められてるのかなって思って。
小田:私も好きな歌詞です。決意表明というか、強めの歌詞ですけど、音に合ってるし、フリも歌詞に合わせてカッコよくなってるので、お気に入りです。
YUNA:私は“どんなときも揺るがない”っていう歌詞がめちゃくちゃ好きで。特に仲のいい綺羅とはプライベートのときに、「Girls²は今、どういう感じなの?」っていう話をずっと聞いてて。お互いに大きな夢を持っていて、そこに向かって頑張ってるのを知ってたので、この楽曲が私たちが持っているブレない芯を表してくれてて、特に“どんなときも揺るがない”という歌詞には、私たち一人ひとりの信念みたいなものが出ていて、すごく好きですね。
RUI:私は1番の“可能性は無限大”のところをパフォーマンスしてるときに、いつもハッとするんですよね。今回のコラボは、お互いのこれからの活動に向けてのチャンスだと思うし、自分たちがそれぞれ持ってる夢に絶対一歩前進できる機会になると思う。そういう、これからの自分たちへの期待と、今、11人が集まったらこれだけパワーが出るんですよっていう意思がうまく混ざって、すごくぴったりな歌詞だなって思ってます。
──それぞれの夢も聞いてもいいですか。
RUI:iScreamの3人は今、ラストティーンなので、次のライブツアーで自分たちの今の思いを全部ぶつけること。そのツアーをステップアップにして、さらに大きいステージでライブツアーをしたいですし、武道館に立つという夢もありますし、いずれアリーナツアーやドームツアーができるグループになるという夢はデビュー当時から変わってなくて。そこは、今後3人に戻っても、11人のときと変わらない熱量──それを超える熱量で夢を叶えていけるように前進していきたいなと思ってます。
小田:私たちもデビュー当時から、アリーナツアーを目標にしてて。そこに向かって進むだけなので、何事にも全力で頑張っていきたいなって思ってます。
──ありがとうございます。レコーディングやMV撮影で印象的な出来事は何かありましたか。
RUI:個人的には、「Rock Steady」と「The Finest」の両方の曲でGirls²のメンバーとユニゾンで歌うパートがあって。実際に2人で歌ってる声が重なった音源を聴いたときにテンションが上がった感じは今でも忘れられないですね。基本的に(鶴屋)美咲ちゃんか桜花とユニゾンになることが多いんですけど、2人の声が合ったときに本当に初めての感覚があって。それはレコーディングのときに音源ができたときもうれしかったことですね。
小田:MVのときに私とRUIちゃんとYUNAちゃんとHINATAちゃんと綺羅の5人での撮影シーンがあったんですけど、リップシーンが多くて。私が最後で、全員の撮影を見たんですけど、iSceramの3人は本当にびっくりするぐらい表情管理がすごくて。自分まだまだだったんだって気づいて、自分の撮影のときは過去一で緊張しちゃいました。
RUI:そうだったんだ!?
小田:そう。もうドキドキしちゃって。ああ、もうどうしようって、カメラの前に行って。できるかな?って不安だったところに、同じグループの綺羅が目の前で「頑張れ!」って言ってくれて。でも、3人の表情管理の仕方には、ちょっとびっくりしました。YUNAちゃんなんて、眉毛がすごく動くんですよ。自分、これ、動かないと思って。
YUNA:いや、そこは意識してない!(笑)
RUI:でも、生き生きしてたよ、YUNA。
小田:HINATAちゃんもウィンクしてて。MVを一緒に撮ってみて、知ることができて、生で見ることができて、改めて、すごいなって感じました。
YUNA:めっちゃ見ててくれた(笑)。
小田:表情管理は勉強になったよね。
菱田:うん。目線の持っていき方もみんな違って。顔を早く動かして、目線だけちょっと遅くするとか。それだけでカッコよさも変わってくるんですよね。歩き方とかも、大股で歩くと躍動感が出るって知って。勉強になりました。
RUI:私もモニターをずっと見てました。そもそもMV撮影を一緒にすることも初めてですし、モニター越しに見るのも初めてだったので、初めて見る人の視点で見てて。純粋に、「柚ちゃんいいよ。かわいいよ」って言いながら、オフショをいっぱい撮りまくってましたね(笑)。でも、すごく勉強になりましたし、それぞれのキャラクターがパフォーマンスにも出てるなって思って。色とりどりで、見てるだけで楽しかったです。
菱田:あと、MV撮影のとき、iScreamの3人は朝から「おはよう!」って元気で。
RUI:あはははは。失礼しました(笑)。
菱田:朝からテンション上げるのは誰でも出来ることではないので、そこは助けられたなと思って。最後まで撮影を頑張れました。
RUI:私的には、ただただ、みんなと仲良くなりたい、喋りたいっていう思いが強すぎて。iScreamのみんなとはずっと一緒にいるけど、Girls²のメンバーとはこのコラボの期間でしか一緒にいられないじゃないですか。だから、ついつい、話しかけにいってしまって…。
小田:それこそ5人で撮ったショットのときに、まだ朝の7時前だったんですね。まあ、朝早いんですけど、HINATAちゃんに「ねえ、元気?元気!」って言われて。
菱田:パワーをくれるよね。
小田:パワーをもらってありがたかったです。
──テンションが全然違うんですね。
RUI:HINATAはピカイチですね。
YUNA:あの人は年中無休で元気だから…。MVには最終的にカットされてる部分もあるんですけど、私は“ここ、ときめくな”っていう瞬間がたくさんあったので、もちろん楽しかったんですけど、すごく勉強にもなった撮影だったなと思います。
■ちゃんとそれぞれが自分を出してアピールしてる感じが画面からも伝わると思う
──MVでときめいたシーンをあげてもらえますか。
YUNA:ダンスシーンもそうなんですけど、私的には11人でわちゃわちゃしてるシーンを見てほしくて。例えばピンボールで遊んでて、ワーッてなってたり、綺羅が笛を吹いて、みんなで飛び跳ねるシーンとか。自分たちの等身大な感じがするし、それぞれの表情やキャラも出てるので、そこを見てほしいなと思います。
RUI:私はボーカルラインのメンバー──Girls²は桜花、美咲ちゃん、ももちゃんとiScreamの6人でネオンの下の廊下をわちゃわちゃ歩きながらリップしてるシーンがすごく楽しくて。最後のほうの撮影だったので、もう夜だったんですけど、夜のテンション感でみんなでわちゃわちゃしてて。なんの段取りも決めずに、「自分の歌割りのところで思い切りアピールして」っていうことだけを伝えられて撮った場面だったので、そこのワイワイ感と、いい意味で負けられない感じ。ちゃんとそれぞれが自分を出してアピールしてる感じが画面からも伝わると思うので、そこは見ていただきたいです。
小田:私的に見てほしいところは、廊下で1列に並んで、みんなでサビの振りを踊るシーンかな。カメラワークもこだわって、すごくカッコよくなってるので見てほしいなって思います。あと、振り付けも、椅子を使ったり、ペアダンスをしたり、MVでしか見られない構成になってるので、リリイベに来てくれた方は、その違いを見てほしいです。
菱田:やっぱり最後のダンスは印象的だなと思ってて。そこで衣装も照明も変わって、ガラッと印象が変わる。みんなゴリゴリに踊ってるし、楽しみつつも一生懸命に踊ったので、そこをぜひ見てほしいなって思います。
──シングルにはもう1曲「The Finest」が収録されてます。
RUI:タイトル通り、「最高峰」「最高級」っていう意味がたくさん込められた歌詞になっていて。今回のコラボレーションは、それぞれのグループがもう既にお互い素敵なグループだけど、その二つのグループが合わさって11人になったことで、もっともっと最高級のパフォーマンスができると思うし、最高峰の魅力やパワーをお届けできるっていう、私たちの決意表明というか、気合いと思いがそのまま曲になってるなと思います。
YUNA:自分を奮い立たせてくれるような楽曲でもあるなと感じてて。自分の目標に持っていく、自分のモチベーションを上げてくれる曲で、ダンスも気合いを入れ直してくれるような力強いパフォーマンスになってて。まだリリースイベントでしかまだパフォーマンスしてないので、今後を楽しみにしててほしいなと思います。
菱田:これもまた強いけど、「Rock Steady」とはまた違ったカッコよさがある曲になってて。ダンスはめちゃめちゃ力強くって、パワフルで、踊ったことないようなダンス。力の入れ方とかが難しかったんですけど、自分たちの意思が込められてる楽曲だなと思いました。
小田:最初に聴いたときに、めちゃめちゃLDHだなって思いました。どんな振り付けになるんだろうってわくわくして。ただ、振り落とししてもらったときは、“自分たちにできるのか”っていう怖さもあったんですけど(笑)、やってみたら本当にカッコよくて、めちゃめちゃ好きな楽曲です。
──2曲揃ってシングルとしてリリースされますが、それぞれのファンにはどう聞いてほしいですか。iScreamはGirls²のファンに、Girls²はiScreamのファンにメッセージをお願いします。
RUI:今回のコラボをきっかけに、私たちiScreamのことを初めて知ってくださった方も多いと思うので、まずは少しでも、この11人の中にいる私たちの存在を気になってくれたらいいなと思ってます。Girls²のファンの方からすると、iScreamは強めなイメージだと思うんですけど、皆さんに少しでも届けばいいな、知ってもらえたらいいなっていう思いでパフォーマンスしているので、私たちのパワーを受け取ってください。
YUNA:リリイベを通して、3人の個性がGirls²の中に埋もれないようにパフォーマンスをしていたので、そんな中で、iScreamの新しい一面を見つけてくれたらうれしいなって思ってます。やっぱりバラードっていう印象が強いと思うので、こんなに踊れるんだとか、こういう曲も歌えるんだっていう視点で気づいてもらえたらうれしいです。
小田:iScreamのことを好きな方、推している方はきっと、私たちは『ガールズ×戦士』から来てるので、アイドルっていう視点で見てる方が多いと思うんですね。だから、こういう楽曲をやってると、ちょっと違和感があったりするかもしれないんですけど、最近はこういう楽曲も増えてきてるので、私たちも成長したんだよ、歌もダンスも頑張ってるんだよっていう姿を見てほしいなって思いますね。
■本当にいい作品ができたので、コラボ期間が終わってしまったときにこの曲を披露しないのはもったいない
──このコラボは今後も続いていきますか?何かこれからやりたいことはありますか。
小田:本当にいい作品ができたので、コラボ期間が終わってしまったときにこの曲を披露しないのはもったいないなと思っていて。もしも同じイベントに出させてもらう機会があったとしたら、絶対にまたやりたいなって思います。
RUI:このコラボが終わる頃にはお互いのライブツアーが控えてるので、お互いの活動にフォーカスして、階段を一歩一歩上っていて、またもっと成長した状態でコラボできたらいいなって思います。あと、個人的には、LDHの女の子たちとしての大きなライブをいつか開催したいなっていうふうに思っていて。今回、すごくいいコラボになりましたし、本当に良い作品もできて、思ってた以上にファンの方からも愛していただけたので、この熱と、深まった仲と思いをここだけで止めちゃうのはちょっと寂しいなっていう思いもあります。だからこそ、お互いに頑張って、パワーアップして、また時を経てから、もっと最強の11人になってお届けできたらいいなって思います。
──合同ライブは見たいですよね。柚葉、百花、未渚美の3人でiScreamのバラードを歌ったりとか。
菱田:楽しそう。スイッチ企画とかやってみたい。Girls²の曲をiScreamがやったらどうなるのかなって。
RUI:スイッチ企画やりたいね。サビは結構、歌えますからね!リリイベで、Girls²のステージ中に楽屋で小さい鏡をカメラかのように3人で陣取り合いながら、みんなで踊ってたよ。
YUNA:聴いてみたい!柚葉ちゃんの「White Love」。
小田:無理です!できません。やりたいけど歌えません(笑)。
RUI:いつか一緒に。
小田:難易度が高すぎます…。
菱田:あははは。でも、またいつか一緒にライブができたらいいなと思いますね。
INTERVIEW & TEXT BY 永堀アツオ
PHOTO BY 大橋祐希
楽曲リンク
リリース情報
2023.9.6 ON SALE
SINGLE「Rock Steady」
Girls² ライブ情報
Girls² LIVE TOUR 2023-activate-
10/14(土)北海道 カナモトホール(札幌市民ホール)
10/21(土)大阪府 大阪国際会議場グランキューブ大阪メインホール
10/22(日)大阪府 大阪国際会議場グランキューブ大阪メインホール
10/28(土)宮城県 仙台サンプラザホール
11/05(日)愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール
11/11(土)群馬県 ベイシア文化ホール(群馬県民会館)
11/19(日)新潟県 新潟テルサ
11/23(木・祝)静岡県 静岡市清水文化会館マリナート 大ホール
12/02(土)福岡県 福岡市民会館 大ホール
12/23(土)東京都 東京ガーデンシアター
12/24(日) 東京都 東京ガーデンシアター
iScream ライブ情報
iScream LIVE TOUR 2023 “Level 19”
10/17(火) The BottomLine Nagoya(愛知県)
10/22(日) DRUM LOGOS (福岡県)
10/23(月) UMEDA CLUB QUATTRO(大阪府)
10/30(月) SHIBUYA CLUB QUATTRO (東京)
プロフィール
Girls²
ガールズガールズ/2019年6月26日にデビュー。メンバーは、テレビ東京系特撮実写ドラマ『ガールズ×戦士シリーズ』初期3作品(2017年~2020年放送)、それぞれのオーディションで主演を勝ち取り、歴代ヒロインを務めた卒業生から構成される。2019年~2021年には、メンバー全員がテレビ東京系『おはスタ』へ“おはガール”としてレギュラー出演。スーパーキャッチー&ダンサブルな楽曲群と、個性あふれるメンバーによるダンスパフォーマンス、そして、TVドラマ出身者ならではのビジュアルクォリティが最大の魅力。
iScream
アイスクリーム/2018年開催の『LDH Presents THE GIRLS AUDITION』で応募総数約1万人の中からグランプリを獲得したRUIと、ファイナリストのYUNA、HINATAの3人で2019年に結成。2021年6月23日に『Maybe…YES EP』でデビュー。2022年1月14日発売された3rd デジタルシングルとなる「つつみ込むように…」ではビルボードラジオチャートで1位を獲得。4月20日に発売された1st アルバム『i』はオリコンウィークリーチャートで8位を獲得。今年5月10日にはドラマ「ガチ恋粘着獣」のオープニングテーマとなるニューシングル「ALL MINE」をリリース。そして、10月からは自身単独となる初のライブツアー開催が決定。今最も勢いに乗るガールズユニット。
Girls² OFFICIAL SITE
https://www.girls2.jp/
iScream OFFICIAL SITE
https://www.iscream-official.com/