実に彼ららしいセンスと遊び心、そして果てしない音楽愛が散りばめられた秀逸な一枚が届けられた。それが9月28日リリースの29作目となるシングル「出町柳パラレルユニバース」だ。森見登美彦原作・上田誠原案のアニメ『四畳半タイムマシンブルース』の主題歌として書き下ろされたこの表題曲と、歌詞違いのカップリング曲「柳小路パラレルユニバース」を聴き比べるだけでも今作に手を伸ばす価値は十二分にあり。TVアニメ『四畳半神話大系』、劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』に続き、森見作品の主題歌を務めるのは三度目となるASIAN KUNG-FU GENERATION、過去それぞれの楽曲との繋がりを探してみるもよし、物語の世界観をさらに豊かにするだろうこの曲に仕掛けられた数々のギミックとその意図を読み解いてみるもよし。アニメのキャラクター原案を担当する中村佑介はアジカン作品のジャケットでも数多くのイラストを手がけているが、今回も必見だ。そうしたさまざまな縁や巡り合わせによって紡がれたこのニューシングルについて4人の想いを語ってもらった。
INTERVIEW & TEXT BY 本間夕子
PHOTO BY 大橋祐希
■パラレルワールドみたいに同時進行で展開する青春物語
──29枚目のシングルとなる「出町柳パラレルユニバース」、これはアニメ『四畳半タイムマシンブルース』の主題歌のために書き下ろされた楽曲だそうですね。
後藤正文(以下、後藤):はい。厳密に言えば楽曲のイメージというか原型みたいなものはすでに存在していたんですよ。そこに今回のお話をいただいて、『四畳半タイムマシンブルース』という作品の世界観に合うように、さらに曲の構成を練っていって、歌詞とかを書き下ろさせてもらったという感じです。
──原型というのは?
後藤:2008年にリリースした『サーフ ブンガク カマクラ』というアルバムの完全版を作りたいと思っていて。今出ているのは10曲入りなんですけど、このアルバムのモチーフになっている江ノ電は全部で15駅なので、足りない5駅分の曲を作って完全版としてリリースできたら、と。その1曲が今回のシングルのカップリングに入っている「柳小路パラレルユニバース」で、この曲を構想していたタイミングで『四畳半タイムマシンブルース』の依頼をいただいたんです。アニメの内容とかストーリーを踏まえながら、いろいろ考えていくなかで、アニメの舞台になっている京都と『サーフ ブンガク カマクラ』の横浜で、パラレルワールドみたいに同時進行で展開する青春物語を書き表して楽曲に落とし込んだら面白いんじゃないか?ってアイデアが浮かんだんですよね。アニメの主人公たちとは暮らしている街も大学も違うけど、そこに漂うフィーリングとか匂いみたいなものは妙にわかるというか、俺たちが横浜で過ごした学生時代のものと同じような気がして。なので「出町柳〜」と「柳小路〜」で歌詞を少しずつ変えてみたり、サウンドアプローチもちょっと違った形にしてみたり。このアニメだったら、そういうアイデアも採用してもらえるんじゃないかなって。
──面白いです。そのパラレルワールド的着想がまさに『四畳半タイムマシンブルース』という作品にもぴったりハマっていて。それにしても京都と横浜、物語に登場する地名と江ノ電の駅名で、ここまで似た名前があるとは。
山田貴洋(以下、山田):奇跡的ですよね、本当に。
後藤:自分でもこんがらがるところありますもん。歌詞の“間違いだらけを乗り越えて”っていうのもそこで繋がってくるわけですけど。
──そのフレーズ、好きです。他にも“君らしく踊ればいいじゃない”とか、近年ずっとメッセージとして歌い続けてきた“オールライト”のようなグッとくるフレーズと楽曲の抜けの良さが相まって、すごく背中を押してもらった気持ちになれる曲だと思いました。
後藤:間違っていいんだ、ってことですよね。青春は間違いだらけだし、それで全然いいんだよ、みたいな。『四畳半タイムマシンブルース』に描かれているドタバタ感にも近い気がするんですよ、間違っていいんだっていうのは。そう言えば、「荒野を歩け」(2017年リリース、24thシングル)って、実は『サーフ ブンガク カマクラ』の続編のイメージで作ってたんですよ…って今、思い出したんですけど。歌詞に“スケートボード”って出てくるんですけど、最初は舞台が鎌倉だから“サーフボード”にしようと思っていて。今回の曲とメッセージ的にも通じるものがあるというか…あの曲の中に“「君らしくあれ」とか/千切ってどこか放す”って歌詞があるんですけど、形骸化した「君らしくあれ」って実はすごく人を縛り付ける言葉だったりするじゃないですか。そんなものはちぎってどこかに捨てようっていう、あの詞も実は“あなたらしかったらいいじゃない”みたいな意味で書いたものですし、今回も同じメッセージで貫かれているのかなって。
■森見作品との繋がりも改めて深い
──「荒野を歩け」は劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』の主題歌として書き下ろされた楽曲でしたよね。あの映画も森見登美彦原作の作品で。
後藤:そうなんですよ。すべてが繋がっているというか、よくわからない縁でひとつの流れが紡がれていく、みたいな不思議な感覚ですよね。もし『夜は短し歩けよ乙女』の主題歌で「荒野を歩け」を書いていなかったら、この曲はできなかったかもしれない。そう考えると森見作品との繋がりも改めて深いなって。
──もっと遡れば「迷子犬と雨のビート」(2010年リリース、15thシングル)もTVアニメ『四畳半神話大系』のオープニングテーマとなっていますし。
後藤:縁が縁を呼んで、ここまで連なったという。それはすごく光栄に思ってます。
山田:今、ゴッチの話を聞いてて思いましたけど、ちょっとできすぎてますよね(笑)。「荒野を歩け」からゴッチにはすでに『サーフ〜』完全版のビジョンがあって、その曲も森見さん作品の主題歌になっていて。
後藤:そうだね。でも、当時は『サーフ〜』完全版っていうよりパワーポップでアルバムを一枚作りたいって思ってたんだよ。マネージャーに「それは次の次かな」って言われちゃって、うまいこと頓挫したというか(笑)。結局「荒野を歩け」は『ホームタウン』(2018年リリース、9thアルバム)に収録することで落ち着いたんですけど、そこから『サーフ ブンガク カマクラ』完全版の構想に繋がっていったんですよね。
■難しい間違い探しのほうが面白い
──では、サウンドメイクについても教えてください。「出町柳パラレルユニバース」で演奏されているアウトロは「柳小路〜」にはないものですよね。アウトロのサイケデリックな曲調はパワーポップというより、むしろ最新アルバム『プラネットフォークス』(2022年リリース、10thアルバム)のニュアンスと通底するものがあるように感じたのですが。
後藤:それは意識しました。「出町柳〜」は『四畳半タイムマシンブルース』のための曲であって『サーフ ブンガク カマクラ』ではないので、サウンドに関してはちゃんと『プラネットフォークス』の続きになるものにしようって。やっぱりディズニープラスで配信されたり、映画館で流れたりする作品の主題歌だと考えると、音像はコンテンポラリーなほうがいいと思ったんですよ。逆に「柳小路〜」のほうは今風にしすぎないというか…『サーフ〜』完全版は90年代のパワーポップサウンドを現代的にリバイバルするのが目的なので。そこは2曲で全然違ってていいと思ったんですよね。
喜多建介(以下、喜多):そもそも録ったスタジオも違いますしね。「柳小路〜」はそれこそ前の『サーフ ブンガク カマクラ』を録った藤沢のスタジオでレコーディングしているんですよ。すごく広いスタジオで。「出町柳〜」はちょっと狭めのスタジオで録ったので、そういう違いも聴き比べてもらえたら。
伊地知潔(以下、伊地知):とはいえ、ほぼほぼ同じ曲ですから。逆に変わりすぎちゃうとパラレル感もなくなってしまうし、難しい間違い探しのほうが面白いじゃないですか。だからドラムに関しては、あえてなるべく変えないように叩いてます。わりと僕、叩いたフレーズが全部変わっちゃうタイプなんですけどね。4テイク録ったら4テイクとも違うものになっちゃうんですけど。
後藤:覚えられない症候群(笑)。「俺、さっきどう叩いてました?」って言いますからね、潔は。
喜多:よく聞き返すよね、スタジオで。その潔が今回は同じように叩けたという。
伊地知:ははははは、“叩けた”って(笑)。
──パワーポップという意味では、カップリングに収録されているウィーザーのカバー「I Just Threw Out The Love Of My Dreams」はその最たる1曲ですよね。親交も深く、また、みなさんに多大な影響を与えたウィーザーの楽曲を今回なぜカバーしよう、と?
後藤:さっきから話題にのぼっている『サーフ ブンガク カマクラ』完全版ですけど、最初の『サーフ〜』に収録されていない5駅分の5曲を僕は“半カートン”って呼んでるんです。なのでウィーザーの『ピンカートン』(1996年リリース、2ndアルバム)に収録されているシングル曲のカップリングをカバーして、僕らのシングルのカップリングに入れていこうっていう。
──まさかのダジャレですか(笑)。
後藤:はい(笑)。でも実際、『ピンカートン』期のウィーザーはめちゃくちゃカップリングが充実していますよね。そこを意識してシングル盤を作ったら面白いんじゃないかなって。
──たしかにこの曲も隠れた名曲として知られています。
後藤:好きなんですよね。レンタルズ(ウィーザーの元ベーシスト、マット・シャープにより結成)が“NANO-MUGEN FES.”に初出演してくれたとき(2006年)に演奏してくれてめちゃくちゃうれしかったのを覚えてます。あと、最近はコラボレーションにバンドのあり方を広げる可能性を感じていて、これは女性ボーカルがメインの曲でもあるからちょうどいいんじゃないかなって。
──それでボーカル&シンセサイザーとしてAAAMYYYさんが参加されているんですね。
後藤:そうなんです。前に(AAAMYYYがシンセサイザー&コーラスを務めている)Tempalayが僕らのツアーに参加してくれたことがあって。AAAMYYYはソロとしても本当に素晴らしいアーティストだし、ぜひ一緒にやりたいなと思ってお願いしたんです。
■カバーをするときはオリジナルを崩さないと決めてる
──結果としてかなりオリジナルに忠実な、リスペクトが前面に押し出されたカバーになりましたよね。
後藤:僕ら、自分たちがカバーをするときはオリジナルを崩さないと決めているんです。俺たちこんなんできるぜというアピールのためにカバーしてるわけじゃなくて、単純に好きでカバーしてるので。またこの曲、絶妙に演奏がいい加減なんですよ(笑)。本人たちもどう弾いたか覚えてないんじゃない?っていうくらい。
喜多:その感じを出すのが難しかったですね。僕もこの曲はウィーザーの中でもかなり大好きで、カバーするとなったときはすごく嬉しかったんですけど。でもレコーディングはすごく早く終わったんですよ。最近ではいちばん短かったんじゃないかな。リズム隊なんて数回しか演奏してないし、歌録りも全部含めて合計2日間で終わりましたから。
──それはめちゃくちゃ早いですね。
喜多:一応、ゴッチが歌うであろうBメロの音を前日に俺が録っておいたりとか、レコーディングがスムーズに進むような下準備はしましたけどね。
後藤:建さん、ディレクター気味に仕切ってたもんね。誰にも頼まれてないのに、めちゃ盛り上がってて(笑)。
喜多:俺の熱意が伝わるでしょ?歌録りのときとか「今のよかったぞ」とか言ってましたもん、俺。
後藤:歌はひとりで録りたかったなって思いましたよ、僕は(笑)。
──光景が目に浮かぶようです(笑)。山田さん、伊地知さんはいかがでしたか、今回のカバーは。
山田:感慨深かったですね。ウィーザーの中でもちょっと変わってる曲なので。メインボーカルをリヴァース(・クオモ)じゃなくて、ゲストの女性ボーカル(ザット・ドッグのレイチェル・ヘイデン)が歌ってるっていうのも当時衝撃だったし、シンプルな進行とゆるい演奏にメロディの美しさと切なさが詰まってるっていう、この曲ならではの魅力が学生の頃からすごく印象に残っていて。
伊地知:僕はもともとあまりウィーザーを聴いてなくて、アジカンに加入したてのときにメンバーがこの曲をすごく聴かせてくれたんですよ。あまりにいい曲なので、ウィーザーって女性メンバーがいるんだって一瞬、勘違いしちゃうくらい、しかもこんなにいい曲がカップリングだなんて面白いバンドだなって思ったのがすごく記憶に残ってますね。
後藤:潔が加入してくれてウィーザー感を出せるようになったんですよね、アジカンは。こういうアメリカっぽいビートって潔の加入前にはなくて、どっちかっていうとUK寄りのそんなにBPMが速くない曲が多かったんですけど、潔はメロコアとかも叩けたから、おかげでこういうアメリカンオルタナティブなバンドのビートもできるようになったんです。
■「あいつら、わかってんな〜」って…
──ウィーザーのカバーを音源化するのが今回初めてだというのはちょっと意外でした。
喜多:そうなんですよね、ライブでは何曲かカバーしたことはあるんですけど。
山田:ガチなウィーザーの曲じゃなく、この曲を選んだっていうのはよかったかもね。
喜多:洋楽ファンもきっと「あいつら、わかってんな〜」って…。
後藤:言ってくれるかな?そもそもアジカンとか聴かないんじゃない?(笑)洋楽ファンは。
山田:メンバー内の盛り上がりでカバーができるっていうのがいいんじゃないかな。それってバンドがいい状態じゃないとできないと思うんですよね。
──若いファンの方たちにアジカンのルーツを知ってほしいとか、これをきっかけにウィーザーを聴いてほしいという気持ちがあったりもされますか。
後藤:ルーツを知ってほしいとかはそんなにないけど、僕たち経由でウィーザーを知ってくれた人が改めて彼らの曲を掘ってくれたら面白いとは思いますよ。1stから最新アルバムまでずっと面白いバンドってそうそういないですしね。ホント90年代当時からギターロックの教科書的な…内容は全然教科書的じゃないんだけど(笑)、なんなんだろうね、この不思議さは。
喜多:わかる。
後藤:端正じゃないけど、バンドのマジックがいっぱい詰まってるんですよ、ウィーザーって。
■仲間が集まったら面白いことができるんだ!みたいな可能性
──それこそ青春感というか、キラキラしてますもんね。
後藤:そう!仲間が集まったら面白いことができるんだ!みたいな可能性に満ちてるっていうか。いい曲もたくさんあるし、今から聴いても絶対楽しいですよ。オススメします。
──ちなみに「柳小路〜」の歌詞に“バディ・ホリー”“メアリー・タイラー・ムーア”というワードが出てきますけど、これってウィーザーの「Buddy Holly」からの引用ですよね。
後藤:これがあることで「柳小路〜」が俺たちサイドの青春として「出町柳〜」とリンクするっていうかね。「I Just Threw Out The Love Of My Dreams」のカバーとも繋がって、『サーフ ブンガク カマクラ』の世界観がバチッと流れ始めるっていう。そういうパラレルな感じがここにもありますね。
──そしてもう1曲のカップリングが「追浜フィーリンダウン」。追浜は江ノ電ではなく京急本線の駅ですけど、これも『サーフ ブンガク カマクラ』の流れにある曲なんでしょうか。
後藤:これは外伝ですね、スピンアウト。これまでにも「シーサイドスリーピング」「八景」っていう建さんがボーカルの名曲があって、そっちの流れというか。「シーサイドスリーピング」「八景」は横浜シーサイドラインで、そこから追浜に来たっていう。
──金沢八景駅で京急本線に乗り換えたんですね。
喜多:だんだん南下してます(笑)。僕は勝手に「追浜フィーリンダウン」と合わせて3部作なのかなって思ってるんですよ。主人公が一緒なのかなって。
──作曲に喜多さんと後藤さんがクレジットされていますが、どういう形で作られていったのでしょう。
喜多:「今回のシングルには久々に4曲ぐらい入れたいから、建ちゃん、1曲書いてよ」ってゴッチから言われたのがきっかけで作り始めたんです。最初は僕が全編歌うつもりで曲作りをしてたんですけど、デモとして固まり切らなくて、みんなでセッションしたりメンバーからアドバイスを受けていくうちに、ゴッチからも「こうしたらいいんじゃない?」ってメロディとかのアイデアが出てきたりして、結果、ツインボーカルの曲になったっていう。
山田:建さんのデモが元にはなっているけど、4人でセッションしながら形にしていった曲ですね。僕は建さんのユニゾンのリフがめちゃめちゃ効いてるのが、すごくいいなと思ってるんですけど。
後藤:うん、カッコいい。
山田:それもあって、ちゃんとギターバンド然とした曲になったなって。
■ここまでふたりでしっかり歌う曲って今までやってなかった
──ある意味、とてもバンドらしい作られ方をした曲でもあるんですね。カップリングにするのはもったいないくらいのいい曲ですけども。
伊地知:ここまでふたりでしっかり歌う曲って今までやってなかったし、こういうアジカンのシングルもありだなって僕らも盛り上がってたんですけど、それをカップリングに入れるのがまたアジカンっぽいなって(笑)。なのでリスナーのみなさんにはぜひここまで辿り着いてほしいですね。サブスクだとなかなかカップリングまで聴いてもらうのが難しいですけど、ぜひ聴いてほしい。
──さて9月30日からは『ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2022「プラネットフォークス」』後半戦がスタートします。
後藤:たくさんの人に来てほしいですね。今、アジカンはすごくいい感じなので、絶対後悔させません!感染症についてもしっかり対策できていますし、アジカンの現場は観客の皆さんのマナーもすごくいいですから。僕たちも、みなさんの日常の中でのこわばったものを少しでもほぐせるような、生活にちょっとでも柔らかい部分を作れたらって思いながら演奏しますので、状況が許せばぜひ参加してもらえるとうれしいです。
【衣装協力】STOF/Lui’s/EX/store TOKYO/CIAOPANIC-TYPY吉祥寺店
リリース情報
2022.09.28 ON SALE
SINGLE「出町柳パラレルユニバース」
ライブ情報
ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2022 「プラネットフォークス」
9/30(金) 宮城 仙台サンプラザホール
10/2(日) 岩手 盛岡市民文化ホール 大ホール
10/8(土) 栃木 宇都宮市文化会館 大ホール
10/15(土) 北海道 カナモトホール
10/19(水) 大阪 グランキューブ大阪 メインホール
10/20(木) 大阪 グランキューブ大阪 メインホール
10/23(日) 福岡 福岡サンパレス ホテル&ホール
10/27(木) 神奈川 横浜アリーナ
11/6(日) 福島 南相馬市民文化会館 大ホール
11/19(土) 沖縄 那覇文化芸術劇場なはーと
プロフィール
ASIAN KUNG-FU GENERATION
アジアン・カンフー・ジェネレーション/1996年結成。後藤正文(Vo,Gu)、喜多建介(Gu,Vo)、山田貴洋(Ba,Vo)、伊地知潔(Dr)による4人組ロックバンド。03年メジャーデビュー。同年より新宿LOFTにてNANO-MUGEN FES.を立ち上げ、2004年からは海外アーティストも加わり会場も日本武道館、横浜アリーナと規模を拡大。2016年にはバンド結成20周年イヤーを迎え、自信最大のヒット作「ソルファ」の再レコーディング盤をリリースするなど話題を集めた。2018年、BEST ALBUM第2弾となる「BEST HIT AKG 2 (2012-2018)」および、Official Bootlegと位置づけた裏ベスト的な2枚のアルバム「HONE」盤と「IMO」盤をリリース。12月には、3年6ヵ月ぶりにオリジナルアルバム『ホームタウン』をリリース。2021年には『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』の主題歌、挿入歌を手掛け話題となった。後藤が描くリアルな焦燥感、絶望さえ推進力に昇華する圧倒的なエモーション、勢いだけにとどまらない「日本語で鳴らすロック」でシーンを牽引し続け世代を超えた絶大な支持を得ている。結成25周年を迎えてもなお精力的な活動を続けている。
ASIAN KUNG-FU GENERATION OFFICIAL SITE
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