清水翔太が審査委員長を務めたオーディション「ONE in a Billion」から生まれた9人組次世代ダンスボーカルグループ・ZILLION。2021年末にデジタルシングル「Timeless」でプレデビューし、3月20日はプレデビュー第2弾配信シングル「やめとこっか」を発売。枠に囚われないその音楽性は早くも注目を集めている。一年に渡るオーディションを通じ、固い絆で結ばれた9人の最大の武器はそのチームワーク。そこで今回はメンバーにメンバーを紹介してもらう“他己紹介”を企画。それぞれのキャラクターに迫ってみた。
INTERVIEW & TEXT BY 田中久勝
PHOTO BY 大橋祐希
ヒロキがタイラを紹介
■ステージ上でパフォーマンスには威厳さえ感じる
──今日はメンバーがメンバーを紹介する、車座になっての他己紹介企画です。家族以上の絆を誇る9人の人柄、性格を知ることで、ZILLIONというグループの“強さ”をたくさんの人に知ってもらおうと。ではまずはヒロキさんにタイラさんを紹介してもらいましょうか。
ヒロキ:タイラは長崎県出身の17歳で、ZILLIONのメインボーカルを担っています。17歳なのにステージ上での歌・ダンスの存在感がとにかくすごいです。でも普段はどこかミステリアスで…。
タイラ:自分ではそんなことはないと思っているけど。
ヒロキ:結構不思議ちゃんというか、みんながワイワイしてるときにひとりだけボーっと違うところを見つめていて。「あれ?タイラちゃーん、おーい、帰っておいで~」みたいなときがよくあるよね。
タイラ:よく言われます(笑)。
──ステージでオーラを感じるというには、集中力がすごいということなのかな?
ヒロキ:オン・オフのスイッチの切り替えがはっきりしていて、でもあまりにも別人格すぎてどっちが本当のタイラなのかがわからない。ステージ上でパフォーマンスには威厳さえ感じるほどで、いつも「かっこいいな」と思って見てるんですけど、レッスンやふだんの生活では、何かふわふわしています。
──もともと才能もあるし、メインボーカルを任せられたことで自覚というか、自分の中の本当のスイッチが入ったのかもしれないですね。
ヒロキ:アーティストとしてパフォーマンス力を上げるためのひたむきさや、ストイックさもあって、いい意味で頑固なんです。自分が定めたことは、仕事でも私生活でも絶対にやり遂げるんだという強い気持ちがある。小学生のとき、親御さんに勧められた空手でも、たった3ヵ月で県大会でメダルを獲ってるんです。自分というものをちゃんと持っているので、常人では理解できない、踏み込むことができないタイラの世界があると思います。
タイラ:白帯なのに黒帯の人に勝っちゃいました。
ヒロキ:最初会ったときの第一印象は、おとなしいマイルドなイメージだったけど、レッスンや作品を一緒に制作していく中で、その印象が変わっていきました。
──ふだんはこういう話はしないんですか?
タイラ:しないです。でも、ヒロキ君は結構褒めてくれて、それがモチベーションになって、またストイックになる感じです。
ヒロキ:そうなの?より燃えちゃうんだ。
タイラ:そう。もっとさらに。
タイラがケイジを紹介
■「よし俺がやってやる」と引っ張ってくれる
──では次はタイラさんがケイジさんを紹介してください。
タイラ:ケイジは、北海道出身の22歳で、お兄ちゃんみたいな感じです。ダンス、ボーカル以外にもヒューマンビートボックスやラップもできる多才で、新曲「やめとこっか」でもラップパートのフロウ、歌詞を作ってくれました。性格は結構無口なようで、でもしゃべり出したら止まらなくなるところが、チャームポイントです(笑)。
ケイジ:チャームポイントになってるならよかった。自分的にはネガティブに捉えがちなところだったので。
──そんなに無口なんですか?
ケイジ:そうなんです。普段はあんまりしゃべらなくて、無関心とか無気力なわけではないんですけど、みんなの話を一歩引いたところで聞いているというか。でもしゃべり始めると止まらなくなって、0か100かみたいなところがあるので、そのギャップが出ないように黙ってしまうという悪い癖があって。
タイラ:そうなんですよね。一歩引いちゃうところがあって、自分の意思を常に口に出す人ではないので、何考えてるのかなって思うときもあります。でも話を聞くと「実はこう思ってんだよね」とか「タイラはこうやりたいんでしょ?いいと思うよ」とか、ちゃんと考えてくれているんです。パフォーマンスとか歌のことを相談することが多くて、いちばん話をしていて面白いメンバーです。
ケイジ:みんなが大人だから助かっています(笑)。
タイラ:普段ちょっと引いてる分、「やめとこっか」のラップ部分とかもそうですけど、いざとなったら、ソロアーティストとして活躍していたこともあって「よし俺がやってやる」って引っ張ってくれます。今回も自分で作詞をしてスタッフさんに提案してくれて、尊敬できる部分がたくさんあります。
ケイジ:頼りにされてます(笑)。プレデビューシングルとしては2曲目で、ここからどれだけ盛り上がっていけるかです。僕はもう今年23歳になるので、みんなよりは後がないというか、そういう焦る気持ちもありつつ、みんなに刺激を受けながら、自分ができることはなんでもやるという気持ちで動いています。
ケイジがリオンを紹介
■瞬時にいろいろと察知して伝えてくれるリーダー
──では次はケイジさん、リオンさんを紹介してください。
ケイジ:無口な僕から紹介するのは珍しいことですが(笑)、リオンは大阪出身の18歳で、オーディションのときから結構話したり、ゲームも一緒にやってくれて、僕が年上なのに、遊んでもらっています(笑)。メンバーの中で年齢は真ん中なのに、常に落ち着いてるイメージで、頼れるリーダーです。いつも周りを見て、瞬時にいろいろと察知して、それを言葉できちんと伝えてくれます。僕はダンス未経験だったので、よくアドバイスしてくれました。今回のMVも超高速ダンスで、自分のパートだけでも絶対大変なはずなのに、俯瞰して全員の動きを見てアドバイスしてくれたり。リオンは写真や絵が好きで、ビジュアル面でもいろいろとアイデアを出してくれて、僕にはないクリエイティブ脳を持っているので羨ましいです。
──年齢差は感じないですか。
ケイジ:感じないですね。ケイジ君って呼ぶので「全然、ケイジでいいよ。タメ口でいいよ」って言っていますが「いやいや」って。
リオン:今も「ケイジ君」って呼んでいます。
──リーダーになるべくしてなった感じですか?
ケイジ:それはもう絶対。メンバー全員がそう思っていると思います。
リオン:こんなに褒めてもらって、いい気分です(笑)。
リオンがワタルを紹介
■みんなのことが大好きなダンスリーダー
──では次はリオンさんがワタルさんを紹介してください。
リオン:ワタル君は、山口県出身の20歳で、私の1個上のお兄さんです。メンズメンバーの中ではヒロキと共に最年少です。あだ名は“ワタにぃ”です。私がつけたんですけど、めっちゃお兄ちゃん気質で、移動のときとかもバスの最後尾でみんな見守っている感じです。ムードメーカーでもあって、いじられたりもするんですけど、みんなに愛されています。ワタにぃがいるだけで場が和むんです。
──最初から懐が深い感じでしたか?
リオン:最初から好青年っぽい雰囲気が出ていました。最初はそこまでオープンではなかったけど、だんだんって感じです。
──親に紹介したい好青年タイプですよね(笑)。
リオン:親に会わせたい、紹介したいタイプですね(笑)。カシンとふたりでダンスリーダーを担当してくれていて、私もリーダーをやらせていただいているので、このダンスリーダーの存在がとても大きくて。いつも意見を出してくれて、本当に頼りにしてます。
ワタル:リーダーのリオンのおかげなので。
──リオンさんのリーダー評を聞かせてください。
ワタル:僕より1個下で、グループの中でちょうど真ん中ぐらいの年齢なんですけど、しっかりしていて、冷静にグループ全体も、一人ひとりのことも、ちゃんと見てくれていて、本当にすごい。やっぱりリーダーはオンちゃん(リオン)しかいない。僕もダンスリーダーですが、全体のリーダーがいるから自由にできています。
リオン:私が“リーダーとは?”って考え込んでしまった時期があって、誰にも言わず“どうしよう…”ってなっているときに、ワタにぃから連絡が来て「オンちゃん、大丈夫?元気なかったけど」て。本当に人のことをよく見ていて、相談に乗ってくれます。ワタにぃがグループのテンションを上げてくれて、私はまとめるという、そういう役割分担だと思っています。
──ワタルさんもみんなのことが気になって仕方がない、リーダー気質。
ワタル:そうですね。みんなのことが大好きなんです。だから少しでもいつもと違ったり元気がなかったら、後でこっそり「大丈夫?」って聞いています。
リオン:本当にメンバーのことをよく見てくれていて、それがワタにぃのいいところです。
ワタル:照れる。
リオン:ただ、ひとつだけやめてほしいことがあって。ワタにぃは、イタリアのクォーターで、得意料理もジェノベーゼパスタなのに、変な英語ばかり言っているんです。「I see, I see」とか…。
──うっとうしい英語ね(笑)。
リオン:そう、よくうざい英語を使うんです(笑)。なんか耳につくというか、うるさいの(笑)。みんなの意見を代表して言います。面白いんですけどね。
ワタル:イタリア語はもちろん、日本語もまだまともに話せないのに、英語が出ちゃうんです(笑)。
──皆さんのお話を聞いていると、ZILLIONは家族以上に家族な感じがします。
リオン:みんな温かくて、ファミリーですね。
ワタル:オフの日でもみんなで連絡を取りあっています。
リオン:みんなが、みんなのことを大好きなので。
ワタルがモカを紹介
■グループをいちばん客観視できる参謀的存在
──では次はワタルさんが、モカさんを紹介してください。
ワタル:モカお姉さまを紹介します。モカちゃんは埼玉県出身の20歳で、これは悪口ではなく、人の話を聞いているようで聞いてないことが結構多いんです。話をしながら「うんうん、へえ」とか言っているのに、後で確認すると全然聞いてなくて(笑)。そういうところはあるんですけど、女子の中で最年長ということもあって、グループのことをいちばん客観視できていると思います。口数も多くはないけど、ダンスについて意見や提案もしてくれます。
──昔からそういう立ち位置?
モカ:リーダーみたいに引っ張ってはいけないんですけど、効率のいいやり方とかを考えるのが好きで、リーダーに「これ、どう?」って提案することが多いですね。
ワタル:ひとつの方向しか見えてなくても、モカちゃんから言われて、別の見方ができることも多くて、本当に助けてくれます。
──話を半分くらいしか聞いてないから、俯瞰できるという考え方もできますね(笑)。
モカ:たしかに。
ワタル:それもあると思います。
モカ:いいことだよね。真剣に考えすぎないのが、自分のモットーです(笑)。
ワタル:意見をいちばんいいタイミングで言ってくれます。それがすごくうまいです。
──この褒め殺し企画はどうですか、モカさん(笑)。
モカ:うれしいです。話、聞いてないっていつも言われるので、それもよさなのかなって思えます。
ワタル:ふだんは最年少のチビちゃんたちとワイワイ遊んでるんです。でも、やるときはしっかりやって、ちゃんと言ってくれるので、影のリーダーじゃないですけど、裏でしっかり支えてくれているのはモカちゃんです。
──影のリーダー、補佐役って大切な存在ですよね。
ワタル:そうですね。モカちゃんがいないと見えない景色もあって、僕は助けられているし、グループのポップアイコンでもあるように、モカちゃんはしゃべらなくても、そこに座っているだけで華があるんです。
モカ:うれしい(笑)。ワタルはいつも褒めてくれます。
──今日この企画でみなさんの話を聞いていると、このグループは“One For ALL,ALL For One”というラグビーの精神に近いものが流れている気がします。
ワタル:誰かが壁にぶち当たっても、誰も見捨てることなく、すぐにこうしよう、ああしようって手を差し伸べて盛り上げていく、みたいな。みんなの前でありのままでいられるし、みんながそれぞれいろいろな力を持っているので、9人集まると最強です。
モカがカシンを紹介
■グループためへの熱意に溢れるビジュアルへ担当
──続いて、モカさんがカシンさんを紹介してください。
モカ:カシンは福岡県出身で、唯一の同学年で、同じ年です。いつも元気で明るくて、ZILLIONのビタミンCみたいな存在です。朝、みんな眠そうでも、カシンが来るだけでみんな元気になってきて、その場が明るくなります。グループのパフォーマンスについてもいちばん意見を出してくれて、ZILLIONのためにいろいろと考えてくれて、実は、熱意がいちばんあって、すごく尊敬しています。それと美容オタクです(笑)。
カシン:美容に関してはいちばん知識があると自負しています!
モカ:女子よりもスキンケアに詳しいし、最近では女子メンバーのメイクをやってくれたりします。
カシン:タイラとカオラは結構気に入ってくれました。
モカ:私も洋服のコーディネートで迷った時は、カシンに相談します。
──昔から音楽だけではなく、メイク、メンズ美容、洋服、あらゆることに興味があったんですか?
カシン:好きなものは、とことん突き詰めるタイプで。隠れポジションでやっと自分を出せるようになって。グループの中での役割が見えてきて、自分が今まで隠していた本性みたいなものが出てくるようになって、受け入れてもらっているのかな、って。
モカ:今まではカシンをおしゃれだな、肌がきれいだなって思って見ていただけでした。でも最近は他のメンバーにもアドバイスをくれるようになって、ZILLIONの美容男子と言えばカシン、みたいな感じです。メイクも洋服も似合っていないときには、はっきり似合ってないって言ってくれて、ちょっと傷つくけど(笑)、客観的な意見って大切なので受け止めて、似合うものを提案してもらっています。ZILLIONのビジュアルがどんどん洗練されていく気がします。
──ビジュアル担当ですね。メイクやファッションの情報はどうやって取り入れ、勉強しているんですか?
カシン:情報は基本的にはYouTubeとかで集めて、メイクやコーンロウとか特殊ヘアも、基本的には独学で知識を得てから実際にやってみて、そこから自分なりに工夫を加えたらいい感じになって。毎日いろいろ試していたら、いつの間にか自分流でいろいろできるようになっていました。
モカ:自分のことやメンズのメイクだけではなく、女子のこともわかっているのでアドバイスしてくれて、そこがすごいなって思います。
カシン:好きになっちゃうと、気持ち悪いくらい突き詰めてしまうので、男の人では、あまりいないですよね。ZILLIONはみんなかわいくてかっこいいので、持っているものをもっと磨きあげて、自分も含めてメンバーそれぞれの強みを最大限生かせるようにしたいです。
カシンがカオラを紹介
■ダンスが上手な、元気で、ものおじしないキャラクター
──続いて、カシンさんにカオラさんを紹介していただきましょうか。
カシン:カオラは富山県出身の16歳、元気なわんぱく少女です。
カオラ:わんぱくというか、うるさいです(笑)。でも、カシンはうるさい仲間です(笑)。
カシン:男子の中では僕がいちばんうるさくて、女子の中ではカオラがいちばんうるさくて。僕は最初は打ち解けるまで時間がかかるんですけど、カオラはまったく人見知りをしないので、打ち解けるのもすごく早くて。エレベーターで乗り合わせた偉い人にも、ものおじせずに挨拶できるところはすごい!カオラはいつも明るいので、第一印象が悪いって言う人はいないと思います。
カオラ:ありがとうございます。
カシン:おバカキャラ担当でもあるんですが(笑)、ダンスがうまくて、表情もすごくかわいくてダンスの見せ方が上手なんです。自分からはあまり言わないんですけど、ダンスの全国大会で優勝経験もあります。
──カオラさんはグループの中では年少組ですが、居心地はどうですか?
カオラ:とっても居心地がよくて、なんでもすぐに聞いてしまって、頼ってばかりです。ルナとカオラは年下メンバーでおっちょこちょいなので、みんなふたりのお兄ちゃん、お姉ちゃんって感じです。
カシン:おちゃらけてるんですけど、誰かがつらそうだったり、落ち込んでるときはすぐ駆け寄ってくれます。考えていないようで、みんなのことをすごく考えています。僕は喜怒哀楽が激しくて落ち込みやすいんですけど、そんなときにいちばんに来てくれるのは、カオラです。
カオラ:精神年齢は高いです(笑)。
カシン:いや、それは低い(笑)。でも優しい。
カオラ:心の精神年齢は高い。
カシン:絶対に認めようとしない(笑)。
カオラ:たぶんカシンが精神年齢が低めなので(笑)、しゃべりやすくてなんでも話せます。
──オーディションのときからこうやって仲がいい感じだったんですか?
カシン:オーデションのときにはカオラとしゃべっていなくて、ファイナルでやっと仲良くなった感じなんです。
──カオラさんは第一印象がいいけど、カシンさんは自分の笑顔に自信がなかったと言っていたくらいなので、第一印象が悪かったのかもしれないですね(笑)。
カシン:自分が歯を見せて笑っているところは、最初は誰も見たことないと思います。それくらい笑っていなかったんですけど。今はふたりがいちばん笑ってます。
カオラ:たしかに最初はとっつきにくかったけど、今はふたりでめちゃくちゃうるさくやっています(笑)。カシンにはメイクもしてもらいました。自分に合っているメイクもよくわからないままやっていたので、教えてもらってすごく助かっています。メイク道具もいただきました。
カシン:美容部師匠ですね(笑)。性格はまったく違いますけど、感覚的には自分の妹に接している感覚です。
カオラ:ありがたいです。
カオラがルナを紹介
■歌うときと普段は別人。最年少のメインボーカル
──次はカオラさんがルナさんを紹介してください。
カオラ:ルナは見た目も大人っぽくて、すごく落ち着いているように見えるけど、実はZILLIONで最年少の高校1年生です。私にとっては唯一の妹です。でもZILLIONを引っ張ってくれるメインボーカルを担当していて、みんなより年齢の部分では経験値は低いのに、歌のときは引っ張ってくれる頼もしい存在です。歌うときと普段のルナは本当に別人なんです。ふたりではしゃいでいても、アーティストスイッチが入ると、それまでは妹でかわいい感じだったのが「あ、先輩」て言いたくなるくらい、カッコイイです。
──16歳でメインボーカルっていうポジション、プレッシャーを感じることはありますか?
ルナ:プレッシャーはそんなに感じていなくて、メインボーカルというポジションをやらせていただいてるからこそ、もっともっと頑張りたいし、ずっと成長し続けたいと思っています。
カオラ:ルナが唯一の妹なので、私がルナにとって気が抜ける存在でありたいなって思います。
──グループの中でも特ににぎやかなふたりって感じですか?
カオラ:いつも私とカシンがうるさいってみんなに言われることが多いんですけど、ルナも一緒にワイワイ楽しくやってくれます。
ルナ:楽しくワイワイ、ふにゃふにゃしています(笑)。
カオラ:寮に住み始めてからいっそう距離が近くなりました。みんなにふたりの行動のペースが似ているって言われてるんですけど、一緒にいて本当に楽で、なんでも話せるし、話してくれているって思います。
ルナがヒロキを紹介
■自分にストイックでポジティブなメンバーの相談役
──次はルナさんがヒロキさんを紹介してください。
ルナ:ヒロキは沖縄県出身の20歳で、ZILLIONのカリスマ・キラキラ・ボーイです(笑)。
ヒロキ:ありがとうございます!
ルナ:カリスマ性がすごくて、オフの状態でもキラキラしていて、つい目がいっちゃう、みたいな(笑)。
──5歳離れていますが、お兄ちゃん的な存在なのか、友達みたいな感じなのか。
ルナ:お兄ちゃん友達師匠、みたいな(笑)。
ヒロキ:てんこ盛り(笑)。
ルナ:みんなも言っていますが、結構相談窓口というか、聞き上手の誉め上手で、心を穏やかにしてくれる存在というか。ヒロキ君がいるだけで安心感があるというか、場を明るくしてくれます。
ヒロキ:100点満点の紹介の仕方(笑)。
ルナ:まだあります(笑)。メンバーの些細な変化にもすぐに気づいて、言ってくれるんです。自己肯定感を上げたい方は、ぜひヒロキ君まで(笑)。
ヒロキ:僕が絶対ポジティブにします!
──みんなを盛り立てて、常に気を遣っていると、自分がしんどくなったりということはないですか?
ヒロキ:それは全然ないです。僕たちの年代ってまだ自分のことを100%知らない人も多いと思うので、もっといいところがあるのにって気づいたら、黙ったままそれが潰れてしまうのを見るのが心苦しくて。
ルナ:本当に優しくて素晴らしい人です。
ヒロキ:そう言ってくれるのはうれしいんですけど、いつもそんなに人のことを考えてるというわけではなくて、好きで勝手にやっているので、たぶん自己満足なんだと思います。
ルナ:一家に一台、ヒロキ君。キラキラ・カリスマ・ボーイって言いましたけど、中身も素晴らしければ、外見や私生活までもう本当にすごくて、食生活やメンズビューティーもすごくこだわっていて、憧れます。オフの日も朝5時に起きて、1日充実した生活を送ったり。
ヒロキ:充実した朝にしたいので早起きなんです。ストイックと思われるかもしれませんが、のんびり自分のペースで生きているだけなんですよね。こんなわがままな僕を、“めんどくさい奴”って思わずに、キラキラした瞳で見てくれる16歳も、なかなかだと思います(笑)。
ルナ:安心する存在ですね。
ヒロキ:うれしいです。メンバーには、僕も何でも話してほしいし、僕も、無意識に話しやすい空気を作ろうと心がけているかもしれません。
──ZILLION、本当にいいグループ。
ヒロキ:仲良し(笑)。
ルナ:仲良しなだけじゃなく、もっと深いとこで繋がれていると思うし。これからその繋がりをもっと太くしていきたいです。
ヒロキ:僕たちのポジティブオーラを、世間に届けたいです。
リリース情報
2022.03.31 ON SALE
DIGITAL SINGLE「やめとこっか」
プロフィール
ZILLION
ジリオン/ソニーミュージック主催オーディション”ONE in a Billion”発、 応募総数5,000人以上の中から、約1年にわたる審査・トレーニングを経て勝ち抜いて結成された、 平均年齢19歳・男女混成の9人組次世代エンターテインメントグループ。2021年12月22日、Digital Single「Timeless」でプレデビュー。
ZILLION OFFICIAL SITE
https://www.zillion-official.com