2011年10月にFlowerのボーカル&パフォーマーとしてデビューし、同年12月からはE-girlsとしての活動もスタートした鷲尾伶菜。ダンス&ボーカルグループながらも切ない失恋バラードを歌うことで同性からの高い共感を得ていたFlowerは2019年9月末に解散し、日本武道館公演や全国アリーナツアーを行い、『NHK紅白歌合戦』の常連でもあったE-girlsは2020年末に解散した。
そして、デビューから10年目となる2020年に鷲尾伶菜は、伶としてのソロプロジェクトをスタートさせ、待望の1stアルバム『Just Wanna Sing』を完成させた。グループ活動を終えて、たったひとりで歩き始めた彼女が辿り着いた「ただ歌いたい」という想い。その言葉は凛として潔く、まっすぐに胸に響いてくる。
INTERVIEW & TEXT BY 永堀アツオ
PHOTO BY 青木早霞(PROGRESS-M)
■様々なジャンルに挑戦してきた1年半
──ご無沙汰しております。今までは“鷲尾さん”と呼んでいたので、何とお呼びすればいいか……。
今までどおりでいいですよ(笑)。
──アーティスト名を“鷲尾伶菜”ではなく、“伶”にしたのはどうしてでしたか。
ソロ活動を始めるときにガラッとイメージを変えたいなという気持ちがあって。“鷲尾伶菜”は本名なんですけど、自分の中で“E-girlsの鷲尾伶菜”、“Flowerの鷲尾伶菜”っていうイメージが強いので。“伶”という漢字には“音を奏でる”という意味があって。母親からそう聞かされてもいたので、まったく違うアーティストイメージになるだろうし、「伶って誰だろう?」って思ってもらえるほうが、新しくて挑戦的で楽しさがあるなと感じたというのが理由ですね。
──ソロプロジェクトを始動してからの1年半はどんな日々でしたか。
充実した毎日だったなと思います。自分の好きな音楽を楽しんでいるような感覚だったかなと思います。
──ソロ活動ではグループ活動との違いをたくさん感じましたか。
そうですね。まず、寂しいです(笑)。あと、何をするにも全部自分に降りかかってくるという責任感も違うので、楽曲制作に対しての違いはたくさんあると思います。選曲する音楽のタイプも違いますし、自分ひとりで曲を成立させるという難しさもありました。飽きないように聴いていただくにはどうすればいいのかを追求したりとか……グループ活動のときはグループとしての色やブランドを意識していたし、ライブのセットリストや構成に関してもみんなで意見を出し合ったりしてできていました。でも、今はひとりで、自分だけの表現でどこまでできるのか。その振り幅みたいなものを増やすのは大変でした。
──全部をひとりでやってみて、何か新たな気づきはありましたか。
アルバムを目指して様々なジャンルに挑戦してきた1年半でもあったので、いろんなジャンルの楽曲に触れたことで、私はこういう曲も歌えるんだなっていう発見みたいなものはありました。それこそ、ボカロとか。今までは触れたことがなかったので、初めての経験でしたし、すごく楽しんでできました。
──2021年12月に配信リリースしたボカロPでシンガーソングライターの笹川真生さんとのコラボ曲「エンカウント feat. 笹川真生」はアルバムにも収録されています。
笹川真生さんのYouTubeや配信されている楽曲を聴いて、こんなに独特の世界観を持った素晴らしい楽曲が存在するんだっていう刺激をもらいまして。最初は楽曲提供だけをお願いする予定だったんですけど、笹川さんの声を入れてくださった仮歌の音源がすごく良くて。低音域が活きた楽曲だったので、私がその上に声を重ねる感覚で歌いたいなと思って、笹川さんに「ぜひ歌ってください」とお願いして、コラボレーションのような形で完成しましたね。
──伶として笹川さんに求めたものは何でしたか。
この曲に関しては、ディレクションも含めて完全に笹川さんの世界観にお任せしました。いつもは自分でディレクションするので、メロディも歌詞も自分好みなものをお願いして、好きなように歌って自分の好きなテイクを選ぶんですけど、笹川さんの場合は、私の中では未知の世界だったので、完全に身を任せようと思って。向こうの色に染まってみようと思っていました。
──そうなんですね。移り変わっていく伶さんのことを歌っているようにも聴こえました。
たしかに、今までの私を知っているような歌詞ですよね。E-girlsはスターや原石をテーマにしていたんですけど、“そしてわたしたちは星になり”というフレーズから始まる。様々な私がいるけれど、どんな私も私であり、過去があったからこそ今が存在するっていう内容になっていて。今までの葛藤が強い言葉たちですごくリアルに描かれつつ、新しい自分に出会っていく。生まれ変わっても、もう一回、私を生きてみたいって思うくらいの過去があっての今が表現されているんですよね。だから、MVでも“Flowerの私”、“E-girlsの私”、そして、“今、現在の伶としての私”を表現したんです。笹川さんには何もお話ししていなかった状態でこの歌詞をいただけたのでびっくりしたんですけど、きっと、いろいろと見てくださったんだなと思っています。
──笹川さんとは何かお話ししましたか?
レコーディングでは細かいディレクションをしてくださいました。私はアクセントをはっきりとつけて歌う癖があるんですけど、「気だるく」とか「あえて滑舌を悪く歌ってほしい」など、世界観に寄せた歌い方のオーダーを細かくいただいて、やりやすかったですし、新しかったです。
──幾田りらさんの書き下ろし「宝石 feat. 幾田りら」からも“これまで”と“これから”を感じました。原石をテーマにしたE-girlsには「Diamond Only」という曲もありましたし。この曲には“宝石のような日々”を思い出している描写もありますよね。
もともと幾田りらちゃんの歌声が好きで、ソロとしての曲もYOASOBIとしての曲もよく聴いていて。一緒にやれることが決まって、どういう曲がいいかと考えたときに、お互いが歩んできた境遇に近しいものがあるような気がしたんですね。りらちゃんも“ぷらそにか”に所属されていましたけど卒業されて、YOASOBIのikuraになって、シンガーソングライターの幾田りらとしても新たな一歩を踏み出している。私もFlowerやE-girlsから卒業してソロとしての活動を始めたという部分がリンクしたので、夢に対しての想いや歩んできた道が背中を押してくれて、今の自分があるってことをふたりで歌いたいなと思って。その中での葛藤を描きつつも、前に向かって歩んでいけるような力強さがある歌詞がいいんじゃないかっていうオファーをさせていただきました。
──“繰り返し覚えた歌が/染み込んだメロディーが”という歌詞がありますね。
初めましてだったんですけど、りらちゃんもE-girlsやFlowerの曲を歌ってくれていたみたいで。お互いに知らないところで、お互いの曲を聴いていたっていう面もあったのが嬉しかったです。
■ただ音楽を楽しんで、その楽しさをみんなで共有したい
──先ほど、「夢に対しての想い」とおっしゃっていましたが、伶としての夢というのは?
小さい頃からたくさんの方に聴いてもらえるようなアーティストになるっていう夢を持っていたんですけど、それに限るなっていまだに思っていて……。
──今も変わらずですか。
そのうえで、今は音楽をより楽しめたらいいなと思っています。大きいところでライブがやりたいとか、アルバムを何枚出したいとか、音楽番組に出たいとか、映画の主題歌を歌いたいとか……具体的なものはE-girlsで叶えさせていただいて。思い描いてきたようなことはすべてと言っていいくらい実現できたんです。それってすごい人生だなって、振り返ってみても思う。そんな光栄な人生を歩ませていただきながら、今、感じているのは……『Just Wanna Sing』=“ただ歌いたい”というアルバムのタイトルにも繋がってくるなと思います。音楽を楽しんで、その楽しさをみんなで共有できたらいいなって思う。それが今の夢かな。
──E-girlsで小さい頃に思い描いていた夢がすべて叶ったあとに、燃え尽き症候群に陥ったりはしなかったんですか。
それはなかったですね。ただ、ちょっとペースを落とそうとは思っていたので、ゆっくりと音楽活動を楽しみながら過ごせていた1年半だったのかなと思います。でも、幼い頃からずっと音楽が好きだし、音楽に助けられたこともいっぱいあるし、歌っていないとやっぱり歌いたいっていう気持ちが湧いてくるんですよね。それに、音楽はすごく繊細で、日常に寄り添うもので、みんな当たり前に音楽を聴くじゃないですか。そういうものにつねに触れていたいという気持ちは今も昔も変わらないですね。
──歌に対する情熱や好きという気持ちが変わらないのがすごいですよね。りらさんとのデュエットはどうでしたか。
楽しかったです。E-girlsのときもメンバーと歌っていましたけど、新たなアーティストと声が重なったときに、こういうハーモニーになるんだという発見がありましたし、声の相性も想像していた以上にマッチしたなって思います。いつも聴いていた歌声をレコーディングで聴けるというのも貴重な経験でした。りらちゃんの繊細だけどエモーショナルな歌声をハモリでどうやって引き立てていくかを考えることはすごく楽しい作業で勉強にもなりました。
──本作では他にもフィーチャリングアーティストとして、ピアニストの清塚信也さんが「恋と、終わりと、kiss feat. 清塚信也」で参加しています。
『THE FIRST TAKE』の「白雪姫」で初めてコラボレーションをさせていただいたときに、ものすごくピアノに惚れまして。生で聴いて、改めてやっぱり素晴らしいなと思って。歌っているようなピアノだったので、ピアニストというか、歌い手としてコラボレーションしたいなと思ったのがきっかけですね。
──清塚さんの書き下ろし曲で、作詞は伶さんが手がけています。楽曲を受け取って、どんな歌詞を書こうと思いましたか。
清塚さんの雰囲気をものすごく感じる曲でしたし、1番と2番の聴こえ方が違って聴こえて。だからこそ、どういう歌詞を書こうかなと悩んだんですけど、1番はちょっと冷たさもありつつ、強さも感じた。でも、2番はちょっと艶があって色っぽくて。エモーショナルな感じが伝わってきたので、歌詞も工夫して、1番は男性目線、2番は相手の女性の気持ちを書きました。
──「恋と、終わりと、kiss feat. 清塚信也」というタイトルどおり、別れの曲ですよね。
現在進行形の終わりかけの悲恋で、登場人物は3人ですね。
──男性側に女性がもうひとりいますよね。
実体験ではないですよ(笑)。友達の話を聞いていたときに浮かんだ歌詞なんですけど、男性は自分からさよならを告げることをしないけど、女性は意外とそれを待っているんだよなって思って。全員が全員そうじゃないとは思うんですけど、こういう気持ちの方は意外と多いんじゃないかなと思って。女性の繊細さと男性の狡さ。自分からは言えないけどっていうもどかしさをこのメロディにはめられたらマッチするんじゃないかなと思って書きました。
──たしかに、男性は相手に言わせるところがありますからね。
都合がいい関係が男性からするとラクですからね(笑)。女性側はわかっていながらも離れられない。恋は盲目になりがちだから、自分にはこの人しかいないんだって思い込んでる。本当は私だけを思って欲しいのに素直になれない自分もいるという、女性のちょっとわがままな部分も出ていると思います。
──サウンドはピアノと歌だけなので、『THE FIRST TAKE』と同じくらいの生っぽさを感じます。
そうですね。ライブのような感じで録っています。生セッションの空気感をそのまま収録できたらいいなと思ったので。ピアノ1本の良さを最大限に引き出すのはライブだなと思いましたし、歌声に寄り添ってくれるピアノというのは、その瞬間にしか出ないものなので、一緒に生で録ったほうが感情がよりリアルに伝わるんじゃないかなと思いました。
──同じようにアコースティックで録音されたGENERATIONS from EXILE TRIBE 数原龍友さんとのデュエット「So Special-Version EX-」がボーナストラックとして収録されています。
コロナ禍をきっかけにYouTubeにカバー動画を上げるようになって。いずれアルバムをリリースするタイミングが来たときに、カバーアルバムが付けられたらいいなと漠然と思っていたんです。数原くんとはE-girls時代から仲が良くて、7年くらい前から「いつか一緒に歌えたらいいね」って話していて。お互いにグループ活動が忙しくてなかなかタイミングが合わなかったんですけど、ソロになってYouTubeというコンテンツを使って音楽を発信できる場所ができたので、「よかったらコラボレーションしない?」って声をかけたら、「もちろん!」って感じで、すごくラフに決まって。ファンの方にも喜んでいただいたので、音源化できて良かったです。
──ここまではコラボレーション楽曲についてお話をお伺いしてきましたけど、サウンド的には様々なジャンルに挑戦していますよね。その中で特にご自身が気に入られている楽曲は?
私は「Dark hero」が好きなんですよ。前から温めていた曲で、いつリリースできるんだろうって心待ちにしていました。インパクトがあって、キャッチーさもあって。タイトルもいいじゃないですか。ちょっと陰な感じというか、ヒーローの葛藤を歌詞にするのは面白いなと思いましたし、いろんな想像ができる歌詞かなと思うので。
──ヒーローを歌わないのが伶さんらしくもありますね。
そうですね。映画やドラマ、アニメもですけど、ヒーローものには必ず悪役が存在する。悪役にも愛する人がいて、守るべき仲間がいて、それぞれの人生があるわけじゃないですか。その悪役の中の正義かなと思って。シンプルにヒーローじゃなく、悪役のほうをフィーチャーしていて、ドラマも想像できるような曲だなっていう感覚があります。
──EDMのような高揚感もあるR&Bですが、少し和メロっぽいんですよね。
たしかに。Flowerで歌ってきた世界観もありつつ、今までにない、伶としての個性もバランスよく組み合わさった新曲になったのかなと思います。歌いやすかったですし、Aメロは低音から入っていくかっこいい感じだったので、ちょっとウィスパーっぽくしたりとか、歌の緩急を付けていくなかでの色付けはいろいろとやりました。
──「Dark hero」以降はアルバムの新曲が続きます。「IDNY」も洋楽のようなアプローチのサウンドになっていますね。
チルソングですね。この曲もアルバムに入ったらスパイシーだなと思って。サビに繰り返しの音がくるのでキャッチーさもありつつ、ささやき系の歌い方にオートチューンも使っていて、オシャレなミックスに仕上がっています。「Dark hero」とはまたちょっと違う雰囲気の曲になりましたね。
──これも別れの曲ですよね。Flowerのときから失恋バラードは多かったですけど。
そうですね(笑)。私はいつでも幸せになれないんですかね(笑)。終わった悲恋を描いた歌詞をオシャレでカッコいいサウンドに乗せて歌うのも新しくていいですよね。
──ブギーファンク〜ニューディスコ調の「Butterfly」は「動画、はじめてみました×TELASA(テラサ)共同ドラマ『お前によろしく』」の主題歌に決定しました。
これも「Dark hero」と同じ時期にプリプロをしていて。艶感や色っぽさが年相応に描けたんじゃないかと思いますし、サウンドもかっこよくて、サビのメロディラインもトリッキーで気に入っている楽曲のひとつです。リアルな朝帰りの虚無感や気だるさがドラマにもリンクしたので、良かったなと思います。
──そして、歌とピアノだけの「恋と、終わりと、Kiss feat. 清塚信也」のあとに、ダイナミックなビートにシンセサウンドが煌めく「Playful Mind」がくるんですが、ここのサウンドのダイナミズムがすごくて。
アンコールみたいな感じになっていますよね(笑)。ポップなサウンドが可愛いし、歌詞のはめ方がものすごくオシャレで。歌っていてそのハマりが気持ち良かったので、今回、どうしても入れたかったんですよね。特に2Aのハマりが好きで、入り方がかっこいいなと思っていました。この曲は、ちょっと間違ったら明るくてポップな曲になってしまうし、“ドキドキ止まらない”というワードがあんまり得意じゃなかったんですけど……。
──E-girlsだったら、別のボーカルの方が歌うフレーズですよね。
そう、私のパートには絶対になっていないと思います(笑)。でも、このメロディに乗せたら自分に合ったように歌えたし、可愛く仕上がったなと思っています。
■新たな自分らしさを見出せた
──いろんなジャンルを歌うなかで、“伶らしさ”はなんとなく見えてきましたか。アルバムの中でいちばん今の自分らしく歌えた曲を挙げるとすると?
去年の1年間でいろんなインプットをしてきて、やっとアウトプットができる機会に詰め込んだ作品という感じなので、どの曲も自分の好みばかりなんですけど、新曲では、やっぱり「Dark hero」かな。2サビの“揺らぎそうになる度に/振り向きたくなる度に”の2行に憂いが表れているなと思ったし、その葛藤が心にグッときて、個人的に好きな曲です。すでに配信リリースしている曲で言うと、「宝石 feat. 幾田りら」が好きですね。自分が立ち止まってしまったときに、りらちゃんの“きっと大丈夫”っていう歌声を聴くと、なんでも大丈夫って思えるんです。これだけの経験をしている彼女だからこそ、彼女が紡ぐ“大丈夫”っていう言葉にものすごく説得力を感じるんです。
──幾田さんも伶さんの“きっと見つかる”という歌声に背中を押されていると思いますよ。
そうだと嬉しいです(笑)。“伶らしさ”という点で言うと、ちょっと陰な感情って、普段はあまり口にすることがないし、日常生活では表に出さないじゃないですか。できればポジティブに生きていきたいし、前だけを向いていたい。だからこそ、心の中にある繊細な感情みたいなものをきっと、みんな音楽に委ねるんだと思うんですよ。このアルバムは、そういう心を委ねてもらえるような曲たちが集まったのかなっていうふうに思いますし、ちょっと陰のある曲をどう表現するかに、自分らしさがあるのかなと感じたりします。今までのグループ活動でも、皆さんが求めてくださっていたのは切なさだったり寂しさだったりもしたので、失恋して泣きたいときに聴きたい曲を作れたらなと思っていて。そんななかでも、「宝石 feat. 幾田りら」のように自分のエールソングとなるようなものも作ることができた。みんなの背中も押せるし、寄り添ってもあげられる。新たな自分らしさを見出せたのかなって思います。
──これからはどう考えていますか。
ファンの方が求めてくださるものにも応えられるように活動していけたらなと思いますし、今の世の中は音楽が身近になって、SNSを使って音楽を発信できる時代にもなって、CDリリースという概念も変わってきている。だからこそ、自分が好きなものを発信することが大切だし、自分が楽しんで、自分が支えられた曲をみんなで共有したいという想いが大事になってくると思っています。でもまずは、様々なジャンルに挑戦してきた1年半があって、今ある私のすべてを詰め込めたアルバムを完成できたので、『Just Wanna Sing』をたくさん聴いてほしいなと思っています。
リリース情報
2022.04.13 ON SALE
ALBUM『Just Wanna Sing』
プロフィール
伶
レイ/2011年に『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 3 ~For Girls~』において選出され、ボーカル&パフォーマーとして“Flower”に加入。その後、“E-girls”としても活動を開始。Flower・E-girlsの活動を終了させ、ソロプロジェクトを始動させる。
伶 OFFICIAL SITE
https://rei-web.jp/