中川翔子が通算21枚目となるニューシングル「君のまんまが いいんだよ」をリリースした。
表題曲は彼女がエメラルダ女王を演じる映画しまじろう『しまじろうと キラキラおうこくの おうじさま』の主題歌で、カップリングには登録者数79.6万人を突破したYouTubeチャンネル『ヲ』の企画として一般募集した『ヲーディション』で選ばれた17歳のふたりの女の子と歌唱。
どちらの曲も“自分に自信を持つ”という共通のテーマが込められているのは偶然なのか。芸能生活20年。歌手デビューから16年。近年は自身の活動を通じて「子どもたちに夢を与えたい」と語っているしょこたんが今、伝えたいメッセージとは──。
INTERVIEW & TEXT BY 永堀アツオ
PHOTO BY 大橋祐希
■私の人生は、壮大な時をかける結果オーライがめちゃめちゃある
──映画しまじろう『しまじろうとキラキラおうこくのおうじさま』に主題歌の歌唱と声優としての出演で参加することが決まったときの心境から聞かせてください。
子どもの頃に『こどもちゃれんじ』をやっていたのはもちろんなんですけど、しまじろうは5月5日生まれで誕生日が一緒なんですよ。毎年、意識していたので、ついにきたか!と。運命を感じていたのが、本当の運命になった!って。
──しょこたんは小さい頃に好きでやってたことが将来のお仕事につながってますよね。
そうなんですよ。『こどもちゃれんじ』やっててよかったなって。当時はもちろん、そんなつもりではやってなかったけど、私の人生は、壮大な時をかける結果オーライがめちゃめちゃありますねそういえばやっていたなっていうことがたくさんあって面白いですね。
しかも、このお話を聞いたのが一昨年の2020年だったんです。「映画しまじろう」の進行は早いなと思ってたんですけど、2年経ってみたら、私は今年が芸能生活20周年になってて。一昨年は気付いてなかったんですよ。芸能活動20年目のアニバーサリーにこんな素敵な映画に関われてうれしいですし、映画は一生残るのでめちゃめちゃうれしくて。しかも、試写会で観たら、号泣の泣き映画だったんですよね。大人も心を揺さぶられて成長できるし、子どもたちにとっても、ファーストシネマ(初めての映画館体験)は一生忘れない。だから、すごいうれしいなっていう気持ちでいっぱいですね。
──ちなみにしょこたんのファーストシネマは?
たぶん、『劇場版 美少女戦士セーラームーンR』ですね。映画主題歌「Moon Revenge」の8cmシングルを買ってもらって、ずっと聴いていて。それが、“子どもの頃、映画館に連れてってもらってうれしかったな。幸せだったな”という思い出とともに、後に思春期に聴いたら、うわぁ~、すごい歌詞だぁってなって。歌詞は大人のセクシーさがあるんですけど、ソロパートがあって。うさぎちゃん以外の4人のセーラー戦士には、みんなそれぞれ孤独な寂しい時代があったんですね。でも、うさぎちゃんに出会って、光をもらって、救われたってことを思い出しながら歌ってて。思春期にそのことがわかったときに、うわ!ってなったのもエモいですね。
子どものときはずっと同じものを見たり聴いたりするから、死ぬほど聴きましたし、親御さんには、子どもたちにいろんなものを買ってあげてくださいって言いたいですね。子どもの頃に出会ったこと、好きになったこと、楽しかったことは一生ものだし。意外と家族でいられる時間は短いですよね。そう思うと、映画館に連れてってもらったという体験は大きいものだと思う。この映画は、声を出さずに、手を叩いたり、手を振ったり、指をさしたりで参加もできるし、休憩時間もあるのでぜひ映画館で観てほしいです。ただ、1時間の映画だから、優しくて、ニコニコハッピーな作品だと思っていたら、超泣かされてしまって…。
──では、映画の話からおうかがいできますか。
まず、冒頭はしまじろうとお母さんのやりとりから始まって。お母さんは子どもがふたりもいるから、子育てが大変で。返事をしているつもりでも、気付いたら流しちゃってる。お母さんはそこまで意識できてなくて。
■子どもたちは本当に1日で一瞬でガンッと成長する
──しまじろうが健気で切なかったです。
ね!しまじろうはただ褒めてほしいんですよね。子どもらしい部分もあるけど、しまじろうは5歳なのに、すごく大人な面もあって。パール王子が「僕なんかできないよ」ってネガティヴになったときに、「パールはいろんなことを勉強していてすごいじゃないか」って言葉にして褒めてあげる。あと、「ちょっと一旦、見守ろうよ」って引くこともできる!ぐいぐいいかないんだ、すごいって感じて。パールはパールで、落ち込んだりもするけど、王子様なのに自然に頑張った子に譲ることができる。マウントしないし、自然に誰かのためを思ってできるのがイケメンすぎるなって。
それに、子どもたちは本当に1日で一瞬でガンッと成長するんですよね。パールのお母さんで私が演じたエメラルダ女王は、旦那さんが若くして亡くなっちゃってるからひとりで育てないといけなくて。現代もいろんな形があると思うんですよ。シングルマザーの方もいれば、働いているお母さんも本当に多いと思う。家族の形はいろいろだと思うんですけど、幼稚園や小学校に行ってる間は、子供たちの成長を見れないですよね。でも、エメラルダ女王は、フォルムチェンジしてしまじろうとパールの冒険についていって、やっとパールの成長を目の前で見れたんですよね。
──あははははは。
だから、大人も成長してるんですよね。大人と子どもの時間軸は違うからこそ、「はいはい」とあしらっちゃって。しまじろうのお母さんもそうでしたけど、大人ももっと、声に出して褒めようって。大人に褒められると本当に莫大な夢の種が未来に向かって伸びる瞬間になるかもしれない。そう思うと子どもがいない私ですら、こんなに涙腺が崩壊したので。親御さんとか、たまらないんじゃないかなって。
でも、大人もドタバタしてると、自己肯定感が低くなるじゃないですか。私もつい褒めてもらったりすると、“いやいや私なんて”って反射的に自虐をしちゃう癖があったんですけど、“それやめようよ”って友達と話したことがあって。褒めてくれたときは「ありがとうございます」で受け止めればいい。SNSも何かを褒めるゲームとしてずっとやろうと思ってて。「おいしい」とか、「楽しい」とか、「好き」とか。それって、ツイートするけど、口には出してないから、喋ってないことをツイートするのもいいんですけど、ちゃんと声に出してこうと思いましたね。
■美容も頑張る働く綺麗なお母さんというイメージ
──女王エメラルダとしてはどんなアプローチでアフレコに挑みましたか?
あんまり母親感を作ってやってはいけないなと思って。考えすぎずに、「優しさ」と「包容力」を目指してやろうって思ってたんですけど。前に映画『ポケモン』(『劇場版ポケットモンスター キミに決めた!』)でジョーイさんをやったときに、子どもの頃の自分も心の中に飼ってるから、“子どもの頃の憧れのお姉さん”っていう気持ちで“お姉さんみ”を作っていったんですよ。でも、私はすでに大人だし、そこにお姉さん足すとすごいお姉さんになっちゃうから、「むしろ年下くらいの気持ちでやって」って言われて。今回はフォルムチェンジした役で、全然違う声も出したし、性別、種族、なんにでもなれる。だからこそ、声の演技って本当に難しくて面白いなって。なので、今回は母親感ではなくて、あんなに忙しくても、スタイルもキープして、美容の意識も高そうな気がしたので(笑)、美容も頑張る働く綺麗なお母さんというイメージでやりました。
■誰かに褒められるって大事
──(笑)パール王子に対する「自分を信じて」というセリフにグッときました。
押し付けじゃなく、言わなきゃと思ってるでもなく。あのとき、エメラルダ女王は、母としても、人しても、パールを信じているし、本当にあなたならできると思ったから言ったと思うんですね。だから、その匙加減が難しかったんですけど、パールが本当にかっこ良かったんですよ。それぞれみんな、人生で理不尽なことやつらいことを実は乗り越えていて。人に言わないこと、言えないこともあるだろうけど、やっぱり誰かに褒められるって大事だし、誰かに言われたことで、それがトリガー(引き金)になるかもしれない。パールは遠慮もしてたんでしょうね。お母さんは女王で忙しいから。でも、お母さんも反省して。厳しさだけじゃなく、もっと褒めれば良かったって思った、心から言いたいと思って言った、めちゃくちゃエモいシーンですね。だから、後半が怒涛で。この映画すごいなって思います。もっとシンプルでショートでハートフルっていう感じかと思ったから。
──そのセリフの後に、ヒャダイン提供の主題歌「君のまんまが いいんだよ」が流れますね。
いちばんエモいところで流れて。ヒャダさんとは番組も一緒に6年くらいやってて仲良しなんですけど、いつも雑談をしていて。「全然運動はできないし、陰キャだったあの頃の自分に会ったらなんて言うか?」っていう話をよくしてたんですよね。その答えがこの曲だなって思いました。“君のまんまでいてね/生きててくれてありがとう”。つらいことから逃げたくなったときにやってた好きなことが、未来の私をすごい助けてくれてる。絵を描いてるだけでキモいって言われるような時代もあったんですけど、今は、好きってなんでも言っていい時代になった。だから、本当にそのままでいいんだよ、「君のまんまでいいからね」って、大人の私はあの頃の私に言いたい。それに、今、無邪気なしまじろうくらいの5歳世代が聴いて、だんだんと学校で悲しいことやつらいことも経験するようになって。だからこそ、成長もするんだけど、思春期になって改めて、聴いたときに、あ、そうかって思ったらいいなって想像したりしますね。
──レコーディングはどんな思いで臨みましたか?
この歌詞が送られてきたときに、本当にヒャダさん天才!って思ったんですけど、レコーディングのときのヒャダさんのディレクションもすごいんですよ。その人その人に合った、いちばん的確な、端的に栄養のある言葉をガラス越しに入れてくれるんですね。“あ、そうか”って腑に落ちるというか。前に「タイプ:ワイルド」を歌ったときも、もともとすごい好きな曲ですし、サトシのイメージもあるし、オリジナルが素晴らしいから、恐れ多すぎてどうしようって迷いながらブースに入ったら、「中川さんは、中川さん節ができあがっているし、アニソンのお姉さんとして迷わず元気に歌えば、今の子たちにとっては、それが今のアニソンになるからいいんだよ」って言われて、あ、そうかって迷いが取れたっていう経験があって。
■幸せや愛を与えられたらいいよなっていう気持ちで歌いました
──今回は女王として歌いましたか?
アフレコ前だったので、エメラルダ女王のことはあまり考えすぎずに歌ったんですけど、母性は意識したかもしれないですね。私はまだ子どもがいないけれども、親からもらったものは大きくて。本当にうちの母は破天荒で、いわゆるお母さんという感じではなかったんですね、仕事で忙しくて、料理は全くしないし。でも、お金がなくても、絵を描くペンとかゲームを買ってくれたり、遅い時間に帰ってくるまで起きて待ってたんですけど、「ねぇ。この絵描いたの、見て」って、しまじろうみたいにやってて。「あ、すごいね」とか、一緒にスーパーファミコンをやってくれたりした。貯金はたいて、フロリダのディズニーワールドに連れて行ってくれたことも、のちに映画『ラプンツェル』をやるときにすごく栄養になっていて。母親らしい母親じゃないのはわかるけど、うれしかったこともたくさんある。いろんなお母さんがいると思うんですけど、時には、全部やってあげるじゃなくて、しまじろうやエメラルダ女王がしたみたいに、そっと見守らなきゃいけないときもある。でも、生きててくれるだけで本当に素晴らしいことだし、“自分なんか……”って思っちゃうことがあっても、本当に自分でよかったんだって思えるような幸せや愛を与えられたらいいよなっていう気持ちで歌いましたね。
──聴き手を包み込むような母性というか、全肯定してくれるような温かさが滲み出てます。
私、まだ子供がいないのに、そのうち読ませたい“宇宙の図鑑”とか、“漫画の電子書籍”とか、めちゃめちゃ買ってるんですよ。であと、この2年くらいで、「ちっちゃい頃から見てました」って、大人に話しかけられることが増えて。昨日も、大きい青年に、「『ポケモン☆サンデー』に出たことがあって。しょこたん隊長にボコボコにされてうれしかったです」って。それからも好きで、舞台とかも観に行ってるんですって言われて。「大きくなったね!」っていう会話をしたんですけど、それって、“エア子育て”だなって。
ヒャダさんもよく言ってるんですけど、言葉とか歌とか、何かで子供たちに届いたらいい。それが本当に、あの頃の自分への手紙でもありながら、未来の地球を回す世の中の子どもっちに届いていたらいいなって思いながらやってきてて。届いてるのかどうかわからないままやってきたけど、実際に言われて、すごい救われて。歩みがあった、届いてたって。YouTubeを始めたときも、『鬼滅の刃』の柱の集合の絵を描きたくて描いたんですけど、あるとき、それを全国の保育園の先生がそれをプリントして、子どもたちの塗り絵の時間に使って。子どもたちが家に持って帰ってきた塗り絵を見たお母さんが、“しょこたんの絵だ”って気づいて、ツイートしてくれて、“エア子育て!”ってなるっていう。
──あははは。5枚目のアルバム『RGB』の時も「子供たちに夢を与えたい」とおっしゃってました。
そうですね。「君のまんまが いいんだよ」は、自分が大切な誰かに言えるっていうふうに、一歩またちょっと大人な感じがします。思春期のときは…私は遅くて、20代も葛藤してて。思春期を引きずってた時期が長かったんですけど、アニメソングを歌うという夢が叶ってうれしいってずっと思っていたのが、だんだん夢の形がスライドしていって。私が子どもの頃にもらったキラキラが今の私を助けてくれてるみたいに。今の子どもたちに、夢や思い出を届けられたらって変わっていった。自分から誰かへって変わっていった、その感じがあるのかもしれないですね。
──この曲でも、キラキラを子どもたちに送ってますよね。
MVを幼稚園でしまじろうと一緒に撮ったんですけど、子どもたちが曲を覚えてくれていて、歌詞を見ないでフルコーラス歌ってくれて。“え?私のほうが歌詞やばいよ。子どもたちすごいな”ってなって。そのときに、しまじろうと一緒に歌ったなっていう思い出がふわっと残っていたら、いつかこの歌詞を見て、意識の外側から、うわってなってくれたら最高ですね。しまじろう世代のキッズは5~6歳くらいかな。が、小さい頃に見てました、聴いてましたって言ってくれるとしたら、20年後くらいかな。だから、40周年を目指そうと思いました。
■「しまじろうの映画観てました」って言ってもらえる日が来たら
──いいですね。新しい目標ができてる。
こんなに長くやれると思ってなくて。結構、綱渡りだったし、YouTubeをやってなかったら、自然とフェードアウトしてた気がするんですよね。でも、今はそのおかげで、ブログを始めた頃のようなワクワクになってて。週3くらい更新したりしてて。もちろん、続けることは大変だから、ピンチもあると思うけど、いつか、「しまじろうの映画観てました」って言ってもらえる日が来たら、最高にうれしいですね。
──今、YouTubeの話がありましたが、カップリング「雲の上に雲はなくて」はYouTubeの企画で募集した17歳の女の子と一緒に歌唱してます。
中村莉子ちゃんは今時の17歳だけど、SNSをやってなくて。そのピュアさが面白くて。しかも、オーディションでYOASBIを音程全くぶれずに歌い切ったから、満場一致で選ばれて。ミュージカルをやってたのもあるんですけど、“歌い続ける人だ”ってヒャダさんが見抜いていました。彼女には「ミュージカルっぽさを残しながらハロプロっぽく」とか、いろんなことを言って。それを、「はい」って、次の瞬間にはできてるんですよ。短時間でどんどん進化していく感じが、17歳すげーって思って。無限の可能性を感じましたね。特に“ほんとの僕を知らないくせに!”のところは17歳の今しか録れない会心の一撃を出してくれたなって思います。
もうひとりの南ちゃんは、個性の塊。いきなりヌンチャクを振り回したりして。私も17歳のときに、オーディションにヌンチャクを持って行ったりしてたなって(笑)。令和にこういう子が現れるとは!っていうシンパシーを感じつつ、私にはできない、いろんな格闘技をやっていて。すでに、個性が武器になるってわかってるし、語彙力も面白いので、急遽、彼女も合格になって。南ちゃんはまっすぐ直球で歌うっていうのがわかっていたので、レコーディングの際にヒャダさんが彼女に適したディレクションをしていて。最初はガチガチに緊張してたんですけど、「ブースにヌンチャク持って入って。そこでふってみよう」って指示して。そんなディレクションあるんだって。
■自分が17歳でデビューした頃のことも思い出しましたね
──(笑)歌詞としては“僕は僕のまんま”がテーマになってますよね。
繋がってるんですよね。「君のまんまが いいんだよ」は大事な誰かに届けるメッセージだけど、これはたぶん、頭の中で考えてるモヤモヤとか。がんって落ち込んで、ダメだってなったけど、いや、やってやる。なんとかするのは自分しかいないんだしって。自分を認めて、自分がやってきたことに誇りを持って、褒めてあげたり、ご褒美を与えてあげることは必要だっていう。このときにうれしかったのは、最初に私がレコーディングすることになって、いつもはひとりでやるからすごい緊張しちゃって。あまり癖をつけずに歌った方がカッコいいのかなってモヤモヤ考えてブースに入ったら、それを見抜いたように、「中川さんは中川さんらしく、アニソンのように力強く歌ってくれていいです」って言ってくれて。「ありがとうございます!」ってなってからは迷わずに歌いました。
あと、3人で歌ったことで、自分が17歳でデビューした頃のことも思い出しましたね。彼女たちみたいに、何にも染まってないピュアな感じが眩しくもあって。私はもっと落ち込んだりしてたなとか。ここから、無限の可能性があるので、また未来が始まっていくうえで、いちばん最初の音源がこれって残るのはうれしいですね。
■歌があったおかげで絶対に続けられてきた
──最後に、改めて、中川翔子の未来を聞かせてください。
歌があったおかげで絶対に続けられてきたし、続けられてきたことも奇跡だし。毎年、綱渡りだなって思ってたんですけど、明確に、今のしまじろうの世代の子達に、聴いてましたよって言ってもらうことが新しい夢になったので、40周年、50周年を目指したいですね。尊敬する小林幸子さんをはじめ、50周年、60周年を迎えたレジェンドの先輩方がたくさんいて。たぶん、皆さん言わないけど、言えないような大変なことをいっぱい乗り越えていると思う。本当に心が折れそうになることもあるけど、やめなくてよかったし、“命がきらめく/煌それだけで大丈夫”という言葉にも救われたので。
──生きることを諦めるなっていうメッセージも込められてますよね。
そうですよね。思春期もつらいですけど、大人もふっと糸が切れそうになるときも全然あるから。これは胸の真ん中に持っていたい。歳を重ねても歌い続けていける曲だと思うので、目指すはカッコいい熟女のシャンソン歌手。他の夢もいっぱい叶えたいですね。宇宙に行くことも、猫がいっぱいいる純喫茶をやることも、もっと油絵を描いて個展をやりたいなとか。自分が動けば叶えられそうなことから、無理そうだけど叶うかもしれないことも見つけつつ、とりあえず40周年までは頑張るという夢はできました。
リリース情報
2022.3.9 ON SALE
SINGLE「君のまんまが いいんだよ」
ライブ情報
『プレシャスなアニソン&ゲーソンフェス』
3/27(日) 豊洲PIT
『フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート2022』
<昼公演>4/24(日) 東京国際フォーラム ホールA
<夜公演>4/24(日) 東京国際フォーラム ホールA
『中川翔子 BIRTHDAY LIVE 2022』
5/5(木) チームスマイル豊洲PIT
プロフィール
中川翔子
ナカガワショウコ/2006年7月、シングル「Brilliant Dream」でCDデビュー。2007年、「空色デイズ」で『第58回NHK紅白歌合戦』に初出場。2011年、ディズニーアニメ『塔の上のラプンツェル』で主人公ラプンツェルの日本語吹替を務める。2015年、NHK連続テレビ小説『まれ』で連続ドラマ初出演。2020年4月には、YouTubeチャンネル『中川翔子の「ヲ」』を開設。芸能生活20周年を迎えた2022年3月、21枚目のシングル「君のまんまが いいんだよ」をリリース。歌手、タレント、女優、声優、イラストレーターなど多方面で活躍中。
中川翔子 OFFICIAL SITE
https://www.shokotan.jp/