mol-74の2ndアルバム『OOORDER』、そして、PELICAN FANCLUBの1stアルバム『解放のヒント』が2022年3月2日にリリースされる。THE FIRST TIMESでは、mol-74の武市和希(Vo、Gu、Key)、PELICAN FANCLUBのエンドウアンリ(Vo、Gu)の対談をセッティング。両者の出会いと交流、お互いのバンド観、そして、同じ日に発売されるアルバム『OOORDER』『解放のヒント』について語り合ってもらった。
INTERVIEW & TEXT BY 森朋之
PHOTO BY 関信行
■同じ時代を生きてきたバンドとして共有できるところが多い
エンドウアンリ(以下、エンドウ):1月に三井ホールでもmol-74のライブを観たんですよ。
武市和希(以下、武市):そう、「Replica」(3rd EP)のリリースツアーに来てくれて。
エンドウ:そのときに「3月2日にアルバムが出ます」って発表して。自分たちと同じ日だって、そこで知りました(笑)。
武市:PELICAN FANCLUBのアルバムが同じ日に出るのは、僕も以前から知ってて。あの初めて、「一緒のリリース日だね」って話しました。
──mol-74、PELICAN FANCLUBの交流が始まったのは、いつ頃ですか?
エンドウ:知り合ったのは2014年くらいですね。たしか渋谷の“kinoto”というライブハウスだったと思います。
武市:僕の記憶は違うんだよね。
エンドウ:え、下北沢?
武市:いや(笑)、吉祥寺のPlanet Kで対バンしたのが最初じゃなかった?
エンドウ:そうだったかな。もう8年くらい前だからね(笑)。そのときは特に仲がいいわけじゃなかったんですよ。
武市:初めて話したのはたぶん、名古屋のCLUB ROCK‘N’ROLLで2マンライブをやったときじゃない?打ち上げでアンリくんと話して、世代が近いのもあって好きなバンドがカブってたり、そこで一気に仲良くなって。その後、お互いのライブに呼び合うことが増えたんですけど、大きかったのは2018年に中国に行ったときですね。
エンドウ:うん、あれはデカかった。
──mol-74のミニアルバム『▷(Saisei)』リリースツアーの中国公演ですね。
武市:PELICANと2マンで上海と広州に行って。めちゃくちゃ楽しかったんですよ。
エンドウ:修学旅行みたいな感覚でしたね(笑)。そのときに関わりがもっと深くなって、頻繁に連絡を取るようになりました。そういう人、稀有なんですよ。
武市:僕もそう。
エンドウ:メジャーデビューした時期も近いし、同じ時代を生きてきたバンドとして共有できるところが多いんですよね。
──なるほど。当時は、お互いのバンドについてはどんな印象を持っていたんですか?
エンドウ:初めてmol-74の音を聴いたときのことを鮮明に覚えてるんですよね。名古屋のサーキットイベントのときだったんですけど…。
武市:名古屋のサカスプ(サカエスプリングス)だよね。
エンドウ:そうそう。僕らの前がmol-74で、楽屋まで音が聴こえてきたんですけど、北欧っぽいというか、シガー・ロス的だなと。そういうアプローチのバンドと出会ったことがなかったので、後で話しかけようと思ってたんですけど、サーキットイベントはステージの転換が早いから、話す機会を逃しちゃったんです。
武市:そうだったんだ(笑)。実際、シガー・ロスは大好きですからね。バンドをやろうと思ったのは、高校1年のときにASIAN KUNG-FU GENERATIONの武道館ライブDVDを観たのがきっかけで、当時は邦ロックシーンばっかり追っていて。シガー・ロスは洋楽を聴き始めた最初のバンドだったんですよ。友達に教えてもらったんだけど、聴いたことがない言語だし、聴いたことがない音楽だなと思って、一気にハマりました。
エンドウ:シガー・ロスはPELICANのメンバーもみんな好きですね。もちろんアジカンも。そう言えば中国でも、武市くんと二人でアジカンの曲を歌いながら市街地を歩いたよね(笑)。
武市:Base Ball Bearも歌った(笑)。
エンドウ:そうだ(笑)。青春していた頃の音楽共有できるのもデカいんですよね。
■PELICANとmol-74は周りに合わせようとしないところが似てる
──武市さんはPELICAN FANCLUBに対してどんなイメージを持ってました?
武市:初めて対バンしたときは、“みんなめっちゃ上手いし、メロもキャッチーですごいな”と思いましたね。当時は4つ打ちロックが流行ってたんだけど、僕らは“流行りに乗るようなことはしたくない”というタイプで。たぶんPELICANも、自分たちの世界観を作り上げようとしてるんじゃないかなと思ったんです。PELICANとmol-74はサウンドの方向性は全然違うけど、周りに合わせようとしないところが似てる気がしてました。
エンドウ:僕らはとにかくPELICAN FANCLUBとして自己表現をしようと思っていたし、たしかに流行りとかはまったく意識してなかったですね。ただ、4つ打ちは好きだったんです。僕が表現しようと思ってたものと合わなかっただけで、Two Door Cinema Clubも大好きだったし。
武市:いいよね、Two Door Cinema Club。10年くらい前、ワンマンにも行きました。
エンドウ:あ、そうなんだ。
武市:うん。自分たちが4つ打ちをやろうとしなかったのは、“自分たちにはできない”という嫉妬もあったんですけどね。インディーズの頃にKANA-BOONと対バンしてたりするですけど、彼らはアッという間に上にいって。活動を続けるにつれて、メジャーの第一線でキャッチーな曲をやり続けることのすごさがわかったし、なおさら“自分たちは違う方向でやろう”と。
エンドウ:なるほど。僕もKANA-BOONを知ったときは衝撃を受けました。18歳か19歳くらいのときなんだけど、タワーレコードでパワープッシュされていて。当時、たまたま鮪くん(谷口鮪)と同じ髪型だったから(笑)、なぜかシンパシーを感じて試聴してみたら、めちゃくちゃ良くて。僕は武市くんと逆で、ほとんど邦楽は聴いてなかったんだけど、KANA-BOONをきっかけにハマって、フェスとかも行くようになりましたね。
──なるほど。ちなみにおふたりはコロナ禍以降も連絡は取り合ってました?
エンドウ:結構連絡してましたね。電話することが多かったかな。
武市:お互いの家で酒飲みながら電話したりね(笑)。こっちが悩んでることにアドバイスをもらって、“そういう考え方をすればいいのか”と思ったり。
エンドウ:それは僕も同じで、頭がこんがらがると武市くんに「聞いてよ」みたいな感じで電話しました。
武市:お互いに曲を作るし、ボーカリストだから、同じようなことで悩んでることが多いですよ。ボーカリストってクセが強い人が多いんだけど…。
エンドウ:武市くんもクセ強いよ(笑)。
武市:(笑)なぜかアンリくんの前では素でいられるんですよね。
■今までとは違うmol-74を感じた
──ここからはお互いの新作、mol-74の『OOORDER』、PELICAN FANCLUBの『解放のヒント』について話したいと思います。まずエンドウさんは、『OOORDER』を聴いてどう感じました?
エンドウ:全体を通してポップというか、今までとは違うmol-74を感じましたね。アルバムは2枚目じゃない?1枚目と2枚目って、気持ちの変化はあった?
武市:すごくあった。1st(『mol-74』/2019年)はインディーズのときの曲をブラッシュアップさせるのがコンセプトで、名刺的なアルバムだったんです。その後、ディレクターから「メジャーに来た以上、挑戦したほうがいいんじゃないか?」という話があったんですよ。僕はどちらかというと保守的な人間で、変化を好まないタイプなんだけど、ディレクターの話を聞いて“たしかにそうだな”と。2年目に結成10年目を迎えて、手癖というか、マンネリみたいになってる部分もあったし、“他のメンバーが曲を作ったどうなる?”からはじまって、いろいろと新しいことを試して。バンドとしての軸は同じなんだけど、“どこに届かせるか”も意識しはじめました。そこは1stと2ndのいちばん大きい違いかもね。
エンドウ:その変化はすごく伝わってきたし、それがポップな印象につながってるのかも。
武市:そう言ってもらえるとうれしい。さっきも言いましたけど、最初は邦ロックから入ったし、メロディがしっかりしているポップなものが好きなんですよ、もともと。歌詞の書き方も変わってきましたね。以前は“適当英語”で歌ってから歌詞を考えてたんだけど、最近は最初から日本語で書いてるので。
エンドウ:コード進行も新鮮だった。
武市:それもポップスを意識したことで変化したんだと思う。PELICANは前からやってたけどね。
エンドウ:僕らもだいぶ変わりましたけどね。インディーズの頃は、とにかく自分を表現することしか考えてなかったし、そこで止まってたんですよ。今は“誰かの手に届いて、そこでようやく表現になる”という概念なんです。どんなふうに受け取ってもらえるか?ということも考えてるし、自分たちが表現したいこともできるだけ言語化して。その結果、今回のアルバムは雰囲気だけの作品ではなくなったと思います。
■“今やりたいこと”を詰め込んだ曲を前半に持ってきてる
──“リスナーに届いたときに、どう響くか”を追求したことで、明確な輪郭を持ったアルバムになってますよね。武市さんはPALICAN FANCLUBの『解放のヒント』をどんなふうに聴きましたか?
武市:めちゃくちゃ攻めてるなと思いましたね。この前アンリくんにも話したんですけど、アニメのタイアップ曲(「三原色」(TVアニメ「Dr.STONE」OPテーマ、「Who are you?」(アニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」EDテーマ、「ディザイア」(TVアニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」ED主題歌))が入ってるじゃないですか。それをアルバムの後半に持ってくるのがすごいなと。これは僕の勝手な解釈なんだけど、“今やりたいこと”を詰め込んだ曲を前半に持ってきてるんじゃないかなって。それはロックバンドとして、すごくカッコいいと思います。
エンドウ:ありがとう。サウンドによって分けているところもありますね。ロックサウンドもあるし、エレクトロ的な曲もあって。
武市:前半はエレクトロが中心だよね。これは“解放”の解釈にもつながるんだけど、後半にいくにつれて、バンドサウンドが強くなっていくのもいいなと。個人的な思い、パーソナルな部分からはじまって、どんどん世界が広がっていく感じがあるんですよね。
エンドウ:なるほど、確かに曲順もヒントになってるかも。…お互い作品の感想を言い合うことなんてないから、今、すごく照れてます(笑)。
武市:(笑)PELICANのライブの印象も重なるんですよね、このアルバムは。去年の4月に大阪のシャングリラでワンマンを観たんだけど、後半、シングルのリード曲を立て続けにやって、その破壊力がすごくて。そのときのイメージがこのアルバムの後半の広がりに繋がってるんですよ、自分の中で。
■ずっと希望を見ていたし、確かにそこは共通点
──サウンドのアプローチはまったく違いますが、『OOORDER』『解放のヒント』には共通している部分もあると思います。深い絶望や混沌から抜け出し、光、希望に向かっていくストーリーが感じられて。
エンドウ:『OOORDER』も“深い水底から、太陽の光が見えている”というイメージがありますからね。武市くん、そうとう暗い気持ちだったのかなとも思ったけど。
武市:(笑)たしかに歌詞に関しては、共通項があるような気がしますね。「俳句」(『解放のヒント』)もそうだけど、近い悩みを抱えているというか…。たぶん、この2年間のコロナ禍の影響もあると思いますね。特に2020年は活動がすべて止まって。“自分ってなんだろう”って考える時間が増えたし、それがアルバムの歌詞にも出てるんじゃないかなと。今アンリくんが“暗い気持ちだったのかな”というのは、まさしくそういう部分だと思います。
エンドウ:うん。
武市:ただ、あのときの状態って世界的だったじゃないですか。自分の悩みはたくさんの人にも当てはまる気がしたし、だからこそ「残念だったね」で終わらせるつもりもなくて。PELICAN FANCLUBの『解放のヒント』にも、同じようなところを感じたんですよね。
エンドウ:ずっと希望を見ていたし、確かにそこは共通点だと思います。『OOORDER』でいえば、1曲目の「深青」と12曲目の「白光」の対比にすごくシンパシーを感じました。さっきも言いましたけど、この2年間、お互いによく話をしてたし、使ってる言葉が重なってるところもあるんですよ。『OOORDER』には『Halation』という曲がありますけど、僕も「騒がしい孤独」で“ハレーション”という歌詞を書いてたり。
武市:“正しい”“まちがい”みたいな表現もそうだよね。「儀式東京」(アルバム『解放のヒント』)もそう。混沌としたサウンドの中で“選んだ全てを正しいと言い切れ”という歌詞がグッと入ってきて、すごく響きました。
エンドウ:うれしい。武市くんにとって、東京ってどういう街?
武市:東京は…怖い場所(笑)。僕は徳島出身なんだけど、47都道府県で唯一、電車が走ってないんだよ。
エンドウ:え?!
武市:しかも僕が育ったところには信号もなくて。今は京都に住んでるんだけど、自分にとっては大都会なんだよね。東京はあまりにも情報が多すぎて。よく「上京しないの?」って言われるんだけど、今はそんな気になれないです(笑)。アンリくんもそうだけど、好きな人、大切な人に会えるという意味では好きな場所なんだけど、東京ってカオスじゃない?もちろん素敵なところもあるけど。
エンドウ:僕は千葉出身で、東京は“夢に近い場所”というイメージだったんです。インプットできるというか、刺激もすごくあって。でも、あまりにも情報が多いから、“心が満身創痍”“夢の満身創痍”みたいな感じになりがちなんすよね。
武市:わかる。みんな夢を持って東京に吸い込まれるけど、輝けるのは一握りだからね。残酷さもあると思う。
■10代のときの自分を歌うことで、今の10代に響く
──エンドウさんが『OOORDER』の中で、歌詞が気になった曲は?
エンドウ:既存曲なんですが、「Teenager」ですね。10代、ティーンエイジという言葉にすごく敏感だし、コンプレックスがあって。「Teenager」の冒頭の“方向音痴な上、優柔不断だよな/何に迷ってるんだい?/どこに向かいたいんだい”を聴いた瞬間に、“え、みんなそうなの?”と。
武市:ハハハ(笑)。「Teenager」はまさに新しいことに挑戦しようという意識で制作した曲で。戸惑ったファンの方もいたみたいですけど、自分たちとってはすごく意味がある曲になりましたね。10代の頃、パティシエになるか音楽をやるか迷ってたんですよね、じつは。
エンドウ:そうなんだ。
武市:まさに方向音痴で優柔不断でした(笑)。10代のときの自分を歌うことで、今の10代に響くところもあるのかなと思いながら歌詞を紡いで。でも、その時期に順風満帆な子っているのかな。輝いていたというか、“いいな、こいつ”というヤツはいたけど。
エンドウ:いたいた(笑)。
武市:基本的に不安定だよね。だからこそ美しいとも言えるんだけど。
エンドウ:僕自身も恥ずかしい思い出がたくさんありますね、10代の頃は。でも、少しずつ過去と向き合って、恥ずかしい思い出も認められるようになって。今回のアルバムを作ったことで、ようやく10代の頃を愛せるようになったんですよね。
武市:俯瞰できたのかもね。
エンドウ:そうですね。俯瞰できたからこそ書けた歌詞もあるだろうし、10代と向き合うことで、未来を照らすこともできて、それで救われたところもあるし、まさに解放されたんですよね。自分を解放するヒントが過去にもあったんだなと。
■“規律やルールからはみ出す”という意味
──アルバムのタイトルについても教えてください。まずは『OOORDER』。
武市:最初は“O(オー)”にしようと思ってたんです。アルバムの曲順でいうと、1曲目から6曲目までが落ちてるんですよ。7曲目の「鱗」が“似合わない鱗を剥がして、浮上したい”という曲で、そこから上がっていく。その円環、サイクルを“O”という文字で示したいなと。でも、「シンプルすぎない?」という意見があって、“オーパーツ”(OOPARTS/Out of place artifacts)を参考して、“OO”からはじめる単語を作ってみようと。「OOORDER」は“out of order”です。英語の意味は“故障”なんだけど、“規律やルールからはみ出す”という意味で使っています。
──なるほど。『解放のヒント』は?
エンドウ:さっき話した過去と向き合うこともそうなんですけど、ヒントを手にして何かを得て、心を解放して、その先にまたヒントがあって。その環のなかに自分たちはいるんだなと。なので武市くんが言ってた“O”とすごく近いんですよね。
武市:ホントだね。
エンドウ:ビックリした(笑)。
■バンドは、水に色のついた液体を垂らしてそれが混ざるイメージ
──すごいリンクですね。エンドウさん、武市さんはバンドへの愛着も強いと思いますが、バンドという表現を選んだのはどうでしてなんですか?
武市:僕はずっと一貫していて、ひとりでは何もできないからですね。曲の作り方も当初は、弾き語りの状態でメンバーに聴いてもらって、ギター、ベース、ドラムを付けてもらうスタイルだったんです。自分とは違う感性、僕ができないことや持ってないものが集まって、曲になっていくというか。自分のイメージを超えたものになるのが面白いし、美しいと思ってるんですよね。
エンドウ:僕も近しい感覚ですね。メンバーそれぞれに役割、責任、約束があって、それが見えるのが美しいなと。バンドって、水に色のついた液体を垂らして、それが混ざるイメージなんですよ。たとえば赤、青、黄色が混ざると黒っぽくなるけど、その中には間違いなく、それぞれの色の要素が入っている。そういうバンドの在り方に憧れるんですよね。
──素晴らしい。またいつか、PELICAN FANCLUBとmol-74の対バンツアーが実現するといいですね。
エンドウ:それはずっと願ってます。海外にも行きたいし。
武市:今だに中国ツアーの思い出話だけで飲めるからね(笑)。
エンドウ:そうそう(笑)。絶対に対バンツアー実現したいですね。
リリース情報
2022.03.02 ON SALE
ALBUM『OOORDER』
ライブ情報
mol-74「OOORDER」release tour
4/9(土) 札幌SPiCE
4/16(土) 仙台darwin
4/17(日) 新潟CLUB RIVERST
4/24(日) 高松DIME
5/6(金) 名古屋CLUB QUATTRO
5/8(日) 福岡the voodoo lounge
5/22(日) 梅田CLUB QUATTRO
5/27(金) 渋谷Spotify O-EAST
プロフィール
mol-74
モルカルマイナスナナジュウヨン/2010年に武市(Vo、Gu、Key)、井上(Gu)、坂東(Dr)の3名で京都にて結成。2017年より高橋(Ba)が加入し現在の4人体制になる。自主制作でのアルバムリリース後、インディーズで計5枚のミニアルバムをリリース。日常にある身近な感情を武市の透き 通るようなファルセット・ヴォイスを軸に、北欧ポストロックを思わせる繊細な音作り で注目を集める。 2019年4月3日に初のフルアルバム『mol-74』でメジャーデビュー。6月に行われたワ ンマンツアーmol-74 one-man tour 2019 「Morning Is Coming」のファイナル公演、 東京マイナビBLITZ赤坂をソールドアウトするなど着実にステージを上げている。 2021年1月にはTVアニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」のエン ディングテーマを担当。同年10月にはTVアニメ『ブルーピリオド』のエンディング テーマを担当した。
*高橋(Ba)の「高」は「はしごだか」が正式表記
mol-74 OFFICIAL SITE
https://mol-74.jp
リリース情報
2022.03.02 ON SALE
ALBUM『解放のヒント』
ライブ情報
PELICAN FANCLUB ONEMAN TOUR〜解放のドキュメント〜
2/23(水・祝) 千葉LOOK
3/5(土) 名古屋CLUB UPSET
3/6(日) 金沢GOLDCREEK
3/12(土) 梅田Shangri-La
3/27(日) 札幌PLANT HALL
4/9(土) 広島Yise
4/10(日) 福岡TheVoodooLounge
4/17(日) 仙台CLUB JUNK BOX
4/23(土) 高松TOONICE
4/24(日) 京都MUSE
5/15(日) 渋谷WWW X
プロフィール
PELICAN FANCLUB
ペリカンファンクラブ/エンドウアンリ(Vo、Gu)、カミヤマリョウタツ(Ba)、シミズヒロフミ(Dr)からなるロックバンド。エンドウアンリによる「透き通るほど〈純度の高い声〉」の存在感と、散文詩のように描かれる「音のように 響く歌詞」の世界 ──。シューゲイザー・ドリームポップ・ポストパンクといった 海外の音楽シーンとリンクしながら、確実に日本語ロックの系譜にも繋がる、洋・邦ハイブリットな感性を持つスリーピースバンド。ライブでは独自のスタイルで唯一無二の空間を創り出す、ロックシーンにおける「異端」の存在。
PELICAN FANCLUB OFFICIAL SITE
https://pelicanfanclub.com