新しい人生の始まりとなる特別なイベント、結婚式。雰囲気にマッチした楽曲が流れると、さらに思い出深い時間になるだろう。
今回は結婚式におすすめの楽曲を20曲紹介する。BGMや余興の選曲の参考にしてほしい。
■結婚式におすすめ!定番&人気曲20選
1.「115万キロのフィルム」Official髭男dism
2.「アイノカタチ feat.HIDE (GReeeeN)」MISIA
3.「アイビー」Novelbright
4.「あなたがいることで」Uru
5.「ハルノヒ」あいみょん
6.「恋」星野源
7.「キセキ」GRe4N BOYZ
8.「365日」Mr.Children
9.「ひまわりの約束」秦基博
10.「愛をこめて花束を」Superfly
11.「花束」back number
12.「虹」菅田将暉
13.「Wherever you are」ONE OK ROCK
14.「Butterfly」木村カエラ
15.「Lovers」sumika
16.「Say I do」Travis Japan
17.「ダンスホール」Mrs. GREEN APPLE
18.「アドベンチャー」YOASOBI
19.「ともに」WANIMA
20.「シンデレラガール」 King & Prince
「115万キロのフィルム」Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)
2018年4月リリースのアルバム『エスカパレード』に収録された「115万キロのフィルム」。映画『思い、思われ、ふり、ふられ』の主題歌に起用された。
歌詞に込められているのは、人生を映画に例えた愛にあふれるプロポーズのメッセージ。主人公の想いが丁寧に描写されていて、ユーモアを交えているところも魅力だ。
明るいミドルテンポのバンドサウンドも心地いい。プロフィールムービーやエンドロールムービーにぴったりだ。
「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」MISIA(ミーシャ)
2018年8月リリースの「アイノカタチ」は、ドラマ『義母と娘のブルース』の主題歌。GReeeeN(現:GRe4N BOYZ)が作詞作曲を務め、メンバーのHIDEがコーラスに加わったコラボ楽曲だ。
しっとりと始まり、盛り上がりを見せていくメロディが心に響く。“大好きだよ”というストレートな愛の言葉は、どのような愛の形にも当てはまるだろう。
両親への手紙や花束贈呈で使用すれば、結婚式の感動をさらに引き立ててくれるはずだ。
「アイビー」Novelbright(ノーベルブライト)
竹中雄大(Vo)が友人の大倉士門と池田美優の結婚式に寄せて制作したウェディングバラード「アイビー」。式当日に池田美優にサプライズで披露され、2024年10月に配信リリースされた。
歌詞には、いつも自分を支え周囲を笑顔にしてくれる妻への感謝と愛が込められている。優しく温かなメロディと歌声が歌詞とマッチし、自然と涙を誘う。
この楽曲に乗せて、新婦を喜ばせるサプライズ演出をしてみてはいかがだろうか。
「あなたがいることで」Uru(ウル)
2020年2月リリースのUru初の配信限定シングル「あなたがいることで」は、ドラマ『テセウスの船』の主題歌に起用された。小林武史をプロデューサーに迎えた珠玉のバラードだ。
愛する人がいることで強くなれるという前向きなメッセージが透明感あふれる歌声で紡がれ、聴く人を力づけてくれる。切なくも温かなサウンドが感動的だ。
結婚式で使用すれば夫婦として、また家族としての絆をさらに強めてくれるに違いない。
「ハルノヒ」あいみょん
アニメ映画『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜』の主題歌として書き下ろされた、2019年4月リリースの「ハルノヒ」。
柔らかくナチュラルなサウンドが、日常の何気ない幸せを歌う歌詞を優しく包み込む。プロフィールムービー向きの楽曲だ。
自分の弱さを認め、そばにいてくれる妻へのリスペクトを込めたメッセージは、映画の野原ひろし自身の想いであると同時に多くの新郎の想いとも重なるだろう。
「恋」星野 源(ホシノゲン)
2016年10月リリースの「恋」は、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌。ドラマのヒットとともに脚光を浴び、エンディングで出演者が踊る“恋ダンス”も流行した。
「恋」で歌われるのは生活の営みだ。多様な愛を受け入れ、超越する普遍的なラブソングとなっている。
軽快で親しみやすいメロディは、幅広い世代で盛り上がれるだろう。結婚式のBGMとしてはもちろん、余興の選曲としてもおすすめだ。
「キセキ」GRe4N BOYZ(グリーンボーイズ)
2008年5月リリースの7thシングル「キセキ」は、TBS系ドラマ『ROOKIES』の主題歌として書き下ろされた。着うたフル(R)史上最多ダウンロード記録でギネスにも認定された代表曲である。
まるで誓いの言葉のような永久の愛をまっすぐに伝える歌詞が印象的だ。
照れくさくなりそうなフレーズだが、爽やかなメロディにより誰でも歌いやすく気持ちを乗せやすい。大切な友人の結婚式で力強く歌ってほしい一曲だ。
「365日」Mr.Children(ミスター・チルドレン)
2010年12月にリリースされたアルバム『SENSE』の収録曲「365日」。NTT東日本とNTT西日本のCMソングに起用された、心温まる穏やかなメロディとストリング・アレンジが心地よいミディアムバラードだ。
歌詞では毎日心に積み重なる想いを“ラブレター”と表現し、命の尊さや思いやりの大切さを丁寧に描いている。
プロフィールムービーやエンドロールムービーで流れると、会場全体が感動ムードに包まれるだろう。
「ひまわりの約束」秦基博(ハタモトヒロ)
映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌として書き下ろされた、2014年8月リリースの「ひまわりの約束」。『ISUMブライダルミュージックアワード2015』も受賞した結婚式で人気の楽曲だ。
そばにいる人の大切さ、その人のために何ができるかがテーマとなっている。ストレートな想いを歌う歌詞に心が温まる。
しっとりとした曲調で、ケーキカットやキャンドルサービスなど結婚式の様々なシーンにマッチするはずだ。
「愛をこめて花束を」Superfly(スーパーフライ)
デビュー前からライブの人気曲だった名バラード「愛をこめて花束を」。ドラマ『エジソンの母』でSuperfly初のドラマ主題歌となり、4thシングルとして2008年2月にリリースされた。
優しくパワフルな歌声で届けられる歌詞には、ずっと近くにあった存在の大切さに気付く様子が綴られている。
いつもは素直に言えない家族への感謝や愛を、結婚式の花束贈呈のタイミングで伝えるのにぴったりの楽曲だ。
「花束」back number(バックナンバー)
2011年6月リリースの2ndシングル「花束」。音楽番組『COUNT DOWN TV』の5月度エンディングテーマで、恋の始まりを歌った美しいミディアムチューンだ。
不器用ながらも自分なりに相手を愛そうとする主人公の姿は、きっと多くの人が自分のこととして感じられるだろう。言葉が花束のように温かく差し出される展開が心に響く。
結婚式は想いを表明する最大のイベント。ふたりの自然体の雰囲気を感じさせてくれるはずだ。
「虹」菅田将暉(スダマサキ)
2020年11月リリースの5thシングル「虹」は、映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌。自身最速でストリーミング累計再生回数3億回を突破した、石崎ひゅーいの提供曲だ。
何気ない日常という幸せを噛み締め、愛と感動を表す優しい歌詞と歌声が聴く人の心を温かく包み込む。
また“一生”と繰り返すサビには、未来への希望が込められている。エンドロールムービーで流せば、誓いと感謝をゲストに伝えられるだろう。
「Wherever you are」ONE OK ROCK(ワンオクロック)
2010年6月リリースのアルバム『Nicheシンドローム』収録曲「Wherever you are」は、NTTドコモのCMソングに起用された壮大なロックバラード。
結婚式で最も利用された楽曲ランキングで2年連続1位を獲得した。
英語と日本語が混じる歌詞には、愛する人がどこにいても心は寄り添っているという気持ちがストレートに表現されている。
落ち着いた披露宴にしたいなら、入場シーンで流してみてほしい。
「Butterfly」木村カエラ(キムラカエラ)
2009年6月に配信リリースされた「Butterfly」は、木村カエラが親友の結婚式のために書き下ろしたウェディングソングだ。『ゼクシィ』のCMソングに起用され、この曲で『第60回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たした。
柔らかく多幸感のあるメロディに乗せて歌われる、大切な友の結婚を祝福し未来の幸せを願う歌詞が魅力だ。
余興でゲストが新郎新婦のために歌うと、結婚式をさらに良い思い出にしてあげられるだろう。
「Lovers」sumika(スミカ)
2019年上半期の結婚式使用リクエスト楽曲1位になった、2016年3月リリースの1stシングル「Lovers」。
ポップで爽やかなサウンドとは対照的に、歌詞には涙とともにこみ上げてくる主人公の大きく切実な愛が凝縮している。“ねぇ浮気して”のフレーズにはドキッとするが、これは何があっても最後には自分を選んでほしいという想いの表れだ。
結婚式のオープニングやお色直しの再入場で会場を盛り上げてくれるはず。
「Say I do」Travis Japan(トラビス ジャパン)
2025年3月リリースの1st CDシングル「Say I do」は、メンバーの宮近海斗主演のドラマ『ホンノウスイッチ』の主題歌。グループ初となるド直球の恋愛ソングだ。
一生ものと思える恋に出会う様子を捉えた歌詞からは、恋愛の喜びや幸せが伝わってくるだろう。癒されるメロディと胸をキュンとさせるダンスにも引き込まれる。
結婚式の余興に使うなら、ぜひ“I do”のフレーズは新郎新婦に歌ってもらおう。
「ダンスホール」Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)
2022年7月リリースのアルバム『Unity』の収録曲で、朝の情報番組『めざまし8』のテーマ曲に起用された「ダンスホール」。同年の『第64回日本レコード大賞』で優秀作品賞に選ばれた。
タイトル通り、華やかでノリが良いポジティブなダンスナンバーとなっている。
人生には悲しみや悩みはつきものだが、愛と楽しむ気持ちがあれば幸せでいられると歌う歌詞に力づけられるだろう。結婚式を楽しく盛り上げてくれる一曲だ。
「アドベンチャー」YOASOBI(ヨアソビ)
2023年2月に配信リリースされた「アドベンチャー」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの期間限定キャンペーン『ユニ春(バル)』テーマソングとして書き下ろされた。
アップテンポで高揚感のあるメロディとikuraの心に寄り添う歌声が、ワクワクさせてくれるだろう。
日常の中の特別な瞬間を切り取った歌詞は、未来への期待も感じさせる。
USJ好きの新郎新婦ならプロフィールムービーのBGMにもぴったり。
「ともに」WANIMA(ワニマ)
2016年8月リリースのシングル『JUICE UP!!』収録の「ともに」。ニベア花王『8×4 ボディフレッシュ』CMへの書き下ろし曲で、熊本地震への復興の願いも込められた。
ひらがなのタイトルは、“共に”と“友に”の意味がかかっている。
過去のつらさを受け止め、前向きに進むよう背中を押す歌詞とダイナミックなサウンドに、元気が湧いてくるだろう。
新郎新婦へのメッセージムービーをさらに盛り上げてくれそうだ。
「シンデレラガール」King & Prince(キングアンドプリンス)
2018年5月にリリースされたKing & Princeのデビューシングル「シンデレラガール」は、ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』の主題歌だ。
明るく耳なじみの良いメロディに一途な想いを乗せて届ける、キラキラした王道ラブソングとなっている。
この曲は入場シーンをより華やかに彩ってくれるだろう。結婚式という魔法が解けても、愛する人の笑顔を守ると誓う新郎の想いが伝わってくる。
■人生最高の日を名曲たちで彩ろう!
愛し合う夫婦の想いを形にする結婚式は、音楽によってさらに特別な時間になる。使いたいシーンのイメージや伝えたいメッセージを考慮して選曲するのがおすすめだ。これらのウェディングソングで最高の結婚式を飾ろう!
TEXT BY MarSali