SEVENTEENの弟分として2024年1月にデビューするやいなや、清涼感あふれるビジュアルや抜群のパフォーマンススキルで注目を浴び、超大型新人として活躍しているTWS。彼らのこれまでの軌跡や詳細なメンバープロフィール、必聴楽曲を詳しく紹介する。
■TWSの読み方は?2024年デビューの“期待の星”
TWS(読み:トゥアス)
・デビュー:2024年1月22日
・デビュー作品:1st Mini Album「Sparkling Blue」
・メンバー:SHINYU / DOHOON / YOUNGJAE / HANJIN / JIHOON / KYUNGMIN
・ファン呼称:42(読み:SAI・サイ)
・OFFICIAL SITE https://www.pledis.co.kr/artist/detail/TWS/
・JAPAN OFFICIAL SITE https://tws-official.jp/
・X(旧Twitter)https://x.com/TWS_PLEDIS
・X(旧Twitter)(JAPAN)https://x.com/TWS_PLEDIS_JP
・Instagram https://www.instagram.com/tws_pledis
・TikTok https://www.tiktok.com/@tws_pledis
・YouTube https://www.youtube.com/@TWS_PLEDIS
・Facebook https://www.facebook.com/TWS.PLEDIS
SEVENTEENが所属するHYBE MUSIC GROUPのPLEDIS Entertainmentから誕生する約9年ぶりの新人ボーイズグループとして、2024年1月にデビュー。2023年12月にグループ名が発表されると、“ついにSEVENTEENの弟分が誕生する”として大きな注目を浴びていた。
グループ名は“TWENTY FOUR SEVEN WITH US”の略で、1日を意味する数字24と1週間を意味する数字7をすべての瞬間に例え、“いつもTWSと一緒に”という意味を持つ。SEVENTEENに続き、数字を活用したネーミングとなっている。
ファンダムネームは“42(SAI)”。韓国語でサイは関係という意味であり、42はSAIと発音する。グループ名と関連しているファンネームになっており、“ファンはTWSとすべての瞬間を共にし、最も特別な仲になる”という意味が込められている。
1st Mini Album「Sparkling Blue」の制作統括は、SEVENTEENの作品を手がけてきたマスタープロフェッショナルのハン・ソンス氏が担当。日本でも3月にショーケースを開催し、盛況となった。タイトル曲「plot twist」は、韓国の音楽番組で5冠を獲得する快挙を達成。2024年4月に日本で行われた『ASIA STAR ENTERTAINER AWARDS 2024(ASEA 2024)』にて、TWSにとって初の新人賞となる『THE BEST NEW ARTIST』を受賞。続いて8月には『2024 K WORLD DREAM AWARDS』で『K WORLD DREAMスーパールーキー賞』を受賞した。
▼TWS (투어스) ‘첫 만남은 계획대로 되지 않아’ Official MV
6月24日には、2nd Mini Album「SUMMER BEAT!」を発表。デビューからわずか半年で合算累積アルバム販売量100万枚を超え、大型新人であることを立証した。8月にはグラミー・ミュージアムのオンラインパフォーマンスシリーズ『Global Spin Live(グローバル・スピン・ライブ)』に出演し、よりグローバルな活躍を見せている。
■フレッシュな魅力満載!メンバープロフィール
SHINYU(読み:シンユ)
生年月日:2003.11.07
最年長メンバーであり、グループのリーダー。メンバーごとにコミュニケーション方法を変えるなど、本音を話しやすい空気作りを意識しているという。長身と抜群のスタイルを誇り、ビジュアルが度々話題となる。高いラップの実力を持ち、一見クールな印象も与えるがとてもシャイであり、時折ふざけてみせるチャーミングな顔も持つ。趣味はゲームと音楽鑑賞で、J-POPも愛聴している。
DOHOON(読み:ドフン)
生年月日:2005.01.30
切れ長の目と高い鼻、すらりとした長身が目を引くメンバー。主にボーカルを担当しながらSHINYUとともにラップも担当している。いたずら好きで、グループのムードメーカー的存在。ファッションへの関心も高く、メンバーからも最もトレンドに敏感だとセンスを讃えられている。小学生時代はサッカー部に所属しており、スポーツが得意。一番好きな食べ物はシリアル。
YOUNGJAE(読み:ヨンジェ)
生年月日:2005.05.31
歌唱力が高く、多くのボーカルパートを担当している。何事においても慎重派で、真面目な性格。常に真摯な姿勢で活動に向き合う姿には、他のメンバーも一目置いている。いっぽうで急に愛嬌を振りまいたりメンバーにちょっかいを出したり、予想がつかない行動をする天然な一面も。自炊や掃除も得意で生活能力が高く、メンバーの世話を焼く温かい心を持つ。「キムチチゲとご飯があれば何も要らない」と豪語するほどキムチチゲが大好き。
HANJIN(読み:ハンジン)
生年月日:2006.01.05
大きな瞳が特徴的な、華やかなビジュアルの持ち主だ。韓国のドラマを観てK-POPに関心を持ち、SEVENTEENに憧れてアーティストを志した。「plot twist」の“Wait wait!”など、楽曲の中でキリングパートを多く担当している。サバサバしているが共感力が高く、涙もろい一面も。子供の頃は司会者を夢見ており、スピーチコンテストに出場した経験を持つ。写真を撮ることが好きで、よくメンバーの普段の様子を記録している。麻辣火鍋が大好き。
JIHOON(読み:ジフン)
生年月日:2006.03.28
芸術学校で振付を学んだこともありダンススキルが人一倍高く、本人も「ダンスをする時が一番幸せで、率直になれる瞬間」と語っている。ステージ上では巧みな表情の変化も交えて、ダイナミックなパフォーマンスで魅了する。ヒップホップ、舞踊などさまざまなジャンルを踊りこなすが、本人が特に好きなのはタットダンス。優しい顔立ちをそのまま表したように思いやりにあふれた性格で、おしゃべりが大好き。趣味でギターを演奏することもある。
KYUNGMIN(読み:ギョンミン)
生年月日:2007.10.02
最年少メンバー。小学2年生の頃からアイドルに憧れ、BTSの「Not Today」のステージを観て独学でカバーダンスを練習し始める。子犬のように愛らしいビジュアルを持ち、マンネらしく明るく元気いっぱいだが、プライベートでは実は2人の弟がいる長男でしっかり者としてメンバーを支える。甘さの混ざった歌声が特徴的で、自分だけのボーカルカラーを研究し続けており、TWSの音楽に唯一無二の彩りを加えている。好奇心旺盛な性格で、時々可愛らしく拗ねてしまうことも。
■TWSのここに注目!ポイント解説
◎独自の音楽ジャンル“Boyhood Pop”
TWSはさわやかで明るいエネルギーのチームアイデンティティから拡張した独自の音楽ジャンル“Boyhood Pop(読み:ボーイフッドポップ)”を掲げている。平均年齢18.3歳とフレッシュな魅力にあふれた彼らならではの“Boyhood Pop”は、日常における美しい感性を呼び起こす、幻想的で感覚的な音楽のこと。明るくポジティブなエネルギーを届ける楽曲は、フィンガースナップの音や咳払いが入っていたりと、遊び心に満ちていて親しみやすい。新人グループが青春感のあるコンセプトを打ち出すことは珍しいことではないが、TWSはミュージックビデオを学校で撮影したり、衣装が学生服やジャージをモチーフとしていたりと、音楽性からビジュアル面まで一貫した世界観が通底されている。若い世代は等身大で自分自身を重ねやすく、大人世代はかつての青春を思い出して、爽やかなガムを噛んだような気持ちになれるだろう。
◎溢れるフレッシュさ
メンバー6人はとてもフレッシュでエネルギッシュ。そのいっぽうで、MBTIがI(内向型)のメンバーが多いからか、MCで照れてしまったりするシャイな面もまたかわいらしく、どこか落ち着いた上品なムードも漂っている。決して騒がしすぎない彼らのわちゃわちゃ感を、心地よく感じる人も多そうだ。YouTubeコンテンツ『TWS:CLUB』では、彼らの素顔や普段のやり取りが垣間見えるコンテンツが満載。EP.10とEP.11ではメンバーが最新のMBTIを発表し、メンバーが普段の行動からそれぞれのタイプを予想する姿が微笑ましい。初の屋外ロケとなったEP.8とEP.9では、メンバーが2チームに分かれて水上アスレチックでの対決に白熱する、レアな姿が楽しめる。
▼[TWS:CLUB] 夏を乗り切る #1 | EP.8
▼[TWS:CLUB] 夏を乗り切る #2 | EP.9
▼[TWS:CLUB] 僕たちのMBTIを調べて #1 | EP.10
▼[TWS:CLUB] 僕たちのMBTIを調べて #2 | EP.11
◎確かな実力
メンバー6人はデビューに向けて練習生期間を共に支え合ってきたため、チームワークも抜群で、パフォーマンスでのシンクロ率の高さにも定評がある。K-POPボーイズグループにはワイルドさやダイナミックさが特徴的なグループが多いが、TWSは迫力がありながらも軽やかで、さわやかさと爆発力が共存したような、独自の魅力を放つ。フレッシュといえども“未完成”な部分は一切なく、高い技術と鍛錬に裏打ちされており、難易度の高い振付をこなしながらも表情がまったく崩れないさまには、確かなスキルが感じられる。大所帯のグループではないが、フォーメーションが目まぐるしく変わるので、オーディエンスを飽きさせず、誰がセンターに立っても見劣りしないことも特徴的だ。
■デビュー曲「plot twist」
▼TWS (투어스) ‘첫 만남은 계획대로 되지 않아’ Official MV
◎楽曲、歌詞
“どんでん返し”や“ひねった展開の話”という意味がある「plot twist」。「初めての出会いは計画通りにならない」という韓国語タイトルの通り、歌詞では初めての出会いにもじもじしてしまう心情や、計画通りに行かないという悩みが歌われた。最後は“永遠に輝く瞬間”“こうして出会えて嬉しい また明日ね、バイバイ”と爽やかに結ばれている。長年夢見たアーティストデビューに少しの不安を抱きながらも、胸を高鳴らせるTWS自身を表したような、等身大の胸中が正直に綴られた。
◎ダンス
▼TWS (투어스) ‘첫 만남은 계획대로 되지 않아’ Official MV (Performance ver.)
少年が悩むさまを表現するように、腕を組んで左右に揺らし、困ったというふうに両手を挙げるポイントダンスはとてもキャッチー。そしてその他のパートも目まぐるしくフォーメーションが変わり、横移動を効果的に使ったパートや扉を開くさまをジェスチャーで表現したパートなど、見どころ満載だ。YouTubeなどではダンス解説動画が多数公開されるなど、話題を集めた。
◎応援方法
なお公式YouTubeではメンバーがペンライトを手にライブでの掛け声を実演するチアリングガイド動画が公開されている。軽快な掛け声を覚えて、大きな声でメンバーのパフォーマンスを盛り上げよう。
▼TWS (투어스) ‘첫 만남은 계획대로 되지 않아’ 응원법
■『THE FIRST TAKE』での「If I’m S, Can You Be My N?」
▼TWS (투어스) ‘내가 S면 넌 나의 N이 되어줘’ Official MV
「If I’m S, Can You Be My N?」は、2nd Mini Album「SUMMER BEAT!」のタイトル曲。自分たちの関係を相反する磁石のS極とN極に例え、お互いを知っていく過程や相手との距離を縮めたいと願う切実さをハイブリッドポップなサウンドで表現した。
▼If I’m S, Can You Be My N?- TWS / THE FIRST TAKE
『THE FIRST TAKE』のスタジオへ、ストリートカジュアルな装いではつらつと登場した6人。原曲では四つ打ちのビートやグルーヴィなベースなど電子音がエネルギッシュに響いていたが、『THE FIRST TAKE』ではアコースティックギターやカホン、フルートなど楽器の生音が印象的なアレンジとなっており、温かみを感じさせる新鮮なサウンドに仕上がっている。そんな音色に寄り添うように、普段はダイナミックなダンスとともに歌唱しているメンバーが歌唱に集中し、優しい歌声を響かせた。歌いながら時折カメラに向けてポーズを取るサービス精神旺盛な姿はなんともキュートで、新人グループとは思えない余裕も感じさせる。
■聴くべき多彩な楽曲たち。人気曲3選
「Double Take」
ミニマルなビートに乗せて、メンバーがこれまでになくクールな魅力を発揮した、2nd Mini Album「SUMMER BEAT!」の収録曲。冒頭から低音ボーカルのラップで始まり、メンバーがエッジボイスも操るさまは、タイトル曲で見せる清涼感ある姿とは全く異なる。パフォーマンスビデオではダブルダッチを表現したようなコレオグラフなど軽快なステップと、モノトーンの衣装に身を包んだ姿が新鮮。TWSの無限の可能性を感じさせてくれる楽曲だ。
「Oh Mymy : 7s」
1st Mini Album「Sparkling Blue」の収録曲。中毒性高いビートに乗ったサビの振付が特徴的で、TWSのデビュー前にメンバーがSEVENTEENのHOSHIと一緒に踊る動画は、あまりのシンクロ率の高さで大きな話題を呼んだ。ドリーミーなストリングスの旋律が響くイントロから、キレのいいAメロへの転換がお見事。
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「hey! hey!」
2nd Mini Album「SUMMER BEAT!」より先行リリースされた楽曲。疾走感あるビートに乗せて、TWSがこれまでにない力強さを見せている。“hey! hey!”と叫ぶパートでは、ランニングするような振付と切実な表情に、大人っぽさもにじむ。歌詞では同じ夢を持つ人たちが出会い、チームとなっていく過程が描かれている。デビュー時は全員がダークトーンのヘアカラーだったTWSだが、この曲のMVではYOUNGJAEが赤髪、SHINYUが茶髪、KYUNGMINが金髪と大胆にイメージチェンジし、新鮮な印象を与えた。
■これからの活躍に注目!
まだデビューから間もないとは思えないほどの実力を持ち、さらに猛スピードで成長し続けているTWS。今後さらに世界に魅力を届けていくであろう彼らから目が離せない。
TEXT BY 岸野恵加
▼TWS最新情報はこちら
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