先日K-POPアーティストとして初めてイギリス・グラストンベリーフェスティバルのメインステージに出演し、JEONGHAN X WONWOOのユニットが『THE FIRST TAKE』に出演したことも大きな話題となった13人組グループ・SEVENTEEN。これまでのキャリア、メンバーや楽曲の魅力など、さまざまな角度から世界中から愛されるその理由に迫っていく。
▼Last night (Acoustic Ver.) – JEONGHAN X WONWOO (SEVENTEEN) / THE FIRST TAKE
■SEVENTEENの名前の由来とは?13人組グローバルグループ
SEVENTEEN(読み:セブンティーン)
・デビュー:2015年5月26日
・デビュー作品:1st Mini Album「17 CARAT」
・メンバー:S.COUPS / JEONGHAN / JOSHUA / JUN / HOSHI / WONWOO / WOOZI/ THE 8 / MINGYU / DK / SEUNGKWAN / VERNON / DINO
・ファン呼称:CARAT(読み:カラット)
・OFFICIAL SITE https://www.seventeen-17.jp/
・X(旧Twitter)https://twitter.com/pledis_17
・X(旧Twitter)(JAPAN)https://x.com/pledis_17jp
・Instagram https://www.instagram.com/saythename_17/
・TikTok https://www.tiktok.com/@seventeen17_official
・YouTube https://www.youtube.com/@SEVENTEENJapanofficialYoutube
・YouTube(JAPAN) https://www.youtube.com/user/pledis17
・Facebook https://www.facebook.com/seventeennews
13人組ボーイズグループ・SEVENTEENは、HYBEレーベルズのPLEDISエンターテインメントに所属。2012年にデビュー前のメンバーたちがトレーニングする様子や日常を放送する番組『SEVENTEEN TV』がUstreamでスタートし、そこから現在のメンバー13人が決定した。
グループはVOCAL TEAM、HIPHOP TEAM、PERFORMANCE TEAMで構成されており、SEVENTEENというグループ名は“13人のメンバー+3つのチーム+1つのグループ=17”を表している。
またファンは“SEVENTEENを輝かせてくれる存在”という意味が込められた、“CARAT(読み:カラット)”と呼ばれる。
2015年に1stミニアルバム「17 CARAT」でデビューした後、着実にキャリアを積み上げ、11th Mini Album「SEVENTEENTH HEAVEN」ではK-POP史上初の初動売上枚数500万枚を突破。2023年末に開催されたK-POP最大規模の授賞式『MAMA AWARDS』では初めて大賞を受賞した。
▼[#2023MAMA] SEVENTEEN (세븐틴) | All Moments
日本では2018年5月にSEVENTEEN JAPAN 1ST MINI ALBUM「WE MAKE YOU」をリリースし、デビュー。2022年に初のドームツアーを行い、今年5月に開催した『SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN TO JAPAN』では大阪・ヤンマースタジアム長居、神奈川・日産スタジアムで約25万4000人を動員する公演を成功させた。
▼[MV]SEVENTEEN – CALL CALL CALL! MV
▼SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN TO JAPAN RECAP
先日K-POPアーティストとして初めてユネスコ青年親善大使に任命され、9月には音楽フェス『Lollapalooza BERLIN』にヘッドライナーとして出演予定。
またグループ内ユニット・BSS(SEUNGKWAN(スングァン)、DK(ドギョム)、HOSHI(ホシ))の楽曲「Fighting」がパリ五輪・チーム韓国の応援歌に選ばれるなど、その勢いは止まるところを知らない。
▼부석순 (SEVENTEEN) ‘파이팅 해야지 (Feat. 이영지)’ Official MV
■全員が主役級の個性!メンバープロフィール
S.COUPS(読み:エスクプス)
ポジション:統括リーダー/HIPHOP TEAMリーダー
生年月日:1995.08.08
・Instagram https://www.instagram.com/sound_of_coups/
色気とチャーミングさでファンを魅了するS.COUPS。HIPHOP TEAMの「Monster」では一瞬の表現で世界観に引き込み、「GOD OF MUSIC」では重厚感と軽妙さのどちらをも感じるラップで心地よさを生む。いっぽうで愛嬌をしたあとに照れる表情やメンバーにいじられて拗ねたり、子どものように大はしゃぎする姿はとにかくキュート。最年長としてグループをまとめる統括リーダーを担当しており、メンバーやCARATの指針となる力強い存在だ。
▼SEVENTEEN (세븐틴) ‘음악의 신’ Official MV
JEONGHAN(読み:ジョンハン)
ポジション:VOCAL TEAM
生年月日:1995.10.04
・Instagram https://www.instagram.com/jeonghaniyoo_n/
可憐さから冷酷さまで鮮やかな表情管理、心くすぐるヒーリングボイスでステージを彩るJEONGHAN。誕生日を由来に“天使”と呼ばれ、2022年にTikTokにアップした「可愛くてごめん」チャレンジ動画はファン以外にもお茶目な愛らしさが話題となり、再生数は1800万回越え。メンバーたちの話を和やかに聞く相談役でありながら、掟破りな発言や巧みな話術で周囲を混乱させたり、石をペットとして飼ったりと奇想天外なキャラクターからも目が離せない。
@seventeen17_official chu😘
JOSHUA(読み:ジョシュア)
ポジション:VOCAL TEAM
生年月日:1995.12.30
・Instagram https://www.instagram.com/joshu_acoustic/
心地いいボーカルと穏やかな笑顔が爽やかさをもたらすJOSHUA。先日のユネスコ青年親善大使任命式では英語でスピーチし、何気ない気遣いや気品のある身のこなしでメンバーやファンからは“ジェントルマン”と呼ばれる。誰よりも振り切って笑いを取りに行くこともあり、コンテンツでは「雨に当たりたい」と服を着たままシャワーを浴びたり、ラーメンをおいしく食べるために氷水を被ったりと突飛な行動でメンバーを驚かせてきた。
▼[GOING SEVENTEEN] EP.41 나 혼자 사는 세븐틴 씨의 트루먼 쇼 #2 (The Truman Show of Mr. SVT’s We Live Alone #2)
JUN(読み:ジュン)
ポジション:PERFORMANCE TEAM
生年月日:1996.06.10
・Instagram https://www.instagram.com/junhui_moon/
しなやかなパフォーマンス、圧倒的な美しさでカメラに抜かれた一瞬で観る人の心を撃ち抜くJUN。ソロでの楽曲リリース、ドラマ『独占おとぎ話』で主演を務めるなど幅広く活躍。罰ゲームでもメンバーに強く当たることができないほどに誰に対しても温かい優しさを持ち、本人には隠してメンバーがJUNを運動会で勝たせようとする不自然な企画にも全く気付かない純粋さや、“四次元”と呼ばれる不思議さも愛されている。
HOSHI(読み:ホシ)
ポジション:PERFORMANCE TEAMリーダー
生年月日:1996.06.15
・Instagram https://www.instagram.com/ho5hi_kwon/
HOSHIという名前は韓国語の“虎の視線”が由来で、その名の通り、観る人を射るような鋭く妖艶な表情がSEVENTEENのパフォーマンスの中心で輝き、絶えず燃やし続ける情熱でダンスを率いるメンバーだ。バラエティではいつも明るく大きなリアクションや、そのときどきの感情が素直に出てしまう姿がその場の雰囲気を盛り上げる。最近では人気MCユ・ジェソクのバラエティ番組に出演し、グループの外でもその魅力を発揮している。
WONWOO(読み:ウォヌ)
ポジション:HIPHOP TEAM
生年月日:1996.07.17
・Instagram https://www.instagram.com/everyone_woo/
挑発的なラップから感性のあるボーカルまで、豊かな声色を聞かせてくれるWONWOO。先日リリースされたソロ曲「Leftover」では、強く気持ちを乗せたロックバラードで新たな一面を見せた。さりげないフォローやマイペースさが周りをほっとさせるが、面白いことやイタズラが好きでメンバーのノリや無茶振りにもしっかり応える。ゲーム配信やプライベートで撮影した写真用のインスタアカウントを作成するなど、趣味をファンに共有する姿も魅力。
WOOZI(読み:ウジ)
ポジション:VOCAL TEAMリーダー
生年月日:1996.11.22
・Instagram https://www.instagram.com/woozi_universefactory/
プロデューサーとしてSEVENTEENの音楽の要を担うWOOZI。レコーディングのディレクションも担当し、ピアノやギターなどの演奏、真摯なパフォーマンスと常に音楽と共にある彼。コンテンツでは進行を務めたりと一歩引いたクールな姿がよく見られるが、メンバーがやることに対して大爆笑したり、苦手なスキンシップをされるがままに受け入れる姿はかわいらしい。大のアニメ好きで、過去には配信でアニメについて6時間話したことも。
THE 8(読み:ディエイト)
ポジション:PERFORMANCE TEAM
生年月日:1997.11.07
・Instagram https://www.instagram.com/xuminghao_o/
長い手足で見せる繊細なダンス、余裕のある雰囲気と憂いを帯びた表情が印象的なTHE 8。「Super」では当時、怪我でパフォーマンスに一部のみの参加だったのにも関わらず、その一瞬で空気を変える圧倒的な存在感を見せた。その瞬間の率直な思いや独特な視点から飛び出す発言が魅力的で、バラエティに出演し、爪痕を残している。自然に触れることや読書、お茶など、自らを癒やす時間や自分の感覚を大切にする姿も愛される。
▼SEVENTEEN (세븐틴) ‘손오공’ Official MV
MINGYU(読み:ミンギュ)
ポジション:HIPHOP TEAM
生年月日:1997.04.06
・Instagram https://www.instagram.com/min9yu_k/
ワイルドなパフォーマンスにラップ、甘い歌声、鍛え上げられた体、そのどれもが目を引くMINGYU。ファッション・ビューティ界からも注目され、現在様々なブランドアンバサダーを務めている。メンバーを優しく気遣い、運動や料理なども万能にこなす“できる男”でありながら、マイクを避け、不思議な角度でお辞儀をした授賞式での何気ない行動などがメンバーから愛をもって全力でいじられる姿もよく見られる。
DK(読み:ドギョム)
ポジション:VOCAL TEAM
生年月日:1997.02.18
・Instagram https://www.instagram.com/dk_is_dokyeom/
圧倒的声量とまっすぐな歌声、そして誰をもハッピーにする笑顔が魅力のDK。2022年にはドラマ『二十五、二十一』のOSTをソロで歌唱し、最近もDAY6の「HAPPY」をカバーした動画をアップするなど、そのボーカルの美しさは確実に世界へ広まっている。SEVENTEENの中で笑いが巻き起こるときは必ず彼が中心にいると言っても過言ではなく、豪快な笑い声や天然さ、メンバーのどんな振りにも応える対応力と優しさがグループの温かさを作っている。
▼[MV] 도겸 (DK)(SEVENTEEN) – Go! / Official Music Video
▼[COVER] 도겸 – HAPPY (원곡 : DAY6)
SEUNGKWAN(読み:スングァン)
VOCAL TEAM
生年月日:1998.01.16
・Instagram https://www.instagram.com/pledis_boos/
「MAESTRO」での情緒的な表現やVOCAL TEAMの「Cheers to youth」での春風のような透明感まで、どんな楽曲も歌いこなすSEUNGKWAN。その実力から、これまでドラマ『青春の記録』『浪漫ドクターキム・サブ3』などでOSTを担当している。メンバーやファンが喜ぶことをよく観察し、飴と鞭を使いこなしながらSEVENTEENのトークの中心を担う彼。バラエティでは先陣を切って前に出ながらも、かわいがられたり、褒められると本気で照れてしまう一面も愛らしい。
▼SEVENTEEN (세븐틴) ‘MAESTRO’ Official MV
▼SEVENTEEN (세븐틴) ‘청춘찬가’ Official MV
VERNON(読み:バーノン)
ポジション:HIPHOP TEAM
生年月日:1998.02.18
・Instagram https://www.instagram.com/vernonline/
硬派なラップとスムースなダンスで印象を残すVERNON。以前から楽曲制作に参加していたが、最近ではHIPHOP TEAMの楽曲で精力的に作曲を行っている。ファッションブランドのグローバルアンバサダーを務め、新たにファッショナブルな魅力も発揮。普段は冷静沈着で辛辣なツッコミを入れる姿がよく見られるが、昨年末の紅白歌合戦でけん玉のギネス記録挑戦に参加したあと、SNSのニックネームを「けん玉ギネス記録保持者になるところだった」にするユニークさも。
DINO(読み:ディノ)
ポジション:PERFORMANCE TEAM
生年月日:1999.02.11
・Instagram https://www.instagram.com/feat.dino/
パワフルで丁寧なダンス、ソーダのような涼やかな歌声でパフォーマンスを支えるDINO。昨年はドラマ『無人島のディーバ』でのOST、ソロ曲「Wait」とアーティストとして新たな一面を見せた。最年少として12人のメンバーに優しく、厳しく見守られながら過ごし、どんなときも全力で場を盛り上げるエンターテイナーで、『GOING SEVENTEEN』内で人気を集めたピチョリンというキャラクターとして授賞式のライブパフォーマンスに登場したことも。
▼[MV] DINO(디노) (SEVENTEEN) _ ICARUS(이카루스) (CASTAWAY DIVA(무인도의 디바) OST Part.3)
▼DINO ‘Wait’ Official MV
■世界を魅了するSEVENTEENの魅力とは?
◎自己プロデュース力
SEVENTEENがデビュー当初から注目を集めていたのは、作詞作曲や振り付けなどを自らプロデュースしていることだ。デビューアルバムである、1st Mini Album「17 CARAT」からメンバーたちの名前が作詞作曲にクレジットされており、中でもWOOZIはプロデューサーとしてこれまで発表した楽曲のほとんどに携わっている。リリースする曲は全員が納得した上で決定しており、それもSEVENTEENらしさやチームワークを作る一因となっているのだろう。多くの振り付けにはHOSHIが参加しており、それぞれの特性を生かしながら自分たちの魅力や表現したい思いを最大限に反映した作品作りを一貫して続けている。
◎観る者を惹きつけるパフォーマンス力
一糸乱れぬダンスや13人だから作れるユニークなフォーメーション、彩り豊かな声色が耳を楽しませてくれるボーカル・ラップと、どこを取っても素晴らしいSEVENTEENのパフォーマンス。最新曲「MAESTRO」ではストイックでシックな見せ方、「HOT」は情熱的でセクシーな魅力を、「今 -明日 世界が終わっても-」では爽やかでチャーミングに、13人の全く違う個性があるからこそ見せられるコンセプトにも果てがない。そして何よりもCARATを楽しませ、自らも楽しむ力が圧倒的だ。自分たちで生み出した作品を彼らが一番に大切にしているからこそ、その姿を見るファンもつい笑顔になってしまうのだ。
▼SEVENTEEN (세븐틴) ‘MAESTRO’ Official MV
▼SEVENTEEN (세븐틴) ‘HOT’ Official MV
▼SEVENTEEN (세븐틴) ‘今 -明日 世界が終わっても-‘ (Ima -Even if the world ends tomorrow-) Official MV
◎バラエティ力
彼らの魅力を語るのに欠かせないのがバラエティだ。メンバーが集まり、ただ喋るだけでも全く飽きさせないトーク力を持ち、YouTubeコンテンツ『GOING SEVENTEEN』やウェブバラエティ『出張十五夜』では、笑いを取ることや自分が映る分量に対して驚くほどに貪欲な姿が見られる。その面白さが生まれるのは、お互いがどんな瞬間に輝くのかをしっかりと理解している深い信頼があるからこそ。13人という大所帯で活動をするのは簡単なことではないはずだが、デビューからひとりも欠けることなくここまで駆け抜け、現在も毎月のように全員での食事会を行うほどの仲の良さもSEVENTEENが愛される理由のひとつだ。
■『THE FIRST TAKE』で披露した「Last night (Acoustic Ver.)」
▼JEONGHAN X WONWOO (SEVENTEEN) ‘어젯밤 (Guitar by 박주원)’ Official MV
6月に1st Single Album「THIS MAN」をリリースし、K-POPユニットアルバム初動販売記録を塗り替え、オリコンシングルランキングでは1位を獲得するほど注目を集めているJEONGHAN X WONWOO。タイトル曲「Last night (Guitar by Park Juwon)」は現実的な空間「都市」を背景に「夢の中で見た男」という非現実的な素材を持って新しい都市伝説からインスピレーションを受けたストーリーをベースにしており、SEVENTEENのときとはまた違った、幻想的でありながら哀愁漂う2人のケミストリーを楽しむことができる。
▼Last night (Acoustic Ver.) – JEONGHAN X WONWOO (SEVENTEEN) / THE FIRST TAKE
穏やかな雰囲気でマイクの前に立ち、ヘッドフォンを着けるJEONGHANとWONWOO。タイトルの「Last night (Guitar by Park Juwon)」にちなんで“昨晩何をしたか”についてリラックスした様子でトークを繰り広げ、ジョンハンの「よろしくお願いします」から曲がスタート。
オリジナルではラテンギターの深みのあるイントロや無機質なサウンドが印象的だが、今回だけのスペシャルアレンジであるAcoustic Ver.はシックでエモーショナルなギターがベースになっており、歌声もより柔らかく優しく聴こえる。
この2人のユニットだからこそ堪能できるのはJEONGHANのあまやかな声とWONWOOの艶のある低音という、タイプの違う声色のコントラスト。クライマックスに向けて渋いトランペットの音と2人のハモリが切ない雰囲気を盛り上げながら、初めての『THE FIRST TAKE』を締めくくった。
■SEVENTEENの音楽をもっと!人気曲3選
「Super」
2023年発売の10th Mini Album「FML」ダブルタイトル曲のひとつ。このチームだからここまで来られた、愛するチームにいるからこそこれからも走り続けられるという、SEVENTEENが歩んできた道筋や力強い決意を韓国語のタイトルである“孫悟空”に例えた楽曲だ。荘厳なイントロから世界観に引き込み、繰り返される“DARUMDARIMDA”という呪文のようなフレーズや額に指を当てる振り付けのキャッチーさがインパクトを残し、ラストの盛り上がりは雄大な物語を締めくくり、また未来への期待をも感じさせる。
「Don’t Wanna Cry」
4th Mini Album「Al1」のタイトル曲として、2017年にリリース。別れた恋人を思い“泣きたくない”と繰り返すその切なさが胸を打つ、SEVENTEENの新境地を切り開いた楽曲。シンプルなサウンドの中にある高ぶりを引き立てるのは、気持ちを押し殺すかのような静寂さと今にも泣き出しそうな激情を表現したボーカルの対比。パフォーマンスも静けさの中の力強さ、そして大胆なしなやかさという両極の見せ方が曲のムードをさらに盛り上げ、ドラマティックな一曲に仕上がっている。
「Left & Right」
2020年にリリースされた7TH MINI ALBUM [Heng:garae]のタイトル曲「Left & Right」では、彼らのポップでコミカルな魅力を堪能できる。リスナーの背中を押し、寄り添ってくれる楽曲はたくさんあるが、この曲を聞くと余計な力を抜いて、根拠のない自信が湧いてくるような不思議な感覚がある。軽快で心地よいグルーヴに乗せたユニークな振り付けも、SEVENTEENが踊るからこそ貫禄がありカッコいい。DKのアドリブダンスをメンバーが真似して踊るライブパフォーマンスにも注目だ。
■世界で活躍するSEVENTEENから目が離せない!最新情報をチェック
デビュー10年目を迎え、BEST ALBUM「17 IS RIGHT HERE」も大ヒット中のSEVENTEEN。全速力で走り続ける彼らがどんな挑戦をしていくのか、今後の活動にも注目したい。
TEXT BY 東海林その子
▼SEVENTEEN最新情報はこちら
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