高いパフォーマンススキルとそれぞれの個性で、ファンを増やし続けている7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRST(ビーファースト)。『アネッサ』のANESSA Global Campaign Songとして話題の新曲「Smile Again」をリリースしたばかりの彼らの軌跡や必聴楽曲を紹介する。
■名前の由来は?現在までの歩み
・デビュー:2021年11月3日
・デビュー曲:Gifted.
・メンバー:SOTA(ソウタ)、SHUNTO(シュント)、MANATO(マナト)、RYUHEI(リュウヘイ)、 JUNON(ジュノン)、RYOKI(リョウキ)、 LEO(レオ)
・ファン呼称:BESTY(ベスティ)
・OFFICIAL SITE https://befirst.tokyo/
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SKY-HIが2020年に設立したBMSGに所属する7人組ダンス&ボーカルグループ。メンバーは歌、ダンス、ラップの実力が高く、音楽への深い愛情もあり、作詞作曲やコレオグラフにも携わる。
グループ名の由来には“誰もがオンリーワンでありながら、自分を磨くことを忘れず、ナンバーワンであることに誇りと愛を持ち続けてほしい。そしてすべての他者が自分と同じくナンバーワンを持っていることにリスペクトを持ち続けてほしい。そして誰から見てもナンバーワンであってほしい”というSKY-HIの思いがある。
ファンの呼称は、親友を意味するスラングであり、グループ名の最初と最後の文字をつなぎ合わせた“BESTY(ベスティ)”。YouTubeチャンネルでアップされる、舞台裏や等身大のメンバーを映し出した動画コンテンツも『You’re My “BESTY”』と題されており、ファンとメンバーとの“親友”のような距離感の近さを感じさせる。
▼BE:FIRST / You’re My “BESTY” #38:BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023 Vlog Part.5
BE:FIRSTは2021年8月に「Shining One」でプレデビューすると、オリコンのデジタルシングル週間ランキングをはじめ、主要チャートの数々で1位を獲得。
▼BE:FIRST / Shining One -Music Video-
同年11月に「Gifted.」でメジャーデビューし、Billboard JAPAN 総合ソング・チャート JAPAN HOT 100で1位となったほか、各種音楽チャートで40冠を達成した。オリコン週間ストリーミングランキング1位はBTS、LiSAに続く歴代3位の記録となるなど、新人とは思えぬ驚異の成績を残している。
▼BE:FIRST / Gifted. -Music Video-
2022年には『VIVA LA ROCK』『FUJI ROCK FESTIVAL』『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』『SUMMER SONIC』と大型ロックフェスに立て続けに出演し、全国ホールワンマンツアーを開催。ライブパフォーマンスの実力を惜しみなく発揮し、着実にファンを増やしていった。そして同年末には「Bye-Good-Bye」で第64回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞し、『第73回NHK紅白歌合戦』に初出場。音楽ファンのみならず、広い層から熱い支持を受けている。
■メンバープロフィール
SOTA(ソウタ)
SHUNTO(シュント)
MANATO(マナト)
RYUHEI(リュウヘイ)
JUNON(ジュノン)
RYOKI(リョウキ)
LEO(レオ)
■BE:FIRSTの魅力と人気の理由は?
◎世界で勝負できる実力の高さ、ジャンルレスな音楽性
BE:FIRSTのメンバーは実力者揃い。パフォーマンス映像を1曲でも観れば、誰もがそのスキルの高さに圧倒されるだろう。歌やダンス、表現力などそれぞれが強みを持ちつつ、メンバー同士が支え合い努力を重ねて苦手な分野も克服し、グループとしての実力を高め続けている。またメンバーの声色もとても個性豊か。耳が慣れてくれば、声の聴き分けがとてもしやすいはずだ。
BE:FIRSTの音楽性はヒップホップ、R&B、ポップス、ロックなどとても多岐にわたり、“ジャンルレス”と表現される。メンバー自身が楽曲制作に携わっているため、彼らのインスピレーション源を深掘りし、聴く音楽の幅が広がったと感じるファンも多いようだ。
◎グループの結束力の高さ
個性豊かなメンバーで構成されるBE:FIRSTだが、互いに仲間として認め合い、グループとしてとても強い結束力をもつ。音楽にはとことんストイックに、しかしオフともなれば仲の良い親友のように楽屋でもつねに賑やか。YouTubeにアップされているビハインド動画などを観れば、彼らの和気あいあいとした普段のムードをすぐに感じることができるだろう。
それぞれのメンバーが持っている強みをリスペクトし合っているため、メディアのインタビューなどでも他のメンバーから受けた刺激や、見習いたいポイントを口にすることが多い。
◎「音楽界を変えたい」世界を目指し、成長する姿
BE:FIRSTはSKY-HIが2020年に設立した事務所“BMSG”の第2弾アーティストであり、初のボーイズグループ。BE:FIRSTの名前が全世界に轟くとともに、BMSGの知名度も高まっていった。SKY-HIはBMSGを通じて「日本の音楽界を変えたい」「世界を目指せるアーティストを育てたい」と話しており、アーティストと二人三脚で会社が成長していく様を随時発信している。様々な記録を打ち立てながら素晴らしい音楽を届け続けるBE:FIRSTとBMSGの活動を追うなかで、日本の音楽史が塗り変わっていく様子をリアルタイムで目撃しているような感動を覚える瞬間は多いはずだ。
■『THE FIRST TAKE』で披露した「Bye-Good-Bye」
▼BE:FIRST / Bye-Good-Bye -Music Video-
「Bye-Good-Bye」は2022年5月にリリースされた、BE:FIRSTの2ndシングルの表題曲。Billboard JAPAN総合ソング・チャート JAPAN HOT 100で1位を獲得し、ストリーミング再生回数は累計1億回を突破した。
日本テレビ系「ZIP!」の朝ドラマ『サヨウナラのその前に Fantastic 31 Days』のテーマソングとして起用され、Spotifyの月間リスナー数は、この曲の配信後に80万人増加したという。2022年末には第64回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞。現時点でのBE:FIRST最大のヒット曲であり、グループの知名度を幅広い層に知らしめた、代表曲と言っていいだろう。
卒業入学シーズンに配信で先行リリースされたこの曲は、別れをポジティブに歌うナンバー。ポップなサウンドに乗せて、“だけどきっとBye-byeだけじゃ終わんない 夢を超えて会おうよ”と、前向きな心情が歌われている。
▼BE:FIRST – Bye-Good-Bye/ THE FIRST TAKE
『THE FIRST TAKE』では原曲よりも多彩な音色が重なる賑やかなアレンジが施されており、ホーンセクションが華々しくイントロを盛り上げ、ベースはグルーヴィーにスラップ音を響かせる。サウンドが盛り上がるにつれ7人の高揚感も増していき、弾けんばかりの笑顔を浮かべて全身でリズムに身を任せる姿には、音楽への愛を強く感じた。
「Bye-Good-Bye」はポップな曲調だがダンスが激しく、「歌いながら踊るのがとても難しい曲」とメンバーも説明している。この『THE FIRST TAKE』ではメンバーがダンスをせず、スタンドマイクを前に歌唱に専念しているので、そうした意味でもリラックス感に溢れているように感じられる。メンバーの仲の良さが瞬時に伝わる、歌唱前後の和やかなやりとりもぜひ堪能してほしい。
■人気曲の聴きどころ&見どころ
「Gifted.」
2021年11月3日にリリースされたBE:FIRSTのデビュー曲。キャッチーなダンスナンバーだったプレデビュー曲「Shining One」から一転、荘厳な「Gifted.」をデビュー曲に据えるところに、“これから音楽界に切り込んでいく”というBE:FIRSTの覚悟とチャレンジングな姿勢を感じずにはいられない。7人が横並びになり、それぞれにフリーで踊るラストの“We all gifted”のパートはぜひライブで凝視してほしいポイントだ。
「Shining One」
BE:FIRST結成3日後にリリースされたプレデビュー曲。“未来に向かって走り出していく”という、結成当初の彼ら自身が表現されたような楽曲で、メンバーのフレッシュさとさわやかさをたっぷり堪能できる。目まぐるしく変化するフォーメーションやラップ、のびやかなボーカルは、プレデビュー曲とは思えないスキルの高さ。RYOKIが囁くパート“Can you feel it?”はライブでは毎回アレンジして披露されることが多く、ファンからの注目度も高い。
「Betrayal Game」
日本テレビ系ドラマ『探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~』主題歌。ダークかつセクシーさが漂い、グループのあらたな一面を提示した楽曲だ。音数は少なく構成もシンプルだが、だからこそメンバーそれぞれのボーカルの魅力が際立つ。メンバーがシームレスに入れ替わっていくようなイントロが印象的なMVは、7人が夜の街でクールに踊る姿とホワイトを基調とした部屋に佇む姿、相反する世界観を一度に楽しめる。
「Scream」
2022年8月にリリースされた記念すべき1stアルバム『BE:1』のリード曲。ホラーなテイストで猛々しく踊り狂う7人の姿が脳裏に強烈な印象を残す。エイリアンが憑依したかのような、サビ前のRYUHEIとRYOKIの“ha ha ha…”は鳥肌もの。最後のサビではJUNONとRYOKIが難易度の高いフェイクを決めている。MVでは、結成から1年が経ち、表現力をさらに高めた7人の表情にも注目してほしい。
「Boom Boom Back」
2023年2月に配信リリースされたヒップホップ調のダンスナンバー。TikTokでバズを起こし、関連動画総再生数は1億を突破した。ストリートファッションに身を包んだメンバーが街を練り歩くMVは2000年代の渋谷をテーマとしており、幅広い世代のハートを掴んでいる。SHUNTOは得意のスケートボードも披露。エッジの効いたラップパートが際立つが、Bメロを中心に彼らのボーカルスキルの高さもしっかりと堪能できる楽曲だ。
■今夏大注目の新曲「Smile Again」リリース
資生堂『アネッサ』のANESSA Global Campaign Songである3rdシングル表題曲「Smile Agein」は、シングルリード曲としてはBE:FIRST初となるラブソング。切なさと儚さをまとった楽曲の世界観を、メンバーが繊細に表現している。
新曲を発表するたびにあらたな表現を見せ、新鮮な音楽体験を与えてくれるBE:FIRSTの活躍からは、今後も目が離せない。
TEXT BY 岸野恵加
▼BE:FIRST 最新情報はこちら
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