■「ご覧になっている方に、楽曲や歌手の方の魅力というものが伝わったらと思っています」(KinKi Kids・堂本光一)
日本を代表するアーティストが、思い出深い名曲をカバーするNHKの音楽番組『The Covers』が、4月3日の放送回で9年目を迎える。新年度からは、あらたにBSのみならず、総合テレビでも『スペシャル版』(木曜22時~ ※年4本程度)が放送される。
そんな『The Covers』の番組ナレーターに、今年デビュー25周年を迎えるKinKi Kidsの堂本光一が決定した。堂本光一にとって番組ナレーションは今回が初となる。
デビュー当時から、山下達郎、吉田拓郎、松本隆、筒美京平といった日本の音楽シーンを代表するヒットメーカーから楽曲提供を受けてきたKinKi Kids。25年にわたり、多くのレジェンドが手がける“時代に刻まれるヒットナンバー”を歌い続けてきた彼が、楽曲とアーティストにリスペクトを込めて、“声のナビゲーター”として視聴者を名曲の世界に誘う。
■堂本光一インタビュー
Q:初の番組ナレーション収録を終えて
今までに、自分の作品に声をあてたり、アニメの声優さんなどはやったことがありましたが、自分ではない、素敵なアーティストの方のナレーションをするというのは、とても責任を感じるというか。本当にちゃんとしなきゃダメだな、という思いでやらせて頂きました。全く自分が表に出ない、声だけで何か物をお伝えするということには興味はありましたし、自分としてはやはり、こういった、声でやらせて頂くお仕事って好きだなと思いました。楽しいですね、やっていて。ブースでヘッドホンをしてしゃべると、思いっきり自分の声が聴こえるじゃないですか。舞台ではまた違う鳴らし方をするし、普段テレビとかではまた違うしゃべり方をするし、ちょっとしたニュアンス、ちょっとしたアクセント、ちょっとした強弱、そういったものが凄くダイレクトに伝わるものだなと思ったので、とても繊細なお仕事だなと思いました。Q:これからの『The Covers』ナレーションに向けての抱負
やはり名曲って、世代を問わず聴いたことがあるとか、そういったものが名曲だと思うんですよね。なぜ自分はこの曲を聴いたことがあるんだろうな、とか。それってやはり歌い継がれているからですし。この番組のナレーションをやらせて頂くというのは、そういった意味でも、すごく大事に、伝わるようにしなければいけないというような思いです。
ご覧になっている方に、楽曲や歌手の方の魅力というものが伝わったら、と自分自身も思っています。
番組情報
NHK BSプレミアム/BS4K『The Covers』
MC:リリー・フランキー、水原希子
ナレーター:堂本光一
04/03(日)22:50~23:20
「原田知世40周年スペシャル」
【曲目】
「守ってあげたい」(松任谷由実/1981)
「ユー・メイ・ドリーム」(シーナ&ロケッツ/1979)
「一番に教えたい」 (原田知世/2022)
04/10(日)22:50~23:20
「Cocco 25周年スペシャル ~春に贈るうた~」
【曲目】
「なごり雪」 (かぐや姫/1974)
「強く儚い者たち」 (Cocco/1997)
「光溢れ」 (Cocco/2022)
04/17(日)22:50~23:20
「スターダスト☆レビュー40周年・春」
04/24(日)22:50~23:20
「レキシ、ゴダイゴ&さだまさし名曲を歌う」
『The Covers』番組サイト
nhk.jp/thecovers