Co shu Nie、藍井エイルとの交流明かす。「人柄が声に出てる」

■Co shu Nie、2ndアルバム『Flos Ex Machina』収録の「迷路～本編～」に込めた想い語る。「みんなが感じている孤独な夜に温かさをお届けしたくて描いた」（中村未来）

3月23日朝、音楽とエンタテインメントに特化したInterFMの情報番組『MUSIClock with THE FIRST TIMES』に、3月のGUEST MUSIC BROAD CASTER（マンスリーコーナーDJ）の水曜日担当として、Co shu Nie（Coの「o」はウムラウトありが正式表記）の中村未来、松本駿介が登場した。

番組冒頭、「小学校の頃、水泳教室に通っていたけど、人間は水に浮かないことを悟った」と話す中村が、「水には浮かないけど、お風呂に入ることは好きで、3時間くらい入ってほぼ水になっていることがあって。無心になってしまうんです。熱いのが好きなんですけど、カエルは水から茹でると茹だってることに気づかないのと逆で、ぬるいことに気付かないんです」と不思議トークを展開すると、「瞑想に近いんですかね？」と聞くMUSIC BROAD CASTERの山崎あみに、「そうでしょうね。お風呂から上がると急に曲がたくさん出てくることがあるんで。たぶん、お風呂でリセットされてると思います」と自身を分析。「僕は泳げますよ、ばっちり！」と話す松本は、「小さい頃、おじいちゃんにスパルタ教育されて。ボートで海に連れてかれて、無理やり落とされて。結構トラウマなんですけど、それもあって泳げるようになりました」とエピソードを明かすと、それを聞いた山崎が「中村さんも松本さんのおじいさまに教えてもらえば（泳げるかもしれない）！」と提案すると、「ダメですよ、もう無理です！」と中村が即答。みんなで大笑いする中、明るく番組をスタートした。

最新の音楽ニュースを紹介するコーナーでは、藍井エイルの「Resonance」が、美少女RPGゲーム『放置少女〜百花繚乱の萌姫たち～』の5周年記念テーマソングに決定というニュースをピックアップ。もともとCo shu Nieの大ファンで、中村の作詞作曲による「PHOENIX PRAYER」を楽曲提供していたりと、親交の深い藍井について聞かれると、「結構連絡を取り合うし、お互いにライブの報告をしたり、いろんな話をします」と答えた中村。松本は「歌詞とか歌に対してすごく誠実に向き合っていて。『PHOENIX PRAYER』の歌録りも、自分ですごく考えて、『こういう風に表現したい』と言って下さったり。それが声にも出てるから、真っ直ぐ届く声だなと思います。優しくてすごい気遣いも出来るし、人のことをすごく見えてる人で、人柄が声に出てる部分もあると思います」と人柄の良さについて話した。

自身によるニュース読みでは、ジェニーハイが全国ツアーのファイナルとなる東京公演を Zepp Haneda で開催したことを紹介。「（中嶋）イッキュウと長年の友達です」と中村が話すと、松本はくっきー！（野性爆弾）のベースについて「ストラップをめちゃ高い位置で弾いてるんですけど、3年くらい前の映像では腰の位置で弾いてたので驚いて。くっきー！さんをもっと知りたいなと思いました」と語り、「川谷（絵音）さんのメロのリズムとか、癖があってすごく面白いですよね。あとジェニーハイで一番面白いのが、新垣（隆）さんのピアノ。プロすぎて、入ってきただけで笑っちゃう！　全員の個性が強くて、すごく豪華ですよね」（松本）とジェニーハイの魅力を語った。

リリースされたばかりの2ndアルバム『Flos Ex Machina』について語った番組後半。「迷路～本編～」のMVが公開されたという話題では、「内面との葛藤とか難しい部分から、それをどう受け入れるかとか、全てを受け入れて前に進む強さをしっかり表現出来ているMVだと思いました。サビが2回あって、どっちも印象的で雰囲気も違うんですけど。監督のYUKARIさんがしっかりそれを受け入れて表現してくれました」（松本）と完成しての感想を満足そうに語り、中村は「相当前に作ったんですけど、眠れない夜がずっと続いてて。そういう夜ってみんなあると思うので、みんなが感じている孤独な夜に温かさをお届けしたくて描いた曲です。アルバムの最後を飾る完璧な曲だと思うし、カタルシスを得られる曲だと思っています」と楽曲について語った。

Co shu Nieは、4月1日から全国ツアーがスタート。チケットは現在一般発売中なので、オフィシャルサイトや SNS をチェックして欲しい。

InterFM『MUSIClock with THE FIRST TIMES』は、放送後から1週間、radikoで視聴可能。最新の音楽情報を提供するコーナーは、あさ8時15分頃から放送されている。