■湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)という豪華クリエイター陣が集結!
湯浅政明監督による劇場アニメーション『犬王』の公開日が、5月28日に決定。あわせて、本ビジュアルと本予告映像、そして場面写真が解禁された。
『第78回ヴェネチア国際映画祭』で“ロックオペラ”と評された本作は、湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)が集結し、室町時代に人気を博しながらも歴史に名が刻まれなかった実在の能楽師・犬王を大胆不敵な解釈、イマジネーションを駆使して描く“狂騒のミュージカルアニメーション”。
『平家物語犬王の巻』(古川日出男著/河出文庫刊)を原作に、カリスマ性と歌唱力、そして野心を抱く主人公・犬王を人気バンド、女王蜂のアヴ(Vo)ちゃんが演じ、その相棒となる琵琶法師・友魚(ともな)を実力派俳優・森山未來が演じる。
主人公・犬王を演じるアヴちゃんの歌声で始まる予告映像では、ヒップホップやロックが入り混じり、歓喜する民衆の様子などが描かれ、グルーヴする音楽、派手なパフォーマンスシーンが印象的な映像に仕上がっている。また、脇を固める柄本 佑(足利義満役)、津田健次郎(犬王の父役)、松重 豊(友魚の父役)の声もこのたび初披露となる。
同時に解禁となった本ビジュアルでは、橋の下に作られた特設ステージで瓢箪のお面を高々と掲げる犬王と、琵琶を携えた友魚のド派手なステージ姿が。その背後には橋の上からふたりのステージを見届けようと待ちわびる民衆の姿があり、まさに音楽フェスの熱気を感じさせる。
犬王&友魚の友情・激しいライブシーンなど印象的なシーンを切り取った場面写真も解禁となり、ふたりが一体どんなパフォーマンスを繰り出してくるのか、さらに期待が高まる。
また、本ビジュアルに券面デザインが一新されたムビチケカード第2弾は3月26日より発売開始。購入特典は、本作で重要な役割を果たす「平家の魂」をあしらったアクリルキーホルダーに決定した。
さらに、本予告にも登場する楽曲を含めた『犬王』オリジナルサウンドトラックのリリースが5月25日に決定。『いだてん~東京オリムピック噺~』『花束みたいな恋をした』などの大友良英が紡ぐ楽曲、アヴちゃん・森山未來が熱く歌い上げる劇中曲が収録される。
イベント情報
『犬王』
5月28日(土) 全国ロードショー
声の出演:アヴちゃん(女王蜂) 森山未來 / 柄本佑 津田健次郎 松重豊
原作:『平家物語 犬王の巻』古川日出男著/河出文庫刊
監督:湯浅政明
脚本:野木亜紀子
キャラクター原案:松本大洋
音楽:大友良英
アニメーション制作:サイエンスSARU
配給:アニプレックス、アスミック・エース
(c)2021 “INU-OH” Film Partners
【あらすじ】
室町の京の都、猿楽の一座に生まれた異形の子、犬王。周囲に疎まれ、その顔は瓢箪(ひょうたん)の面で隠された。
ある日犬王は、平家の呪いで盲目になった琵琶法師の少年・友魚と出会う。名よりも先に、歌と舞を交わす二人。友魚は琵琶の弦を弾き、犬王は足を踏み鳴らす。一瞬にして拡がる、ふたりだけの呼吸、ふたりだけの世界。
「ここから始まるんだ。俺たちは」
壮絶な運命すら楽しみ、力強い舞で自らの人生を切り拓く犬王。呪いの真相を求め、琵琶を掻き鳴らし異界と共振する友魚。乱世を生き抜くためのバディとなったふたりは、お互いの才能を開花させ、唯一無二のエンターテイナーとして人々を熱狂させていく。頂点を極めた二人を待ち受けるものとは――?
歴史に隠された実在の能楽師=ポップスター・犬王と友魚から生まれた、時を超えた友情の物語。
『犬王』作品サイト
https://inuoh-anime.com/
女王蜂 OFFICIAL SITE
http://www.ziyoou-vachi.com/